【カナダ留学体験談】語学学校CCELについて
2021年6月末にカナダ渡航し、2021年7月よりバンクーバーの語学学校 CCELへ通った留学生Tさんの体験談をご紹介します。
はじめに
私は2021年6月22日にカナダに入国し、コロナ禍で授業を受けました。
入国した2021年6月末は、入国後政府指定のホテルで3日間隔離、それに加えて11日間の隔離の合計14日の隔離が必要でした。
私の場合、ホームステイ宅の受け入れ曜日の関係から4泊5日でホテルに泊まり、その後ホームステイ宅に移動し隔離を継続するというスケジュールで進みました。
そして、2021年6月29日〜7月13日までホストファミリー宅でオンライン授業を受け7月14日より対面授業を受講しています。
それぞれの授業の雰囲気や、私が感じたことを書いていきます。
学校選びや、カナダ現地の学校がどんな感じか興味がある方の参考になると幸いです。
CCELってどんな学校?
CCELは、一般英語、ビジネス英語、試験対策、大学進学と4つのコースに分かれています。
私が受けている一般英語コースのレベルは7段階に分かれており、定期テストなど先生の判断によって上のクラスに上げられることもあります。
しかし、クラスを下げられることはないので安心です。
CCELで使用している教材は全てオンライン上からアクセスする必要があるため、CCELの生徒は皆パソコンを持参して授業に参加します。
「Smart Curricuram」と呼ばれるオンライン教材を使って授業を進めます。
私が通うCCELは他の語学学校の違い、独自の寮を持っています。寮はダウンタウンにあり、徒歩圏内で通うことができます。
またキャンパス内に「eh!Restaurant」という生徒同士で利用できるレストランがあり、昼食を食べたり、授業後に会話を楽しみます。
またこのレストランで語学力を高めるために働くこともできます。
オンラインクラスについて
オンライン授業が始まる前の日曜日に、クラス分けの軽いテストがあります。
成績によって、オンラインクラスが振り分けられます。
ホームステイ宅の部屋で1人勉強する日々の中で、他の人と話す機会がほとんどないので、オンライン授業はそういった意味で気分転換の一環にもなります。
私の場合、オンラインクラスが下記の2つありました。
Speaking class
Writing class
生徒の国際比率(オンライン)
Speaking classとWriting classではそれぞれ、国際比率が異なりました。国際比率は以下の通りです。
Speaking class:合計9人
メキシコ1人、トルコ1人、韓国1人、インド1人、ロシア1人、台湾2人、日本2人Writing/Grammer class:合計11名
メキシコ2人、ブラジル1人、チリ2人、コロンビア2人、日本3人、韓国1人
どちらのクラスもかなり国際色は豊かでした。
年齢層は20〜45歳で、年齢を気にせず授業を受けることができました。また各国で違う意見が出てくるので、新鮮に感じます。
タイムスケジュール
Speaking:8:30-10:20
・Warmup(Comicなどで面白い点などを共有)
・Homework Check(宿題の答え合わせ)
・Smart Curricuram(オンライン教材で勉強)
・Today’s L/F(本日の振り返り)
Writing:0:20-12:20、12:50-14:20
・SMRT (スマート) カリキュラムに沿って、各グループに分かれて意見の交換を行ったり、例文を発表します。
クラスの雰囲気
日本の場合、先生の話が終わってから自分の意見を言う・質問するということが普通です。
オンラインクラスでは、先生の話が途中だとしても、気になったことがあった場合に質問をします。
そういった意味で、オンラインクラスはかなり賑やかに感じるかもしれません。
対面授業について
隔離期間が終わって外出ができるようになり、対面授業が始まりました。
当時はコロナ対策がされており、入館時には検温とアルコール消毒が行われ、マスクの装着も必須でした。
授業中も基本的にマスクをしたまま授業を受けていました。館内の廊下には下記の写真のような注意書きが貼ってあり、対策に関しての意識は高かったです。
施設は4階建てになっており、たくさんのクラスルームがあります。
自分のクラスルーム情報をSmart CurricuramのWebページより確認します。
例)Smart CurricuramのWebページ→Class Info→Room # 4-5
上記の例では、Room # 4-5とありますが、こちらは「4階の5番教室」という意味です。またキャンパス内はとても綺麗で、明るく感じられるキャンパスです。
生徒の国際比率(対面授業)
私のクラスは日本3人、コロンビア1人、韓国1人という小規模のクラスでした。
また途中より参加してくる生徒がいるため、その場合国際比率が変わる場合もあります。
タイムスケジュール(対面授業)
8:30-10:00 授業
10:00-10:20 休憩
10:20-11:50 授業
11:50-12:20 昼食
12:20-13:50 授業
授業ではReading、Writing、Use of English、Listening、Grammarを学びます。
私のクラスの場合は、先生がその日のやりたい項目を選ぶため、この日はこの授業と決まっているわけではありません。
オンライン授業と対面授業それぞれの長所と短所
オンライン授業の長所
マスクをしなくて良い為、発音がわかりやすくまた先生も詳しく口の動きなどを教えてくれる。
直接授業を受けに行かなくても良いので、時間に余裕ができる。
周りの積極的な姿勢に引っ張られやすい。
オンライン授業の短所
インターネット環境に強く左右される、途切れたりすると大事なところを聞き逃してしまう可能性がある。
質問するタイミングが他の生徒と被ってしまうことがかなり多い。
生徒によって音質が異なるので、聞きとりが難しい場合もある。
対面授業の長所
言葉で理解できなくても、行動や所作から何をすればいいか連想しやすい。
オンライン授業より発音がクリアに聞こえる。
周りのクラスメートと直接会うので、仲良くなりやすい。
相手への確認など即座にできる。
授業後のイベントなど学校のアクティビティに積極的に参加しやすい。
対面授業の短所
日本人の比率が比較的高いので、日本語を話してしまう環境になりやすい。
生徒同士で話す際にはマスクを着用するので、聞き取りづらい場合がある。
まとめ&感想
オンライン授業は他の国の生徒と話す事ができ、授業に前向きに参加する姿勢など日本にいただけでは得られない刺激をもらえる良い機会と感じました。
個人的な感想としてはオンライン授業より対面授業の方がやはり良いと感じます。
Tさん、貴重な体験を共有いただきありがとうございました!
現在は規制がなくなり、各国からの留学生が渡航して賑わっています。
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