英語が(ある程度)できるようになって良かった~と実感した出来事
何度も書いたけれど「英語なんかできなくても生きていけるわ!」と思いながら学生時代をのほほんと過ごしてきた。今となっては、なんて無駄な事をしたのだ・・・と思っているのだけれど、それに気づけて良かったなと思っている。
海外の人と英語でやりとりできた時は「間違えちゃった・・・」とか「あの言い方は違ったかもしれない・・・」とか頭の中がぐるぐるしてしまう事もあるのだけど
海外からのミュージシャンのコンサートに行ったときに
「英語を勉強していてホンマによかった~!」と実感した。
ミュージシャンがその場で言っている事がちゃんと聞き取れ、理解できて反応できたっていうのが、学生時代の自分のままだったらありえない話。
コンサートには同時通訳はない。
英語がわからなければ、わざわざ来日してコンサートをしてくれているそのミュージシャンがどんな事をして、今どんな気持ちでステージに立っているか?とか、せっかく生の話を聞けるのにチンプンカンプンなまま。「ゆっくり話して」とも言えないし「もう一回言って」とも言えず、ただ曲だけを聞いて終わってしまう。
私の同行者も含め、周りにいた人達はそのミュージシャンが話し出したとき「何を言ってるのか、英語はわからないな・・・」という反応で、なんとなく他の人にあわせて拍手している感じだった。
「英語を理解できる人が少なくて、反応が薄く静か」と言われる海外アーティストの日本公演で、歌はもちろんミュージシャンの英語MCも私は理解できて心から楽しめたというのはそれだけの英語力が身についたのだ!と誇りに思えた。
次はいつ日本に来てくれるかわからない海外アーティストのコンサート。もうチャンスはないかも知れない。
それに、チケットをとるのもかなり大変だったし、何より高額だった。
そう思うと「あの高いチケット代を無駄なくしっかり回収できた」っていう関西人特有のお得感を感じると嬉しい性分もあるのかもしれないけれど、とにかく英語ができた良かった・・・と心から思った。
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