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大会初参加!(自分編)

息子たちの大会初参加の記事を書いたのは今年の4月みなとみらいのときでした。あれから4ヶ月経った今、まさかこんな記事を書くとは思っていませんでした。まさかまさかの大会初参加(自分編)です。

私と長男が3BLDを始めたのはそのみなとみらいが終わってしばらくしてからでした。長男が唯一出来ない種目がBLDでしたので、やはり全種目経験したいなという気持ちがありました。これまで新しいキューブを揃えるときにはまず私が動画や解説を見ながら解いてみる→長男「お母さんが出来るなら僕にも出来る」の流れでしたので(どんなモチベーション)、BLDもまずは自分が出来ないとなと思いました。そこで一緒に練習をする日々が始まりました。初めはメモあり目は閉じずに練習しました。そして次にパート別練習をしました。ここでBLDの魅力に気付いてしまったんです。なぜって目隠しして揃うんですよ!目を開けたら揃っているキューブがぽつんといるんです。揃ったキューブの美しさを再認識すると同時に自分にこんなことが出来るんだという喜びが私をBLDに駆り立てました。BLDは自分とは別の世界の話と思っていたので、まさかこんなに夢中になるとは思ってもいませんでした。初めて通しでの3BLDに成功したのが6月の末。私が成功した数日後には長男も初成功し、BLDライフが幕を開けました。

BLDのブログ記事を読み漁り記憶のテクニックを試行錯誤している最中、大会の告知がありました。ちょうどこの頃長男が4BLDに成功していたのでこれは行きたい!と盛り上がりました。しかし大会というのは申込みから予選が始まっていました。主人が息子たちの申込みに失敗してしまったのです。今回の申込み激戦を見るに仕方のないことですがやはり恨まれています(現在進行系笑)。私は私の申込みをちゃっかり1分以内で済ませていたので無事に承認していただきました。これまでの大会もオフ会も息子の付き添いという感じだったので、自分だけの参加に戸惑いはありましたが折角のチャンスだと思い単身での参加を決めました。

ここからは正直毎日がプレッシャーでした。緊張に弱いので人前で競技することがとても不安でした。長男が自分の分まで頑張ってこいというのも辛かった。なお、次男は終始優しく頑張ってきてねと励ましてくれました。ありがとう。この不安に対抗するべく毎日狂ったかのようにBLDを繰り返しました。DNFのときにはどこを間違えたのかを確認し自分の苦手を潰していき、あとはひたすら回数を重ねて安心を得ていくスタイルで練習しました。大会の1週間前には豊島キューブ会に行きました。ここでの計測会でなんと2○が出来たのです。これには心底ホッとしました。大会前に気になっていたことも聞けてありがたかったです。

そしていよいよ大会当日、私の出場種目は午後の3開眼からです。3開眼は普段のタイムも息子たちに負けていて決勝に残れるようなタイムでもないので、自分のベストを尽くせたらという気持ちで回しました。案の定緊張はしましたがao5が18.40と自分にしては上出来でした。知っている方がジャッジをしてくれたり、応援してくださったのが大きかったように思います。ありがとうございました。
次に大本命の3BLD!待機席で近くの方と緊張を共有しながらいつ耳栓したらいいかとかパニックになりながらも試技開始です。1試技目、深呼吸をしていざタイマーをスタート、覆いを取ったところで一瞬なにするんだっけと頭が真っ白に(笑)いやまず基準面!と焦りながらの分析開始でした。やや慎重に分析を終えEOがあったので右足をEOがあるよという合図で上げておき回し始めました。コーナーまで回し終えたあとに足なんか上がってるなとEOに気付きぎりぎりで実行。私にとっては意味があるのかないのかうまく活用出来ていなかった足記憶、なんと本番で大活躍しました。1試技目成功です。
2試技目はコーナー3ループ、ただ覚えやすい文字列だったのでよかった。エッジの分析で偶数奇数が一致せず何周かしてしまいました。一文字見落としていたことに気付き無事に分析終了、2試技目も成功出来ました。ここまで成功出来たもののタイムは普段よりやや遅いかなといったタイムでした。もっと速いタイムを出したかった気持ちはもちろんあったのですが、この2○があったからこそ3試技目も落ち着いて回せたのかなと今となっては思っています。
大会前に長男と作戦を練っていて、2○したら3試技目は攻めようと約束していました。なので気合いを入れ直して挑んだ3試技目でした。スクランブルも良かったのでスムーズに分析実行ができました。EOも忘れず回せて(普段はよく忘れる)、無事に3試技目も成功!目標の最低でも1回成功を大きく上回る3○することが出来ました。単発1:53.20、平均2:35.41の記録でした。

終わって真っ先に思ったのがこれで堂々と家に帰れる!でした(笑)息子たちの期待を勝手に背負っていたので本当によかった。そして今回初めて大会に出てみて出場される方のプレッシャーや不安や期待、結果への喜びや悔しさ、そんな気持ちがまざまざと感じられました。本当に良い経験になりました。思い切って出てみてよかったなぁ。大会の運営に関わった方に心から感謝します。お手伝いの方も終始忙しそうでした、ありがとうございました。Twitterでしか知らなかった方々にもお会いできてお話できたのも嬉しかったです。またいつかお会いできたら嬉しいです。

帰宅して長男に言われたのが次の大会でsubお母さんするでした。少しは褒めてよ〜。大会を終えてひとつ区切りが付いたと感じたので3-styleの勉強を始めました。私は暗記は苦手なので終えるまでにどのくらいかかるかは分かりませんが気長に楽しんでやりたいと思っています。長男は元々F2Lにコミュテータを使っていたとかで自分で手順を作ってどんどん覚えていっています。次に大会があったら長男の申込みを真っ先にすると約束しているのでそれまでまた一緒に頑張りたいなと思っています。まだ大会の楽しかった余韻が残る中、この記事を書きました。文章に拙い点があったかもしれませんが読んでいただきどうもありがとうございました。それではまた会う日まで、よいキューブライフを!

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