子供と楽しむスピードキューブ
我が家には3人のキューバーがいます。私、そして小学4年生、2年生の2人の息子たちです。
まずキューブを始めたきっかけは、鉄道博物館でした。ある休日鉄道博物館へ出掛けた際、どれでも好きなものを1つお土産にしていいよと言ったところ、長男の選んだものがキューブでした。鉄道の名前が入ったものです。
私はキューブなんか揃えられる器用な人間ではないので飾っておこうと思ったのですが、そこは子供たちあっという間に崩しました。怒りました。けれどもたまたまそのときコロナ禍の夏休みだったこともあり時間を持て余していたので、直してみようという気になりました。始めに見たのはぼうたろうさんの動画です。1番簡単な方法がいいと思ってのチョイスでした。そして長男と一緒に動画を見ながらついにキューブを完成させることができました。このときは自分にこんなことができるんだという驚き、キレイに揃ったキューブを見た喜び、そんな気持ちがあったと思います。このとき長男も同じ気持ちだったのかな?もう一度やってみようと思ってもキューブを貸してくれませんでした。そこで迷わずサンダークラップを購入。すぐに届かなかったので待てずにRS3Mも購入。私は装備から整えるタイプですので躊躇しませんでした。サンダークラップたちが来てからは何度も崩して揃えることをしました。自分で崩すのがめんどくさかったので次男に崩してもらっていました。そのうちに気付いたら手順を見ないで揃えられるようになっていました。ここからは下り坂を転がるようでした。タイムを測ってみよう!1分を切ってみたい!それならF2Lを覚えてみよう!あれ遅くなったぞ(笑)PLLも覚えよう!Gパームむり(T_T)そうこうしているあいだにタイムは約30秒。このときはまだ私が1番早かったのです。タイムが25秒あたりに来たとき、長男のタイムがぐっと伸びてきました。気付いたらOLLも覚えていました。意味がわかりません。単発PBが17秒の頃までは私がリードしていたのですがそのあとはあれよあれよと言う間に追い越されてしまいました。そしてそんななか次男がこれまた気付いたらキューブを揃えられるようになっていました。次男はまだ1年生だったため、無理だろうなと思っていたのですが回転記号を覚えてからが早かった。雑に力まかせに回すタイプですががむしゃらはそれはそれで強い。気付いたら私と同じかそれより早いタイムを出すようになっていました。私がいいタイムを出すと同じスクランブルでより早いタイムを出してきます。明らかに踏み台にされています。屈辱ですが仕方ない。親というのは土台のようなものです。
その間キューブは次々増えていきました。すべてのブランドを試してみたいと思ったので有名どころは一通りさらいました。主人にはいくら使ったかは秘密です。1つ1000円くらいだと言いましたがそんなはずはありません。なぜなら私はGANCUBEラバー。GAN12maglevは1人1つ持っている始末です。お金のかからない趣味かと思っていたのですが見当違いでした。
また10月には初めてのオフ会に参加しました。初めてで不安でしたがみなさん親切に色々教えてくれて、速い人のソルブをみて刺激も受けました。行ってみてよかったねと常々話しています。迷っている方、不安な方、どうぞ一歩踏み出してみてください。
長男はハリーポッターを読んでいた2週間ほどキューブをしなくなったことがあります。次男も飽きっぽいのでやる気にムラがあります。そのときはすごく寂しかったです。このF2Lどうやって入れてる?このスクランブル簡単だからやってみなよ!なんてたわいないことが話せる相手が家庭内にいるのは有り難いことです。本当に毎日一緒にキューブが出来てとてもとても嬉しいです。できるならずっと一緒にキューブ道を歩んでいきたいなと願っています。
最後に、キューブをやっている人は頭がいいなんて噂もありますがそれには半信半疑です。ただ私の昔好きになった人がキューブを揃えられる人でした。そんなところも彼の魅力のひとつとして捉えていましたので、息子たちがキューブをきっかけにモテたらいいなという淡い期待があります。sub10!?かっこいい〜!!なんて。ならんか。
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