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英語嫌いから短期留学へ④体験レッスンでのカルチャーショック

勧められた英会話教室の体験レッスンを申し込んだ。
軽く会話のテストがあるという。

私は学校での英語の授業も真面目に聞いていたわけではなく、テストも一夜漬けでこなしてきた。
そして社会人になり英語と無縁の生活を送ってきた。

当然、英語は何も話せない。
習った事を絞り出して思い出せたのは中1レベルの超初心者の英会話フレーズくらいしかない。

今から思えば、よくこんな状態で習いに行ったな・・・と思うのだが、その当時は「英語がわからへんから習いに行くんやし、話せへんでもええねん。逆に、ペラペラ話せたら先生の仕事なくなるもんな~」くらいの適当な考えで体験レッスンに臨んだ。

体験レッスンが始まった。
簡単なライティングのテストの後、いよいよネイティブの講師との会話の体験レッスン。

幸い「趣味は?」「好きな俳優は?」「兄弟は?」など、聞かれた事は中1レベルのフレーズだったので何とか答えれたのだが、先生が質問をし、私が定型文で返し、その話題を広げようと先生が頑張る・・・という感じになってしまった。

それよりも一番衝撃だったのは

日本人でこんなに目をまっすぐみて話す人はいないけど、外国の人はこんな感じに目を見て話すのか・・・という事だった。

日本人とは全く異なる青い目でじっと私の目を見て、話すのを黙って聞いている。途中でうなずく事も少なくジーっと見ている。合いの手みたいなのもあまり入らない。私はどこを見ればいいのかわからず、ずっとおどおどしてしていた。

まさか体験レッスンでこんなカルチャーショックを受けるとは思わなかった。


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