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下関ファミリーワーケーション2024.7.28.7.31【前半】

毎年、夏休みには三女と長男(とっくん)を連れてファミリーワーケーションに出かけていましたが、昨年頃から(当時中1の娘と年長の息子)一緒に楽しめることが少なくなってきました。

今年はどうしようかと考えていたところ、ひょんなことから下関にご縁をいただき、「下関いいじゃん!」と思い立ち、2024年7月28日から31日までの3泊4日でとっくんと親子ワーケーションに行ってきました。

鳥取から山口県下関までは、車で約6時間、電車で4時間20分くらいです。車の場合は岡山県津山市を経由して山越えし、津山から中国道をひたすら進みます。中国道は非常に空いていて走りやすいですが、サービスエリアなどはあまり充実していません。ただ、最近はコンビニ併設のパーキングエリアも増えてきて、スムーズに到着できました。

電車の場合、鳥取からは岡山か姫路まで特急で行き、新幹線に乗り継いで小倉まで進み、そこから折り返します。小倉から下関までは2駅で約15分。電車は15分間隔で運行されているので、車が必須の鳥取県民からすると非常に便利に感じます。

実は今も下関に向かっていて、今回は鳥取→姫路→小倉→下関のルートです。この単独ワーケーションについては、また別でレポートしますね!

7月にとっくんと行った下関ワーケーションでは、荷物も多かったため車で向かいました。前回(7月2〜4日、偶然知人に会いに行ったのが下関で、面白い人が多くてすっかりハマりました)は車で行き、駅近くのホテルに泊まりましたが、駐車場事情があまり良くありませんでした。ホテルの地下駐車場は高さ制限1.55m、さらに山口銀行の駐車場は日中に車を出さなければならないため、少し離れたショッピングモール(シーモール)に車を停めることになりました。今回は車をホテルの駐車場に停められる「プラザホテル下関」に滞在しました。


### 1日目
お昼頃に鳥取の郡家を出発しました。とっくんは赤ちゃんの頃から車に乗るのが大好き。助手席でゲームをしたりおしゃべりをしたりしながら、1回の休憩でスムーズに下関に到着しました。車だと荷物が増えがちですが、すぐに車を停められる駐車場があるのは良かったです。ホテルの駐車場が満車でも、すぐ横に第二駐車場があるので、荷物の多い子連れには便利だと思います。

18時過ぎに到着したので、荷物を部屋に置いてすぐ夕食へ。フロントでおすすめの飲食店マップをいただき、海鮮系のお店を教えてもらいましたが、残念ながら日曜日でお休みでした。とっくんは唐揚げが大好きなので、歩いて3分ほどの「唐揚げ専門店お福」へ。量が多くて安く、そしてとても美味しかったです!

行きの車中で全く寝なかったとっくんは、お風呂に入ってひとしきり遊んだ後、すぐにバタンキュー。私も一度寝て、早朝から少し仕事をしました。ファミリーワーケーションの時は、早朝が主な仕事時間です。朝食後から出かけるまでの少しの時間(ホテルの掃除が入る11時〜15時頃までは外出)、そして夕食前に少し仕事をする、というスタイルです。

1人でワーケーションをする時は、連泊でも日中を仕事に充てたいので、清掃なしでタオルやアメニティだけもらうことが多いです。しかし、子供と一緒だと部屋が汚れやすいので、清掃時間中に外出するのがちょうど良い感じです。インドア派のとっくんでも、少しは外に連れて行ってあげたいと思っています。

プラザホテル下関のWi-Fiは少し弱かったですが、私はテザリングで仕事をすることが多いので特に問題ありませんでした。今回は薄型モニターを持参してデュアルモニターで仕事をしましたが、横長のデスクがあり、快適に作業できました。

### 2日目
今回の滞在は朝食付きプランだったので、ホテルの最上階にある10階のレストランで朝食を取りました。サラダとドリンクはバイキング方式、四季折々の和朝食膳で少しずつ色々なものを楽しめて良かったです。子供用の朝食も別注文できるようでしたが、ご飯と味噌汁は子供の分もサービスしてくれました。海苔や納豆も食べ放題だったので、小学校高学年くらいまでは別注文しなくても十分だと感じました。

レストランの窓からは港の様子がよく見え、大きなタンカーから小さな船まで行き来が盛んでした。速い船や遅い船、大きい船や小さい船を観察しながら、楽しい朝食の時間を過ごしました。


朝食後、少し仕事をして、前回滞在時に知り合ったパソナの神名(小西)さんと海峡夢タワーで合流しました。海峡夢タワーからは下関市内が一望でき、街の過去や現状、課題などをお聞きすることができました。

下関市は1955年に人口32万5千人をピークに減少しており、2023年(令和5年)の国勢調査によると、現在の人口は244,470人です。周辺地域も含めると、かなりの人口減少率のようです。発展期に建てられた立派な建物がいくつもありますが、そこに入る人や提供されるサービスが不足しているといった状況です。特に若者が遊べる場所が少なく、若者離れが進んでいるとのことでした。

前回の滞在時に参加させていただいたイベントでも、下関駅周辺(徒歩10分圏内)の空き家の多さに驚きました。

鳥取も人口減少は続いていますが、元々人口が少ないためか、立派な建物はあまり見かけません(新しく建った鳥取市役所くらいでしょうか)。鳥取市の住宅街は駅から南に向かって広がっていますが、昔ながらの街は駅から県庁までの2キロほどに密集しており、改めてコンパクトシティだと感じました。

下関市は、建物や設備があっても利用する人が少なく、老朽化が進むという問題を抱えています。鳥取市とはまた異なる課題があるようです。

これらの課題解決に向けて活発に活動されているのが、橋本千嘉子さんです。非常にエネルギッシュで、多くの人を良い意味で巻き込んでいる印象的な方でした。橋本さんについては次回じっくり書かせていただこうと思います。

下関では、子供を預かってもらい、日中に仕事をする時間を確保できるワーケーションの取り組みも進められているようですので、情報が入り次第、アップデートいたしますね。

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