メルカリの「独自ルール」に困惑:いいね禁止の出品者に思うこと
先日、メルカリで欲しい商品を探していたところ、衝撃的なサムネイルが目に飛び込んできました。そこには、まさかの「いいねお断り」という一文が書かれていたのです。
「いいね」機能はなんのためにある?
メルカリの「いいね」機能は、購入者が気になる商品をブックマークするための便利な機能です。後で見直すために商品を保存しておくことができる、メルカリの提供する公式な機能です。それなのに、その出品者は独自のルールを設け、「いいね」を禁止するという異例の対応をしていました。
さらに驚いたのは、その出品者は「いいね」をしたユーザーをブロックすることを明言していたのです。商品説明やプロフィールに「いいねをしたユーザーはブロックします」といった内容がはっきりと書かれており、私は思わずそのページを閉じてしまいました。
また、その出品者は「即決で購入しない人は買わなくてもいい」という攻撃的な発言も書いており、独自ルールを押し付けていることを目にした私は、「この人との取引は絶対にしないでおこう」と決意しました。
メルカリ以外のプラットフォームを選ぶべきでは?
メルカリの公式機能である「いいね」を批判し、それを使うことを禁じるのであれば、メルカリのプラットフォームを利用せず、自らECサイトを開設して販売すれば良いのではないかと思いました。確かに、出品者にも自分なりのルールがあるのかもしれませんが、あまりに独善的で排他的なルールを押し付けることは、買い手として非常に不快に感じます。
手軽に商品の販売ができるメルカリですが、利用者のマナーやモラルが非常に低いと感じています。転売行為やせどりなどでお金儲けができるという情報に踊らされた人たちが、強引な仕入をして、利益が出るように金額を上乗せして販売するため、メルカリには売れていない商品が山もほど存在します。
最近ではお米や水が不足していることを受けて、これらの出品を目にするようになりましたが、一般的な販売価格よりはるかに高額な値段で売られています。品薄で多くの人が困っている中で、これらの商品をかき集めて高額で販売する行為はあってはなりません。
メルカリでビジネスを気取っている人の出品は基本的に高額設定されています。一般的なECサイトでは、販売手数料が5%以下であり、メルカリの販売手数料10%というのは非常に高い利率になっています。さらに、送料を出品者が負担することが基本的になっているため、メルカリで利益を出すにはこれらを上乗せした価格で販売するしかないのです。
高額出品された商品が売れなかった場合、商品の品質は落ちていくばかりで、最終的に廃棄しないといけなくなってしまうと、本来であれば通常の価格で手に入れることができたものを無駄にしてしまうので、転売行為について、私はいつも否定的な意見を述べております。
まとめ
メルカリは、様々な人々が集まる場所であり、多くのルールやマナーが存在します。しかし、公式機能に対する一方的な拒否や攻撃的な態度は、プラットフォーム全体の雰囲気を悪くするだけではなく、出品者自身の信用にも関わる行動だと感じました。
私たちがメルカリを利用する際には、少なくとも基本的なルールやマナーを守り、互いに気持ちよく取引を行うことが重要です。これからも、良識ある取引を心がけたいと思います。