令和6年1月13日土曜日(旧暦師走二日)木食草衣心似月
龍牙居遁禅師の言葉。もくじきそういこころつきににる。
木の実を食べ、草の衣を身につけて暮らせば、自分の心も月と同じようになるだろう。人に住まいはどこかと訊かれたら、即座に青い山々と緑の水が私の家だ、と答えるだろう。
一気にここ半年ばかりの書きためていた日記を記事に。
何のためにと問われれば、自分がまた一歩先に足を踏み出すために必要な作業でした。
昨年6月30日の、俵山の自宅の豪雨被害によっての、夫の実家のある向津具への転居。
そこからの自分や夫・両親との関係やカミツレの工房のことなど。
変わり続けていることばかりで、これからもどうなるか未知数だけれども、以前の生活よりも、より自分のあるべき姿に近づいている実感があります。
冒頭の言葉のように、ものや場所への執着を脱ぎ捨てて、より澄んだ自分のスピリットで、新しい世界に生きていきたいです。
今まで書いていたような形での『日記』というものをnoteにアップすることは今後ないかな、と思いますが、「書くこと」の密やかな癒しや氣づきは継続させたい。
小さなこと。
光るもの。
喜び。
心に残る言葉。
温かくなる感覚。
天と地を結ぶ。
境界がなくなる。
拡がる。
自由さ。
そんなあれやこれやを、この場所で交歓していきましょう。