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【カナダワーホリ留学体験談】語学学校Kaplanバンクーバー校について
photo via Kaplan International
コロナ禍の2021年8月にカナダ留学を果たしたY.Nさん。ワーキングホリデービザでカナダに渡航し、現地の語学学校Kaplan International Languagesのバンクーバー校に通いました。
そんなY.Nさんに、カナダの入国からKaplanバンクーバー校の詳しい情報、授業やアクティビティの様子などをレポートいただきました!
※こちらの情報は通学時(2021年8月)のものになります。学校や現地の様子は、コロナ禍では変更が多いため、最新の情報を確認するようにしてくださいね。
実際にカナダ留学をして、現地の語学学校で学びたい!と考えている方は、カナダジャーナルまでお気軽にお問い合わせくださいね。LINEまたはお問い合わせフォームから、カナダ現地のスタッフに無料相談いただけます。
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コロナ禍のカナダ入国について
私は2021年8月14日に、ワーキングホリデービザでカナダに入国しました。
コロナ禍での渡航でしたが、世界的にワクチンの普及も進みつつありました。カナダの入国制限についての情報が、数週間単位で更新されていたので、無事入国できるよう頻繁に情報をチェックをしていました。
私が入学をしたときは、2021年7月からの緩和措置で「入国の14日以上前にカナダ政府指定のワクチンを2回接種していれば、自己隔離が免除」でした。私は渡航前にワクチン接種を完了して証明書を発行、入国日の3日後から登校することができました。
初日の月曜日はオンラインでのオリエンテーションでした。各自簡単な自己紹介をした後、以下のような案内を受けます。
バンクーバーとはどんな場所なのか説明
学校が企画する様々なアクティビティの紹介
私たち生徒をサポートしてくれるスタッフの紹介
スケジュールを確認するための個人アカウントのログイン方法
そして翌日の火曜日から、対面授業が始まりました。
語学学校Kaplanについて
Kaplan International Languagesは、こんな学校です。
6ヵ国に40校のキャンパスがあり(2021年8月時点)
英語圏にある語学学校の中で最大規模
カナダにはバンクーバーとトロントの2校
Kaplanバンクーバー校について
私が通うバンクーバー校は、ビジネスの中心地でさまざまなブランドショップやホテルが建ち並ぶダウンタウンの中にあります。
最寄り駅(BurrardまたはVancouver City Centre)から徒歩5分
学校はビルの3階にあり
教室は全部で16個
掃除スタッフが毎日いて、頻繁にすれ違います。校内もトイレもとてもキレイです。
校内にはPCルーム、バルコニー、ゆったりしたラウンジにテーブルやソファがあり各々談話したりホームワークをしています。
Kaplanバンクーバー校の英語プログラム
レベルはA1(ELEMENTARY初級)~C2(PROFICIENCY特級)の6段階
IELTS、TOEFULといった英語試験対策コースもあり
現在開講しているクラスは14クラスほど(2021年8月時点)
一般英語クラスはC1とC2クラスが合体されており、5レベルで計11クラス(2021年8月時点)
TOEFL、IELTS、EAPクラスがそれぞれ1クラスずつあり
現在はワクチン接種者が増えて入国しやすくなり、生徒数が増えつつあるのでクラスは増えていくと思います。
また、オンラインクラスは入国後の自己隔離中に受けている生徒も数人いますが、多くは対面授業を希望するそうです。
他国からも受けられるオンラインだけのクラスもありますが、今はほとんどイギリス校のクラスになるようです。
通学時の国籍比率
生徒の国際比率は、週単位で入れ替わるため時期によって変わると思います。以下が私の印象です。
日本30%
アジア(主に韓国)30%
ラテン25%
ヨーロッパ15%
事前情報よりもさらに日本人が多く感じるのは、コロナ禍で留学先が限られ、偏りが出ていたからだと思います。
Kaplanバンクーバー校の授業について
私の選んだIntensive Academic Semester(5 month)コースでは、一般英語3時間に加え、自分が強化したい特別スキル授業(Specific skills)70分を選択して受けることができます。
一般英語クラス
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Kaplanが独自で作っている教科書が配られ、2〜3週間ごとに新しい教科書に切り替わります。授業の進みは以下の通り。
発音なども細かく教えてくれる
比較的ゆったりしている印象
毎週月曜日に復習小テストがあり
また、何についてもペアやグループで行うのでディスカッションの割合は多いです。何度か席をシャッフルされるので、毎回同じ人とだけ話すようなこともありません。
特別スキル授業
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リーディングのクラスでは先生が準備した資料を読み、素早く必要な情報を見つけるスキャニングスキルや、重要な情報をピックアップする方法を学びました。
リーディングやライティングのクラスだからと言って、ただ読み書きするだけではありません。
毎回2〜3人に分けられ、一緒に問題を解いたりトピックごとにそれぞれ意見を出し合い、たくさんディスカッションします。
一般英語のクラスと違って短く限られた時間なので、こちらは割とテンポ良く進みます。
授業全体の感想
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大抵はどの授業も、週末の予定、昨日何したか?などのフリートークから始まります。授業の進め方は先生によってやり方が全然違う印象です。
