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DXに欠かせないケースマネジメントとは?~概要編~

昨今話題のDX。
社内の紙やExcelで行っている業務をデジタル化することを指します。
しかし、これらの業務をただ置き換えるだけでは、DXがうまくいかないケースが多くあります。
そこで、重要になるのが『ケースマネジメント』です。
今回はそんなケースマネジメントの概要とメリットについてご紹介いたします。
DXを検討されている方や躓いている方は是非ご覧ください!

そもそもケースマネジメントって何?

ケースマネジメントは、一つの案件や製品などをケースとして、それに対する一つ一つの業務や工程の全体を管理していくという考え方です。

DXを推進するにあたり、ただ紙やExcelで行っている業務を置き換えるだけでは、各業務がバラバラにデジタル化されるだけであり、業務の一連の流れで見たときにはあまり効果はありません。
そのため、業務を一連の流れで捉え、各ステータスでの成果物や承認フロー、つなぎの部分を含めた全体でのデジタル化が必要なのです。

ケースマネジメントのメリット

ケースマネジメントのメリットは主に三つです。

ヒューマンエラーの防止

ケースマネジメントは業務の一連の流れをつなげていくため、転記作業が減ります。また、このように、人が起因として発生していたヒューマンエラーを防止することができます。

業務全体の効率化を考えやすい

例えば、業務全体のステータスが1つのシステム上で見れるようにすれば、「いま、誰が、何を」しているのか常に把握することができます。
そうすることで、一連の流れの中でどこがボトルネックとなっているのか明白になるため、業務改善を効果的に行うことができます。

お問い合わせ件数の削減

一連の業務がつながっているため、年に数回しか行わないような細かい関連業務も自然と抜け漏れなく行えるようになるため、情報システム部門など管理している部門へのお問い合わせ件数が減っていきます。

最後に

いかがでしたでしょうか。
DXに欠かせないケースマネジメントの概要とメリットについてお話しいたしました。
次回はケースマネジメントを行ううえで必要な点についてご紹介いたします。

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