Juice=Juice『おあいこ』(MV・つんく♂楽曲)も観よう！
先日投稿した記事に続き、ついにトリプルA面の3曲目がMV公開されました！（やったぁ！）
とにもかくにもこの度2024年5月に発売されるJuice=JuiceのトリプルA面シングル曲「おあいこ」のMV(PromotionEdit)を観よう！
えっ？「つんく氏のセルフライナーノーツ記事（https://note.tsunku.net/n/n2f679f5a6cbe）読んだよ」だって？
Oh! Good boy. そんなあなたは最高だね。
そしたらその記事読んだ楽曲イメージとMV観てイメージ通りか違うか確認してみて。なので是非MVも観よう！
動画リンク（とにかくまず視聴！）
『おあいこ』(MV)感想あれこれ
歴代リーダー卒業時シングルの青空映像が沁みる
SNSで言及している方もちらほらいましたが、歴代リーダー（初代：宮崎由加さん、2代目：金澤朋子さん、3代目（今回）：植村あかりさん）の卒業時シングルMVで青空バックのシーン（カット）が印象的である。
さみしさと、温かさと、この先の未来が開いている感じなどを感じて好きな映像。
独特な浮遊感が好き
音楽理論やどの楽器によるものなのかの知識もないので、表現が稚拙になってしまうが、つんく作曲によるものなのかヒラショー（平田祥一郎さん）編曲によるものなのかわからないけれど、音数・音色・リズムというのかすごく浮遊感がある曲ですごく好き。
浮いてる／明るい／ヒャッハー！ではなくて、沈んでない／沈みきらないって感じでやわらかく浮遊している感じ。この雰囲気が恋愛・人生の不安定部分とちょっとビハインドだけど自分で「おあいこ」にしちゃう感じと歌詞にもある「キラキラの明日からを応援してるように」な感じがすごくしてくる。未来は明るく開いてる（拓いてる）感あって好き。
曲を何回か聴いた時にテンポと後ろの音の感じが、これまたJuice=Juice楽曲で大・大・大好きな『SEXY SEXY』っぽさをほんのり感じたり。
夜のCity感の『SEXY SEXY』から季節と時間帯ともに少し明るいところに移った（トーンが明るめ）のが『おあいこ』みたいな。
ちなみに『SEXY SEXY』もつんく×ヒラショーコンビでしたね。
素のメンバー表情が見られるような映像演出がいいね
服装も私服風の衣装だし、各メロの部分などあーりー×誰か（または2人）って部分がライブなどのバチッと決めたJuice=Juiceではなく、楽屋とか我々があまり見ることのないJuice=Juiceの感じを見せてくれているのがすごくいい。
あぁ、あーりーがリーダーのJuice=Juiceはこういう空間・雰囲気なんだなってことを感じられてうれしい。まぁ、リーダーが卒業することでこの雰囲気とは少し変わっていくんだねって寂しさ感情も同時に訪れるわけなんだが。
スタジオ撮影メイン寂しい、けれどそれは滲んだ思い出の色？
こういう卒業系楽曲だし曲の雰囲気もあるし、Familiaみたいにみんなで外ロケした映像なMV観たかったなという気持ちが強かったのだが、何度もMV観て歌詞も観ている内にこの不思議なパステル色の混ざったふんわりした色の空間の映像が歌詞にある「思い出が色を重ね 滲んじゃってるけど なんだか 愛しい色だね」の滲んだが愛しい色の世界なのかなと思い、「あぁそれはめっちゃおあいこの世界だな」って感じでストンと腹落ちするとともに、好きになってきた。
03:08からのメンバーシーンがイイ！
あーりーとJuice=Juiceのメンバーとの関係性や素敵さがギュギュっと詰まった形（ペアリング映像）として展開され続けるこの終盤のパートがすごく良い。あったけぇ。
そして、組み合わせも加入期ごととかでもない感じが今のJuice=Juice感だなとライブに参加したり日々ブログを追ってるJuice=Juice Familyには強く感じられるわけで……
いちさく×あーりー
いちさく（有澤一華、石山咲良）の唯一無二の研修同期コンビの雰囲気も出てるし、それとあーりとの関係も見てとれるね。
れいえば×あーりー
れいえば（井上玲音、江端妃咲）の元気コンビの感じがこれまたみられるナイスシーン。元気ハツラツだね。
ゆめりさち×あーりー
ゆめりさち（工藤由愛、入江里咲）ペアはあまり見ないけれど、柔らかく楽しい感じのペアリング。キャッキャしとるね。
まめりあい×あーりー
まめりあい(遠藤彩加里、松永里愛)コンビも佳き。
このシーンは一番左があーりーでなくて、りあい・あーりー・まめの並びなのが尊い感じ。リーダーがりあいにもたれかかるんよな。
そしてまめ(あかりんご)の首の角度っ！！
