140日後に家族でカナダ移住する脱サラ夫婦|マンションが売れない。
こんにちは、さやです。
(写真は、先日いただいた甘いのにスパイシーな不思議デザートです。)
家族でカナダ移住まで、あと140日。
我が家には、カナダ移住までにどうしても決着をつけなければならない重要タスクがあります。
しかし、残念ながら今のところうまくいっていません…!
これまでの経緯をお伝えしつつ、失敗の要因を探ってみたいと思います。
■築浅&駅近マンションだから余裕で売却できる!?
私たちが今住んでいるマンションは、もうすぐ築5年を迎える築浅マンションです。
また、マンションの両横が公園、小学校が徒歩1分程度と、子育て世代にはうれしい環境。
部屋は東向きだし、そんなに広くはないけれど、割とすぐ売れるのでは?と思っていました。
実際、複数社に見積もり査定を依頼したところ、どの会社も購入時より100~500万円程度高い査定金額を提示してきました。
いろんな不動産会社にそう言われて、「意外と良い値ですぐ売れちゃうんじゃない?」などと高をくくっていました。
■敗因は、専任媒介にアリ…?
思ったよりマンション売却が難航している理由。
もしかすると不動産会社との契約形態に原因があるのかもしれません。
家を売るとき、多くの方が不動産会社と契約して買い主を探しますね。
我が家は、「専任媒介契約」で不動産屋と契約を結びました。
もしかするとこれが失敗だったのでは?と疑い始めています。。。
■本当は一般契約にしたかった…
地元で力のある不動産会社と専任媒介契約を結んだのは、4か月ほど前です。
複数社見積もりを取り、営業担当者の話を聞いた結果、もっとも信頼できる担当さんの企業にお願いしました。
一社だけに任せることに不安はありましたが、真摯な担当者さんと過去実績を信じて、お任せすることにしました。
その会社は、他社よりもやや高い査定金額を提示してきていました。
こういった言葉を、信用しすぎたかもしれないと、反省しています。
■信頼していた担当さんの退職。値下げ。
契約から2か月ほどだったころ、まさかの事態が訪れます。
なんと、信頼していた担当者さんが退職することになったのです。
そんな邪推が頭をよぎりますが、わからぬことです。
加えて、次の担当者さんを交えた面談時にこんな話がありました。
つまり、販売活動状況はダメダメです!と伝えられたわけです。
ただ、ちょっと強気の売り出し価格にしていたので、ある程度覚悟はしていました。
結局、当初の売り出し価格から200万円下げて、再スタートを切ることにしたのです。
そんな話をしてもらった記憶があります。
■待てど暮らせど問い合わせもなく。
そんなこんなで年が明けて、今日は2023年1月23日。
今のところ問い合わせすらありません。
急な内見依頼にも対応できるようにと常にキレイを保っていた我が家も、もはや日常モードです…。
年末聞いた話と正反対な説明をされたような気もしますが、とにもかくにも問い合わせがないのです。
■実際に専任媒介契約をしてみての所感。
さて。
その理由を2つ、実際に専任媒介をやってみた所感からご紹介します。
1.他社からの情報が得られない
まず失敗したなと思うのは、専任契約している不動産会社の情報しか入手できないことです。
プロである不動産会社の方に説明を受けると、「そうなのかな」と思うしかありません。
もちろん自分たちでもいろいろと勉強はするのですが、この地域の、この時期の売却傾向、みたいなものはさすがに把握しきれません。
圧倒的な情報格差がある中で、一社しか頼ることのできない危うさを実感しました。
2.ハングリー精神が足りない?
これは主観ですが、専任媒介契約をした不動産会社は、一般媒介の場合より売却への熱意が低いのでは?と感じています。
売却にこぎつけた不動産会社は多額のフィーを得ますが、売却できなかった企業には1円も入らず、これまでの努力が水の泡です。
我先に買い主を探そうとする競争原理が働かないのは、大きなデメリットだと感じています。
■失敗をバネに次の手を…
カナダ移住まで残り140日。
さすがにマンション売却のめどすら立たないのは、危うい状況です。
しかし、まずは今の不動産会社に「一般に切り替えるかも」という意向をやんわり伝え、対応の変化を見てみようかとも思っています。
そう言ってくれる知人もいるのですが、これからの日本で不動産を持ち続けることが果たして資産になるのか、負債になるのか、私には判断がつかないのです。
だからこそ、なんとか今のマンションを売却せねば、と思っています。
海外移住を検討されている皆さん。
住居の処分方法はどうぞ慎重に…!