人によっては合う合わないもあるようですが、希望を出して違う先生のクラスに変更することや、午前のクラス(8:10〜11:20)と午後のクラス(14:40〜17:50)の変更も可能で自分の学びやすい環境を選べます。
授業はホワイトボードではなくスクリーンを使って行われ、話題に出たニュースや事柄(本、映画、アプリなど)をすぐにウェブ検索してくれるので、情報の共有がしやすいです。
また、4週間ごとに学校から個々の学生レポートがメールで届き、授業の出席率や小テストの正解率、先生からのコメントがあります。
先生からのコメントは授業中の私に対しての印象や傾向、良い部分と改善していくべき箇所の指摘があり、そのために役立てるオススメのオンライン教材や勉強方法などを教えてくれます。
Kaplanのレベル分けについて
5週間に一度レベルUPテストを行いますが、10週間でレベルアップする目安なので大抵2回目以降にパスすることができるようです(※個人差があります)。私はまだ受けていませんが、受けた人に聞くと皆さん2〜3時間かかっています…。
私はカナダに来る前にイギリスで3ヶ月別の学校に通いましたが、このようなレベル分けのテストはありませんでした。
Kaplanではレベルによって習得するべき範囲がはっきりとしていて、かける時間を意識したり、レベルアップに向けて自分自身で努力していくことができると思います。学び方が「何となく」ではなく「明確」といった感じです。
Kaplanで受講できる「プラス α」のクラスについて
自分が受講しているクラス以外で、先生が主導で行われるクラスがあります。
1.自由参加のクラス「K+learning Club」
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こちらは、ある1週間のスケジュールです。
自由参加で、1週間を通して特定の自分が伸ばしたい分野について集中して学ぶことができます。
一般英語と特別スキルのクラスの間、またはクラス後に受けることができます。
私はできたら週に3回は受けるようにしています。特にConversation Clubではレベルに関係なく他のクラスの生徒と話せるので知り合うきっかけにもなりおすすめです。
また、自主勉強でも少しでもたくさん先生に教われた方がお得ですよね。
2.オンライン学習ツール「K+ Online」
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教科書と連動しているオンライン学習ツール「K+ Online」です。
入学するとすぐに自分のアカウントを登録してログインできるようになります。
教科書で学んだ文法、リスニング、単語などをインプットするために、練習問題に取り組み復習することができます。
パソコンやスマホで空いた時間にいつでも自習ができるのも便利です。
Kaplanのアクティビティについて
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これは今年9月のアクティビティのスケジュールです。
Kaplanと言えばアクティビティが充実していることを、学校選びの際から聞いてはいましたが、何校か他の学校の通ったことのある生徒も比較して多いと言っていました。
ほぼ毎日と言っていいほど、何か開催されます。私が以前通った学校はコロナ禍だったせいもありますが週に2回ほどでした。
Kaplanアクティビティの申し込み方
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エントランス前にテーブルがあり、次の週のアクティビティの申し込み欄がそれぞれあります。
自分が参加したい欄に名前を記入し、参加費が必要なものはできるだけ早めにカウンターで支払います。
週末には少し遠出のアクティビティや数泊する旅行もあるので、1人では行きづらい場所でも安心して楽しめます。
ボートやハイキング、離島への旅行はカナダならではの大自然を満喫できるチャンスです!
そして何よりクラスメイトや他の生徒たちとの仲を深めるきっかけになるので、恥ずかしがらずに参加することをおすすめします。
Kaplanに通った感想まとめ
私がKaplanバンクーバー校に来て最初に感じたのは、イギリスで通った学校に比べて若い子が多い!ということでした(笑)。
私が通った時期は多くの生徒は17〜23歳くらいで、高校卒業後や大学を休学して来ている生徒が多い印象でした。
コロナ禍でワーキングホリデービザで入国して学校に通うのが難しかったためかもしれません。
私は30歳でギリギリでビザを取得して来たので、正直最初は歳下の子達ばかりの中にいるのは緊張しました。が、徐々に慣れます。
そして、海外留学で英語を身につけていく上で一番必要なのはとにかく話すことだと実感しました。
単語や文法をインプットするために机に向かって暗記しても、新しい単語は実際に自分で話して使っていかないと本当に覚えることはできません。
特に私たち日本人や、韓国人は文法ができても会話が苦手です。私のクラスは半数がアジア人で占めていて、たまにシーンとなってしまう時間があり先生にも注意されます。
学校にはたくさん日本人の生徒もいますし、きれいなシェアハウスを選ぼうとすると同居人も日本人だけ、海外の友達よりも日本人の方が多くなり日本語で会話しがちです。
私は日本にいるとき、英語は海外に住めば自然に話せるようになってくるものだと思っていましたが、全くそんなことはありません。
多くの国で日本人のコミュニティもあるし、言葉が通じなくても生活していけます。
できるだけたくさん海外の友達と知り合って一緒にどこかに出かけたり、英語でコミュニケーションを取り続けた方が英語力もついてきて、より海外生活を楽しめると思います。
Kaplanはしっかりとしたシステムとたくさんのアクティビティがあり、積極的に英語を学べる環境だと思います。
以上とても長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました。少しでも皆さんの海外留学、学校選びの参考になればうれしいです。
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