そうだ、キャンプ場をつくろう
これはなに?
どこにでもイチ会社員がキャンプ場を拓くまでの軌跡を辿る(ことになるといいな)noteです。
自己紹介
1986年生まれ36歳
北海道の片田舎に生まれ、大学から社会人2社目までを札幌で過ごし、
3年ほど仙台での勤務を経て転職を機に2015年に東京に進出。
ハウスメーカー→外資→ベンチャー→ベンチャー(イマココ)と、直近7年くらいは、スタートアップにて働いています。
趣味はキャンプ、ライブ、フェスで、ライブは年に2-30本、フェスも3-4つほど参加するなど、わりと自由に生活してます。
キャンプはグルキャンがメインだったため、そこそこ大人数に対応できるギアを中心に所有しているのですが、最近は無骨なスタイルへの憧れが高まり、パップテントを購入しソロ・デュオキャンにも手を出し始めました。
ミニマルにやるよりは、どちらかとギア多めで自分の好きなものに囲まれながらキャンプをしたい派。
キャンプの目覚め
キャンプの目覚めは大学生時代に参加したライジングサンロックフェスティバル。
もともと音楽が生き甲斐だった学生時代の自分にとって、野外フェスは憧れそのものでした。初めて参加した年のライジングの景色は今でも鮮明に覚えています。
野外フェスがなんたるかもわからないまま参加した初参加時、自分たちの宿泊スペースは車内でした。
真夏の北海道とはいえライジングが開催されるお盆時期にはすでに秋の始まりを迎えている北海道で、寒さに震えながら夜を越したことはいい思い出ですw
その際に会場で見た色とりどりのテントの海、キャンプサイトで思い思いの楽しみ方をしている人たち、その全てが眩しく輝いていました。
当時は今のようにインターネットも普及しておらず、ネットを検索すれば得体情報に簡単にアクセスできるような時代ではなかったため、会場で必死に他所様のキャンプスタイルを観察し、少しずつ少しずつ、必要なもの、足りないもの、欲しいものを集めていったのも、いい思い出です。
沼の訪れ
上記の流れで、そのままキャンプ沼にハマるかというとそうでもなく、
北海道や仙台にいる間はほとんどキャンプとは無縁の生活をしていました。
頻繁にキャンプに行くようになったのは東京に来てまもなく。
家と会社の往復、どこを見ても人人人人ビルビルビル、いわゆる都会のコンクリートジャングルに辟易として、揺り戻し的に自然に還りたいと強く感じるようになりました。
幸いにも周りに同じような仲間たちがいたこともあり、加速度的にキャンプ熱はどんどんと高まり、気づけばシーズン中は月1-2とそこそこのペースでキャンプに行くようになってきました。
突然のキャンプ場?
きっかけは本当に些細なことで、(何の情報を調べてたかも定かじゃないけど)富士山の眺望が綺麗な山が売りに出されているのを見つけたあの瞬間から。
その情報を見た瞬間、義務感にも似た何かが自分の中に湧き上がり、これは山を購入するしかない…!そう思ったのがはじまりでした。
そう、きっかけなんて何でも良くて、ただ自分はなにかに背中を押されることを待っていただけかもしれません。
山を見つけてからというもの、キャンプ場を作りたいという気持ちは一気に高まり、普段から共にキャンプに行っているメンバーに声をかけ、あーでもないこーでもないと妄想を膨らませていきました。
※実は早速昨日山を見に行っており、その様子は別途書きたいと思います!
夢は自分たちの遊び場をつくること
はじめてキャンプで、何もないが何もないことにワクワクしたあの瞬間、
湖に煌めく燃えるような夕日、
今にも降ってきそうな満点の星、
朝靄の中白み始める空、
全てが赦されるような朝焼け…
今はまだ名も知らぬ誰かの記憶に残る瞬間を作ることができるような空間を作りたいと思っています。
夢が夢のまま終わるのか、はたまた叶うのか、
しばしお付き合いいただけると嬉しいです。