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[#12] 結婚記念パーティの謎解き公演をほぼ1人で作り上げた話【延期後打ち合わせ, 探索】

肌は荒れているのに髪はサラサラです。カナンです。

この記事は前回の記事の続きです。
下記のマガジンにこれまでの記事が載っているので、ぜひ最初の記事から読んでみてください。

これまではなんとか順調に制作が進んでいましたが、ここで某ウイルスの影響による延期の連絡が入ってしまいました。

今回は、延期に伴いどのような打ち合わせがなされたのか、公演のスタイルにどのような変更があったのかについて書こうと思います。

リスケジュール

延期の連絡が入ってからおよそ2ヶ月後、太郎さんから一本のLINEが入りました。

スタッフさんと話し合った結果、8月末か9月頭の金曜に開催したい、という話になったようです。

本来ならもっと事態が落ち着いた時期にやるのがベストかもしれません。
しかし、おめでたいことに裕美さんが妊娠されたようで、予定日や体調のことを考えるとこのあたりがギリギリになるようです。
(めっちゃおめでとうございます)

話し合いの結果、パーティは8月21日(金)に行われることになりました。


…タイムスリップの幅が1年から1年3ヶ月になっちゃいましたね。

まあ3ヶ月は誤差ということにして、引き続き「結婚1周年パーティ」に向けて謎を作っていきます。

会場

日程の変更に伴い、会場(部屋)も変更になりました。

これにより、下見したときに「これってこう使えそうだな…」と考えていたネタが全部ボツになってしまいました。
(下見の様子は下記リンクから)

僕「 \(^o^)/ 」

巻き直しにはなってしまいますが、仕方ありません。
そもそもこの段階では内装を使った謎を作っていなかったので、巻き直しも何もありませんね。


気を取り直して、新しい会場を下見です。
リアルでは集まれなかったので、オンライン内見をさせてもらいました。


新しい会場は、もともと予定したところに比べると装飾が少なめでした。

何もない…というとそれまでですが、掲示物などでいかようにもアレンジできそうです。
チェックポイントに使えそうなテーブルやソファはあったので、そこに大がかりなセッティングをする必要はなさそうですね。

探索はなし

そもそも忘れてはいけませんが、このころはまだ「密を避ける」ことにみんながピリピリしていた時期です。
(今は慣れているのか開き直っているのか、少しは過ごしやすくなった気がします)


新会場の装飾の少なさも相まって、この段階でどのようなスタイルの公演にするかが固まってきました。

僕「新居という設定だけど、装飾は少ないし、謎解きのために隅々までレイアウトするのも大変だなあ…」

僕「ミーティングでもどうやったら密を避けられるかについて話しているしなあ…」

僕「チェックポイントに行く以外、テーブルの上で完結する公演にしよう」

密を避けろと叫ばれている時期に、「会場内を探索して情報を集める」というスタイルはそぐわないと感じました。

補足
多くのホール型謎解き公演では、会場に貼り出された情報を集める必要があります。
小謎や中謎の段階で行われるので、満席公演だと公演開始直後に人が入り乱れる状態になります。密です


幸い、中謎で2人のインスタグラムの情報を使おうと決めていました。
参加者のスマホを使うというのは、密を避けるという意味でもかなり刺さるアイデアだったかもしれませんね。

会場内の探索は無くなりましたが、インスタグラム上での探索になりました。

まとめ

今回は、延期後の打ち合わせ(リスケジュール)と、密を避ける謎解き公演にするにはどうすれば良いかについて書きました。

会場内での人の動きを最小限にするため、チェックポイント以外はテーブル上で完結する公演の制作を目指します。

次回は、ぼんやりとしか決めていなかったPhase 3について書きたいなと思います。


Photo by 角田大樹

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