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汚れにくいとかくっつきにくいじゃなくていいのに(お菓子)

昔から食べているお菓子が、時代にあわせて気づいたらリニューアルしていることがある。
味自体のリニューアル・ブラッシュアップもあるのだろうけれどタイトルに書いた付加価値というかウリを実装した結果、私からすると美味しさが若干ダウンしているように感じられるものがいくつかある。


「ベビースターラーメン」

はじめに「ベビースターラーメン」のリニューアルの話の前に亜種である「ベビースタードデカイラーメン」について、手が汚れにくいとかひとくちの食べ応えがあるってのを売りにしていると思うのだが、ベビースターラーメンはあのバラバラの細かいのをチマチマつまむから美味いと思うし、食べ応えであれば、袋から口に一気に流し込めばいい。バリっとした食感よりもバラバラのものが口に多く入り少しモソモソしだすぐらいでいい。

まぁ、それは亜種なので買わなければいいって話になるが、通常の「ベビースターラーメン」もなんだか手にくっつきにくくしました!みたいなリニューアルが施された。
なんか、手にくっつきにくいなにかしらのサラっとした感じ(べたつきの低減)が、食べた時の口の中に残る余韻時間も短くしたように感じられ、ポジティブに表現すれば”さらっと/もたれにくい感じで食せるようになった“、ネガティブに表現すると”旨味時間が感じられるレベルで減った(もしかすると旨味自体が減った)”といったところ。

「ブルーベリーガム」(よく食べるロッテの板ガム)

こちらについては、砂糖と甘味料の分量/配合が変わった辺りのリニューアルとかからもしれないが、板ガムも歯にくっつきにくいが表示されるようになってから、味がしている時間が短くなった気がして1枚を消費するペースが速い。
そんなに噛み方(味わい方)を変えたつもりはないから歯にくっつきにくいというのが口内からの味離れの良さを実現してるんじゃないかなぁと考えているところである。

溢れる悲しさ・切なさ

美味しくなくなったとは思っていないが、美味しさ(幸せ)を感じられる時間が減った感じがしてとにかく悲しい。
この悲しさは私だけ感じているものなのであろうか……

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紙村鼬
雑文。カテゴリ整理中。