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【趣味】バーコードを使って遊ぶ「バーディガン」の全バージョンを比較

昨日はゲームの世界を拡張させるアイテムについて記事を書きましたが、今回はそのきっかけとなったゲームボーイソフトの「バーディガン」について記事を書きます。
バーディガンとは、ゲームボーイ本体にバーコードリーダーを取り付けて、バーコードのついたカードを読み込ませることで、モンスターを生成したり、育成できるゲームです。
なぜこのゲームについて記事を書きたいかと言いますと、バーコードリーダー無しでも遊べてしまうからなのです。

バーディガンは複数バージョン存在する。

まずバーディガンのバージョンについてご説明します。バーディガンには3つのバージョンが発売されています。
全てパッケージに違いがあるので完品のものについては見分けるのは難しくありません。
以下が各バージョンの商品画像です。

大きな箱にバーコードリーダーやカードが付属している方が通常のバーディガン、小さい箱の方はバーディガン ライトバージョンです。

通常のバーディガンについては付属のカードリーダーにバーコードを通すことでデータを読み取りゲーム内に反映させます。
付属のカード以外でもバーコードであれば読み取ることができますが、スライド式のカードリーダーに読み込ませる必要があるため、バーコードを認識させるのが非常に難しく、読み込み失敗が何度も続くことがあります。

バーコードの読み取りの煩わしさを解消するべく登場したのが、バーディガン ライトバージョンです。
ライトバージョンでは取扱説明書に書かれているコマンドをゲーム内で入力することで、バーコードを使用せずにモンスターをランダムに生成したりすることができます。

それぞれのバージョンを比較

では一つずつバージョンの違いをご紹介します。
まずは通常版でタイトル文字が青いもの(以下、青版)を見てみましょう。

カセットとバーコードリーダー、取説とバーコードのついたカードが付属されています。
カセットの型番がDMG-ABEJ-JPN、カセットの刻印は22となっています。

続いて通常版のタイトル文字が赤のもの(以下、赤版)を見てみましょう。

付属品については、青版と同じ内容でしたがカートリッジにわずかな違いが見られました。
型番がDMG-ABEJ-JPN-1、刻印が見づらいですが22Aとなっていることから青版から何らかの修正が施されていることがわかります。

最後にライトバージョン(以下、ライト版)を見てみましょう。

ライト版の付属品はカートリッジと取説、特典のストラップやシールなどがついていますが、ゲームの鍵となるバーコードリーダーとカードは付属されておらず、バーコード不要で遊べるライト版ならではの内容となっております。
カートリッジについては青版と同じ型番、同じ刻印となっているため、この2つのカートリッジは同一のものであることがわかります。
つまり、青版についてはライト版と同じく、バーコードを読み込まなくてもゲームを進行することができるということになります。

青版がバーコード無しでプレイできるか検証

青版とライト版でカートリッジが同じということは、何らかの方法で青版のバーコード読み取りを省略することができるわけです。
その答えがこちらです。

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