るる×あーりー
真打、るる(段原瑠々)なわけです。
ラストオリメンと初加入メンバー(加入同期（やなみん）は既に卒業)の2人にしかない関係性ってあるよね。
この後、アウトロの部分の素敵なシーンについては切り出し後述。
そして、繋がれたJuice=Juiceの未来に涙する（03:28～）
03:28のラスサビ(いい匂いだな～)語尾からのアウトロ、音楽と映像でずっとずーーーっと涙する。
まず好きなのは、るる以外のこれからのメンバー(みっぷる今作お休み)全員をパーン撮影してるシーン(右から遠藤彩加里→江端妃咲→有澤一華→工藤由愛、左から石山咲良→入江里咲→松永里愛→井上玲音)、笑う(微笑み)と真面目／凛とした感じが同居する各メンバーの表情が好き。
そしてそこからのるるあーりータイムがマジで良すぎる。
2番のるるあーりー映像少なかったから、このアウトロのパートのるるあーりー並びから少しキャッキャ(明るい展開)して締めるのかなと思っていたら、2人の引き映像(少し凛としたるる、柔らか笑顔・企み笑顔なあーりー)から2人のアップシーンになり、これまた思わせぶりな表情(過去振り返りかしら)からの一瞬目線あがるカット(未来見据えたかしら)挟んで再度引きのシーン。あーりー何するかと思ったら2番のるるあーりーシーンでテーブルに置かれた花かと思うが一輪の花をぐっと取り出して笑顔でるるにプレゼント。
もうこれ、Juice=Juice託しちゃってますやん！
最初にこのアウトロ観た時に涙あふれてきた。
なんか2人のカットでこの演出(映像)なんて直近Juice=Juiceファンになった人だって感動しちゃいますって。
この溢れてきた涙の感じをシンプルには書けないんだけども温かい感情が自分の中からこみあげてきて目から涙として表出しちゃうのだよね。
そして、MV公開されてからこの記事を書くまでの期間にあーりーからのネタバレ(裏話)があり、花を渡すことにしたのはるるさんへのドッキリとかサプライズ的なものでMVとしての当初演出ではなかったとのこと。
あーりーの企みと実施がとてもきれいな映像演出としてMVに落とし込まれましたね。
YouTubeのコメントやSNSにも「るるにリーダー託してる、Juice=Juice託してる」的なコメント多く見られ、私も最初はなんかそういう託す・継承的な意味合いを受け手として強く受け取ってたんだけれども、繰り返す見る内に、もう少しシンプルに妹るるへの感謝とか純粋なプレゼント(お花あげるね！みたいな感じ)なのかなと思うようになった。あーりーの裏話も読んでなおその感じを強めた。
オリメン5人の最年少(妹)としてグループ活動していたあーりーのところに新規加入としてやなるる(梁川奈々美、段原瑠々)が入って以来、あーりーとるるの関係性ってあーりーお姉さんと妹るるって感じで、その関係性があの最後のシーンなのかなって。お姉ちゃんが妹に「お花あげるよ！」って感じでそこにはあまり重い(重厚な)想いや意思はのせていなくて、もう少し軽い・フラットなものだったんじゃないかなって。
サプライズだったからだと思うけど、よく見るとるるちゃんが笑顔で花を受け取っている(手を添えている)のが「お姉ちゃんからお花もらった・わーい！」って感じがでていて素敵なんよ。
とにもかくにもあったけぇ世界がそこに広がっていたし、明るいJuice=Juiceの未来が見えるよね。
最後に
つんく♂作詞の曲って口語で歌詞が散りばめられてるねぇとかなんでラップなん？みたいな曲の不思議みたいなところとか、おあいこ里愛（ピンクりあい）はメンカラピンクの世界線のリアイ・マツナガとか色々感想あるけど、書き始めたら終わらないのでここらで区切り。
ただ、卒業曲ではない(植村あかりソロの曲が別途あるので)楽曲MVでここまで残りのメンバー(特に次期リーダーへの継承にも見てとれるような)へ託すような映像演出ってこれまでのハロプロ楽曲であったんだろうか。
卒業する本人がフィーチャーされる演出はこれまでもあったし、卒業曲としてグループ全体のわちゃわちゃみたいな演出もあったけれど「るるあーりー」みたいな2人にスポットがあたった演出のMVは観た記憶がない。
※私がJuice=Juice追うようになった頃(2018年)より前のグループや卒業楽曲ではあったのかもしれない。
『おあいこ』聴いて再確認したけれど、人生は「泣き笑い」ってか悲しい(ネガティブ)な状況ばかりでなくてそこには少しの笑いというか明るさがあったりもしてなんとかなっていくよね。
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