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生成AIパスポート試験の体験談

確定申告で慌ただしい時期ですが、先週から試験勉強に集中し、昨日「生成AIパスポート試験」を受験しました。生成AIパスポートの資格は私は特に必要ないのですが、これから試験を受ける方に向けて情報提供ができればと思っておりますので、本記事では、試験の概要や準備、実際の受験の様子、所感についてまとめていきます。

生成AIパスポート試験の概要

簡単にですが、以下に今回の試験の概要を箇条書きします。

  • 問題数:60問(4択、一部複数選択あり)

  • 試験時間:60分

  • 試験期間:2025年2月1日0:00〜2月28日23:59

  • 受験形式:オンライン試験(IBT方式)

  • 受験環境:インターネット環境がある場所(ただし、カフェなどの他人がいる場所は禁止)

  • 使用制限:デュアルディスプレイのPCは使用禁止、参考書・Web検索・その他のカンニング行為も禁止

試験はオンラインで実施されるため、自宅での受験が基本となりますが、試験のルールに則った環境であればどこでも受験することができます。また、PCをお持ちでない方でもスマートフォンで受験することができます。

受験前の準備

私は2025年1月中頃に参考書を1冊購入し、1日1時間ほどのペースで学習しました。
購入した参考書は「GUGA公認 生成AIパスポート テキスト&問題集」です。
以下、当該参考書のGoogleブックページです。

学習の流れ

私の場合は以下の流れで学習をしました。

  1. 模擬問題に挑戦 → 初回で約8割正解

  2. 参考書を通読 → 理解度を深める

  3. 再度模擬問題に挑戦 → ほぼ全問正解

  4. シラバスの改訂をチェック → 出題範囲のキーワードを追加学習

  5. 参考書のキーワード索引にて弱点を再チェック

2月末までしっかり勉強してから受験するつもりでしたが、成績の伸び代はこれ以上期待できないと判断したため、理解度8〜9割程度の感覚で受験しました。

受験の様子

私の場合、自宅では家族がいるため、インターネットカフェの鍵付き個室を利用して受験しました。カフェのWi-Fiを使用しましたが、接続トラブルもなくスムーズに受験できました。

試験中の印象

  • ほとんどの問題が参考書の内容から出題

  • 5問ほどは学習範囲外の内容と感じる問題があり、迷う場面もあった

  • 選択肢が2択まで絞れてもどちらが正解か迷う問題があった

  • 「国語の問題」のような設問もあった(要点のズレを見抜く力が必要)

  • 試験時間的には十分余裕があった(熟考しながら1巡約35分)

  • 残り時間25分で全問見直しができた

また、試験画面内には「後で見返したい問題にチェックをつける機能」があり、これを活用すれば見直しの効率が上がると感じました。
(私は試験終了間際にこの機能に気付いたため未使用です。)

合否について

現時点では試験結果は未発表です。

試験形式はIBT方式で、明確な合格基準は公表されていません。合否は試験期間終了後(3月以降)に発表されるため、しばらく待つ必要があります。手応えとしては、合格していてほしいというレベルです。

試験を受けてみた感想

  • 「難しい試験ではない」
    生成AIを普段から活用している人であれば、短期間の学習でも十分対応可能だと感じました。

  • 「参考書とシラバスの改訂確認が重要」
    出題内容はシラバスに沿っているため、適切な参考書を選び、最新シラバスの改訂点を押さえることが大事です。

  • 「生成AIの技術発展が早いため、試験内容も変化する」
    これから受験を考えている方は、自身が受ける時点の試験範囲をよく確認し、古い情報に頼らないようにすることが重要です。また、合格率は今後下がっていくことも予想されますので、取得をお考えの方は早めに受験されることをお勧めします。

まとめ

生成AIパスポート試験は、普段からAIを使っている方ならそこまで難しくない試験でした。とはいえ、シラバスの改訂点をしっかり押さえた学習が必要です。これから受験される方は、適切な参考書選びと、最新情報の確認を忘れずに準備してください!

結果が出たら、また記事にして報告しようと思います。

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