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【活動報告】練馬つながるフェスタに参加しました

2023年3月4日の土曜日、練馬駅前にあるココネリホールで開催された「練馬つながるフェスタ」に、私たち放課後キャンパスクラブが参加しました。約6年前に、前身となるダイコンこども食堂での参加以来です。今回、私たちは教育版マインクラフトを使って、練馬の街を作るイベントを開催しました。

練馬つながるフェスタ2023

このイベントに向けて、実は1ヶ月前から準備を進めていました。練馬区に住む子供たちに声をかけ、一緒に練馬の街をマインクラフトで作ろうと呼びかけました。6名の子供たちが参加し、オンラインでみんなで同じ世界に入り、練馬の街づくりを進めていました。

中学生の男の子が、石神井駅前の風景を作ろうと提案し、このマインクラフトで練馬の街を作る取り組みが始まりました。なかなかみんなで同じ時間に集まることは難しかったですが、参加してくれた子供たちがそれぞれの時間にこの世界に入り、まちづくりをしてくれました。

練馬区立ほほえみ緑地
石神井公園駅前ロータリーをイメージして

私もまちづくりに参加し、マインクラフトの世界に入るたびに、子供たちの作品に感動しました。マインクラフトの魅力は、子供たちが頭の中で思い描いているものをブロックを積み上げて実現できることです。レゴブロックと同じような感覚で、ゲームの中で色々なブロックを組み上げていけます。

練馬区役所

子供たちはビルや家、ツリーハウスを作ったり、時には爆弾(TNT)だけで家を作ったりと、遊び心も満載でまちづくりに取り組んでくれました。私は、練馬区を象徴するものとして区役所を作成しました。新しい試みとして、3Dモデリングのアプリケーションを使って建物のデータを作成し、マインクラフトのゲームに取り込むことに挑戦しました。

この方法を使うと、巨大な建築物も簡単に作れますし、サイズも自由に変更できるため、とても便利です。この3Dモデリングを使って、事前に作成した建築物をマインクラフトの世界に持ち込むことで、さらに多彩な街づくりが楽しめると感じました。

さて、イベント前日に、ロケットも作ってみました。参加してくれた子どもたちに山の向こうにロケットがあることを教えると、皆、大喜びでした。作ってみて本当に良かったと思いました。

ロケットの巨大建築

当日、参加してくれた子どもたちには、イベント用の区画を用意し、「好きなお家を建ててください」とお願いしました。そして、子どもたちは自由に建築に取り組んでくれました。マインクラフトを遊んだことがある子たちは、すぐにパソコンの操作を覚え、様々な家づくりに熱中しました。

また、家づくりだけでなく、地面を掘って地下を探検したり、他の子たちが1ヶ月かけて作った街を散策したり、動物を追いかけて遊んだりと、子どもたちはそれぞれの好きな遊びを楽しみました。弓矢の的を作って遊んでいる子もいました。みんなが、YouTubeで見たマインクラフトの遊びを試したいと思っていたようです。

イベントに参加してくれた子供たちの作品

前回、夏に石神井町で開催されたつながるフェスタにも参加しましたが、その時は、たくさんの子どもたちが来てくれることを予想していなくて、運営側の対応がバタバタしてしまいました。今回は、整理券を配って余裕を持って子どもたちに遊んでもらえるようにしました。

マインクラフトで遊びたいと言っていた子どもたちは参加できましたが、時間の都合で参加できなかったり、断らなければならなかった子どもたちもいました。その点は、申し訳なかったと思っています。次回は、もっと多くの子どもたちに参加してもらい、皆で1ヶ月かけてまた、子どもたちが思い描く街を作りたいと思っています。

体験ブースのようす

期間を決めて、みんなで協力して何か一つのものを作ることが、私にとって非常に面白いと感じました。期間限定で行うことで、期間限定のイベントに参加するという特別な感覚が生まれ、子どもたちのモチベーションも高まります。また、期間限定であることにより、子どもたちは時間内に自分たちが目標とする街づくりを完成させようと、一生懸命に取り組んでくれました。

さらに、期間限定のイベントでは、新しい友達と出会ったり、協力して何かを作り上げるという経験をすることができます。子どもたちは互いにアイデアを出し合い、チームワークを発揮しながら街づくりに取り組んでくれました。このような経験は、子どもたちにとって貴重なものであり、人間関係の構築やコミュニケーション能力の向上にもつながると感じました。

また、マインクラフトを通じて、子どもたちが地域や文化に興味を持ち始めることも期待できます。例えば、地元の歴史や名所を再現したマインクラフトの街を作ることで、子どもたちは地域の歴史や文化について学ぶことができるでしょう。

バスロータリー

次回のイベントでは、さらに多くの子どもたちが参加できるように、事前の準備や運営方法を見直すことが重要です。また、子どもたちの興味を引き出すようなテーマを設定し、地元の文化や歴史にも触れる機会を提供することで、より魅力的なイベントになるでしょう。

全体として、マインクラフトを活用したイベントは、子どもたちにとって楽しいだけでなく、様々なスキルを学ぶ機会も提供してくれます。今後もこのようなイベントを開催し、子どもたちが夢中になれる空間を提供していきたいと思っています。

放課後キャンパスクラブの取り組みは、子供たちにとっては遊びの場でありながら、コミュニケーションや協力、創造力を育む良い機会となっています。また、地域の子供たちが集まることで、親同士の交流も生まれ、地域コミュニティの活性化にもつながっています。今後も練馬区の子供たちが楽しめるようなイベントを開催し、地域の活性化に貢献していきたいと考えています。

最後に、練馬つながるフェスタに参加した皆さん、そして子供たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆さんの笑顔が、これからの活動の励みになります。今後も、放課後キャンパスクラブをどうぞよろしくお願いいたします。

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