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日記 令和5年5月17日水曜日(旧暦弥生廿八日) もんぺ 梅仕事 草刈り 今年初のホタル

朝6時15分起床。
夫は5時30分のアラームで起きる。
少しお布団で微睡んでいたら、夫が車で出かける音が。
朝ご飯も食べずに、守りしている築地(ついじ)の代掻きに行ったようだ。
田植えする4日前くらいには代掻きは終わらせた方が良いので、サクサクやりたいみたい。
今日は、夫が古着屋さんで買ってきてくれたもんぺを履いてみる。
似合う。後で帰宅した夫も、似合うね、疎開感が半端ない、と言ってくれた。
機能性もあり軽くて良い。
現代風に少しアレンジされたもんぺの型紙も持っているので、そのうち肌に優しい素材で自分で作りたい。
稲の苗に水遣り。
今日も暑くなりそう。
洗濯機を回して、軽く掃除。
朝ご飯を食べようと、パンを入れている琺瑯のタッパーを開けてびっくり、食パンもカンパーニュも青かびだらけ。
昨日まではなんともなかったのに、カビの繁殖力はすごい。
カビの部分をこそげ落としてトーストしたものと豆乳チャイ、ゆずきちジャムヨーグルトを食べる。
発酵と腐敗は紙一重。
外で唐箕をかける。
いつも日差しがさんさんと照りつける場所でやっていたけれど、日陰に移動してやってみると随分体が楽。
これからの太陽の日差しは体力を奪うので、外での作業は時間帯をよく考えて決めよう。
唐箕の準備をしていて、昨日の来客のために片付けしていたステンレスの流し台(つぶれた旅館の解体で出てきたものをもらってきたもの。素材として、またはそのままとして使えるかも、ということで)が、納屋に放り込まれているのを発見する。
昨日は時間が足りなくて優先順位が低いのも分かるが、「とりあえず」が積み重なっていくと、なにも進まないし育たないと、夫に苦言をLINEで送る。
小さなことを疎かにしないこと、その小さな積み重ねが今とこれからをつくるということ。
これは女性性であるわたしのスタンスでもある。
夫は、動き続けながら積み重ねていくものがある。
ただ違うだけでお互いの得意分野を活かせば良いだけだけれども、たまには言葉にしてこちらのスタンスも伝えておきたい。
唐箕をかけながら、お向かいのヒデさんも今日は田植えだなあと眺める。
12時ちょっと過ぎ、夫が帰宅。
鶏としめじのうどんに舞茸の天ぷらのせ、ご飯にポテトサラダとひじきの煮物でお昼ご飯。
代掻きはぼちぼちと進んでるようだけど、草刈りもやらなければ進まないとのことで、午後から草刈りのお手伝いに行くことに。
午前中、夫が築地の水路の堰で水漏れをチェックしていたら、アナグマがこちらに全く気づかずにゴソゴソしてたそう。
そーっと近づいて、素手で尻尾をつかんで投げたと。
アナグマが最近よく出没する。絶対的に個体数が多いような。
猪の出没情報もあるらしい。
夫が先に築地に出発、わたしは片付けして、食パンの生地を仕込む。
今日は食パン1斤のみ。
それと、今週末注文分のパンと焼き菓子の内容と配達日などの連絡や確認。
14時前くらいに築地。
いつもわたしが使う、ハンドル付きの草払機につけるハーネスを忘れたので、夫が使っている背負い式の草払機で田の畦の草刈り。
このタイプの草払機は、キックバックしたら防ぎようがないので慎重に。
農作業に危険は付きもの。
気を緩めることなく行なっていきたい。
夫は途中でデマンドのドライバーの仕事で抜ける。
わたしはひたすら草刈り。
蛙たちが草払機から逃げ惑う。
その蛙たちを切り刻んでしまわないよう、気をつけながらの草刈り。
16時30分、切りをつけて先に帰宅。
唐箕の続きに取りかかる。
苗が昼間の日光で、少しイラッとしてる(針金みたいに葉っぱがなることをイラっとする、という)ところが出てる。
水遣りをたっぷり、だけど明日は雨予報みたい。
夫も17時30分頃帰宅。お疲れ様。
夫は毎週水曜日の夜は、俵山の高校生のデマンドスクールバスの運転手の仕事がある。
少し早めに里山ステーションに向かう。
今日は試験中だし、多分ロシアの初代指導者だよ、と言ってる。レーニンだよ、と。
は?と聞き流してたけど、0人のことらしい…。
草刈りで疲れた頭では理解不能。
今日はお風呂もシャワーにして、夕ご飯もさっと食べて明日の田植え(夫は6時30分からの予定)に備えようということで、お風呂とご飯の支度の時間を梅仕事に充てる。
帰宅した夫、「レーニンでした。」
そして、今年初蛍がいるよと、二人でしばらく楽しむ。
今年ももうそんな季節。
お尻の光がふわ〜、ふわ〜と点滅するの、ずっと見ていて飽きない。
そして、猪の骨をあげた向津具のジュンくんからお米をもらって帰ってきた。
ジュンくんから、農繁期に入る前に猪の骨からとるスープを飲んで、これから忙しく働く体の滋養にしたいとお願いされていたもの。
今年の向津具チームは、あまり猪を捕ってないようだ。
お米は農薬や化学肥料不使用で育てたきぬむすめ。
うちのきぬむすめと食べ比べしてみよう。
シャワーを浴びて夕ご飯。
わたしは切りの良いところまで手を動かしたくて、夫に先に食べてもらう。
鹿背ロースのカレー、鶏皮スッスー、キャベツとブロッコリーのナムル。
先に休んだ夫。わたしは拭いて軸の部分を取った梅を、梅酒・酵素シロップに仕込む。(梅酒のお酒は一粒の麦という麦焼酎で)
パン用に仕込みたい自然酵母の分は、もう少し追熟させてからの方が香りも楽しめそう。
先日オグマさんからいただいた酒粕酵母の育成も開始。
お水を入れた時点で、もう軽く泡立って元気良さそう。
(協会の酒母でなく、自分で育てた野生酒母から醸してるからだと思う)
ひと段落したら、ビールが飲みたくなった。
黒ビールと買ってきてくれたポテトチップスを食べる。
さっき夕ご飯食べたばかりだけれど、なんだか気分は夜更かしモード。
明日つらいのに、結局午前2時頃お布団へ。
明日の田植え、大丈夫かな?








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