早く打つためには?
こんにちはこんにちは、Yuです。
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今回ですが、タイトル通り「麻雀で早く打つためには?」ということについて書いてみたいと思います。特に初心者の方で「他の人、切るの早くね?」とか、「すぐ自分の番が来て慌てる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事はそれを少しでも解決するヒントになればいいな、ということで書いていきます。
注意点がいくつか。
・あくまで僕のやり方です
・私は麻雀が上手くありません(最高で雀豪2の量産型)
・内容にピンとこない方はこの記事の対象ではありません
・効率や巧拙の話は私はできないので、スピードの話のみをします
どうして早く打つ必要があるのか?ということなのですが、対人ゲームである以上は周りに合わせることも大事なのかなあ、ということです。
ただし、立直が入った/手牌が複雑な形になったなどで何巡か遅くなった、という場合は何も気に病むことはありません。大体みんなそんな感じです。
仮に、他の人はツモってきて5秒、私は10秒で捨てます。と、しましょう(こんなに極端なことはそうないですがあくまで例です)。ルールは半荘戦で8局、平均して12巡で1局が終わるとします。
この場合、1局あたり5秒×12巡で60秒、8局やれば8分も他人の時間を奪ってしまうことになります。
周りもじっくり考えるタイプだったり、友達とやるなら問題ないのですが、大抵の場合はみんな限られた時間でゲームをやっているので、ある程度周りに合わせられるに越したことはありませんよね。
「持ち時間はルールで決まってるんだ!ルール違反をしているわけではない!早く打つ必要なんかない!」というのも正しいです。
この記事はあくまで「ついていけない」「早く打てるようになりたい」「他人の時間を奪うのはいやだ」という方向けです。それではいきましょう。
・その局に狙えそうな役を考える
ここで重要なことは配牌からどのような役を作ろうとするか?です。
「役あんまり覚えてねえ!」ひとまず今覚えている役で構いません。今は覚えていなくてもいずれ覚えていくので。
狙えそうな役がない場合、あるいは役がわからない、という場合は次の段落に進みます。
こんな感じの配牌があったとします。よほど限られた状況じゃなければ基本は平和(とタンヤオ)、上手くいけば456の三色同順が狙えそうです。一番高いタンヤオ平和三色に向かうと方針を決めたとしましょう。タンヤオには1と9と字牌は使えないので、自動的にこの場合の捨て牌の候補は1p,9p,北のどれかになります。
・良い形を作っていく
次に、配牌からなんとなく役を考えたあと、または狙えそうな役がなく、とりあえず立直を狙う段階の話です。
アガるためには4面子1雀頭を作らないといけない(七対子や国士無双を除く)ので、それの作り方の話をしましょう。
メンツになり得るもの、というのは2枚ないし3枚の形なのですが、強さがあります。強さレベルを「パワー」という脳筋単位で表してみましょう。
※「囲ってある形」だけを見てください。
赤(対子):こいつはアタマになれるいいやつですが、2パワーです。
橙(嵌張):こいつと、12または89の形(辺張といいます)は4パワーです。
ただし、135のように、ふたつくっつくと8パワーになります。
黄(両面):こいつは万能選手です。8パワーもあります。
緑(複合):こいつマジ強いです。つよつよのつよです。驚異の10パワーです。
ただし、112や557のようなひとつとびの形だと6パワーです。
パワーって要するに、「そいつがメンツになるための枚数」です。緑の場合は4と7が4枚ずつの8枚と、5が自分で2枚使っているため残り2枚なので合計10枚嬉しい牌があるということですね。
字牌は使い道が限られるので、語弊を恐れずに言えばあんまり要らないです。
こんな感じだったとしましょう。
東を鳴き(引き)ました/立直一本で勝負します!と決めてアガリに向かう場合、何が欲しくて何が要らないか?ということですが、まず西は要りません。役にもなりませんし。中もまあまあ要らないです。引いてきた場合はもう一枚引くか鳴けば役になるのでそれはそれで成り行き任せで構いませんが。
欲しいものはまず2mか東。引けば8パワーの形になるので、次いで5m7mや5s7sです。2sや3s、1pなんかはあんまり嬉しくないです。4パワーなので。東を鳴ける/引く前提で考えると7p8p9pも嬉しいです。アタマと1面子ができるので。
こんな感じで色々と形を覚えて、強い形を作るように心掛けておくと、「どれがいらないかな?」と考える時間が減るかもしれません。この時点では南・北・白・発・9sなんかは使い道がないので、引いてきたらすぐに捨てることができます。
・捨てる牌を考えておく
これが最後です。方針を決めて、ある程度形を覚えると自ずと「引いて嬉しい牌」「引いても嬉しくない牌」「不要な牌」というのが決まってきます。
こんな感じの場合、僕は(基本は平和、タンヤオもいけそう)と思って打つので、東が役牌であろうが知ったこっちゃありません、もはや考えることもなく捨てます。
捨てた後ですが、「何を引いたら嬉しいか?それを引いたら何を捨てるか?」ということを考えます。4mや7mや5pを引けば7p、7pを引けば1p(タンヤオがあるので)みたいな感じです。
・おわりに
こんなふうに考えると、毎巡悩んでしまって「まわりについていけない」とか、「一人で時間を使って申し訳ない……」ということを少しだけでも減らせるのかなあ、と思います。
あとは経験もかなり重要なので、対CPU戦である程度のスピードを身につける、というのもかなり良い手段です。量もこなせますしね。