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ハクの鱗と食わず嫌い

こんにちは。
唐突ですが先に謝っておこうと思います。
現実問題をファンタジー視点で色付けしちゃいます。

小さな子供の頃、例えば人参やピーマンが嫌いだったあなたに、なんとかして食べさせようとお母さんは必死だったことでしょう。何故って健康で丈夫な体は生きる基本となるから。何より、あなたのいのちが大切だったから。

今はキャラクター弁当って言うの?今時のお母さんは凄いよね、アイディアが!ちょっと前?までは人参を星形に切ったり〜彩り考えたり、うーむこれくらいしか浮かばない。とにかく、しっかり食べて!という気持ちが根底にあっての工夫だね。何より、何よりもあなたの元気といのちが大切だから。

皆様、「千と千尋の神隠し」知っていますか。ジブリアニメです。有名ですね。
このアニメでハクが傷心の千尋におまじないをかけたおにぎりを差し出す場面があり、千尋は涙をポロポロこぼしながらおにぎりを頬張ります。そして、名前を半分奪われた世界で「頑張るね」と元気を取り戻していました。

私の暗黒の小学校シリーズ、過去に記しましたが。今思うにその頃、自分の心の扉を開けられなかったのは周りの皆んな殆んどが「千と千尋の神隠し」のように名前と心を半分取られ妖怪にされた(皆んなあ、ごめんなさい)人間に思えてこわかったのかもしれないと。どっぷり千尋になりきれる私はハクのおにぎりの温かさが身に染みます。

大人になって久しい私。やっぱり私の見立ては当たっているような気がしています。殆んどの人々は湯婆婆に半分名前を奪われて心を失いかけた妖怪と化し働かされている。かねの為なら平気で嘘をつくし、かねがばら撒かれれば我先に懐に入れようとする。かねの亡者。そんな人物が立身出世する世界。そして、何故そんな人達が多いのかに無関心な半分心を失くしかけた人々。
この湯婆婆の経営する油屋から抜け出る鍵は?

「ヒットラーはユダヤ人!」これが鍵。おおやけにされた真実。
ロシアの外相ラブロフさんと、かねてから「ヒットラーはユダヤ人」と連呼している日本のジャーナリスト輿水さんが放った真実。細かい話は色々あるけれど、龍の鱗81枚のうち1枚しかない顎の逆さ鱗のような特別な鱗片が竜門で輝いた。

「千と千尋の神隠し」のハクの正体は白龍でした。あの日、千尋に差し出したおにぎりはきっとハクが特別な鱗から作ったものだったのかもしれません。
だから、油屋から正気の現実世界へ帰ることができたな〜んてね。

ニギハヤミコハクヌシが濁流に溺れかけているあなたの手を握っている。
「ヒットラーはユダヤ人」というおにぎりを差し出している。美味しそうに見えないだろうなあ。とびきりいのちを救ってくれるのに。名前が戻ってくるのに。
食わず嫌いさん、こんなファンタジー好きになれない?

少し前にね、障子の張り替えを母とやりまして。
古い障子紙を剥がすのに表面に霧吹きで紙を湿らせて剥がそうとしたのだけど中々剥げなかったのです。で母が天然カンの良さを発揮して裏から霧吹きしてみると、その方が骨組の間に水が染み込みやすく、するすると剥げましたとさ。

(栞です、サポートするね)
よくね、先ずは自分が幸せにならなければ!他人を幸せになんか出来ないと言っているYouTuberさんとかブログ主さん多いのですが。障子の張り替えと一緒でその逆からのアプローチで一気に皆んなが幸せになる道もあるんじゃないかなあと思って。
それが「ヒットラーはユダヤ人」なの。あなたと皆んなと一緒に幸せになりたいの。もうねえ、悪魔が身悶えして溶けてくよ〜きっと。今年の流行語大賞狙いましょうよ。そして、年末には清水寺の貫主さまに今年の漢字一文字あの「十字」を書いて貰いませんか。記念に。


追伸  あっ!忘れてた。母方の「会えなかったおじいちゃん」(私が羊水の中で眠っている時他界)の名前、千尋!でした。













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