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DXに欠かせないケースマネジメントとは?~要件編~
昨今話題のDX。
社内の紙やExcelで行っている業務をデジタル化することを指します。
しかし、これらの業務をただ置き換えるだけでは、DXがうまくいかないケースが多くあります。
そこで、重要になるのが『ケースマネジメント』です。
今回はそんなケースマネジメントを実現するうえで欠かせないクラウド化に必要な要件ついてご紹介いたします。
DXを検討されている方や躓いている方は是非ご覧ください!
振り返り
そもそもケースマネジメントとは以下の通りです。
ケースマネジメントは、一つの案件や製品などをケースとして、それに対すそのる一つ一つの業務や工程の全体を管理していくという考え方です。
ケースマネジメントのメリットは主に三つです。
・ヒューマンエラーの防止
・業務全体の効率化を考えやすい
・お問い合わせ件数の削減
ケースマネジメントの実現にはクラウド化が必要不可欠!
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上述してあるように、ケースマネジメントには多くのメリットがあります。
そのケースマネジメントを実現させるためには、クラウド化が必要不可欠です。
その中でも、以下の要件を満たしたシステムを導入する必要があります。
部門に囚われない
ケースマネジメントを実現する上では社内の関連業務をつなげることが前提となります。そのため、部門に囚われてしまうシステムではケースマネジメントの実現ができないのです。
例えば、何かしらの申請業務を行う際にも、営業部やマーケティング部から申請をし、総務部、財務部が承認するといったフローになります。
また、営業部が案件を受注する際にも、開発部やサポート部門、経理部、財務部など複数の部署が関わっています。
そのため、社内のすべての部門において利用することができるシステムが求められます。
部門だけでなく、業務もつながる
上述してあるような部門を超えたシステム化だけでなく、各業務がつながっていく必要があります。
そのため、一つの業務に対して複数の業務をつなげられる機能が重要となります。
例えば、文書の親子関係を簡単に設定できたり、データの集計ができるようになったりといった形です。
他のシステムとも連携できる
企業がデジタル化を行っていくには、適材適所なシステムを導入していく必要があります。そうすると、あらゆる業務のデジタル化が完了した際には複数のシステムを併用しているケースが多いです。
そのため、ケースマネジメントの実現にはシステム間の連携が必要となります。
最後に
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いかがでしたでしょうか。
DXに欠かせないケースマネジメントを実現するうえで欠かせないクラウド化に必要な要件についてお話しいたしました。
次回はCanbus.でのケースマネジメントについてご紹介いたします。