Rosa damascena
アロマセラピーの中でも人気があるのはお花の香りの精油。
特にローズとジャスミンは王道ですよね♡
Rosaはギリシャ語で赤という意味。真紅は草木の神であるアドニスの血の色を表していると言われています。
一口にローズと言っても色々種類があるのが精油の世界。中でも多いのはRosa damascena。他にはRosa galica、Rosa alba、Rosa sentifoliaなどがあります。
また精油を抽出する方法によっても呼び名が変わります。水蒸気蒸留法で抽出された精油をローズオットー、溶剤抽出法で採られた精油をローズアブソリュート(ローズAbs)と区別しています。香りはオットーの方が優しく、アブソリュートはしっかりしたローズの香りがします。
これは含まれている成分が違うから。
オットー精油には、シトロネロール、ゲラニオールがおおよそ50%ほど。アブソリュートは、2フェニルエタノールが約60〜70%を占めます。同じ植物から採れる精油だけれど、抽出方法によって成分はかなり異なります。
ローズ精油はよく女性の味方と表現されます。というのも、婦人科系の不調に利用されてきた過去があり、特にPMSなどで不安定になる心を優しく包んでくれたり、更年期特有の症状が原因で起こる不調にも取り入れられたりしてきました。さまざまなライフステージの女性のお悩みに対して幅広くアプローチしてくれます。
香りそのものも魅力的ですが、精油の働きを知るとより使いたいという気持ちが高まってきますね♡ですがネックになるのが価格。インスタでも紹介しましたが、ローズの精油1滴(0.05ml)が採れるのは、ローズの花50個!!しかもローズの収穫は手作業のためかなりの人件費と手間がかかっています。
メーカーによっては10%希釈のもので販売されていたりと最近は手頃な価格帯のものもあるので以前より手に取りやすくなっています。
ローズ精油でオリジナルの香水を作ってみるのも楽しいですよ!もちろんローズシングルでも素晴らしい香りですが、私はブレンドをしたものを愛用しています☆
minneでオリジナルブレンドも取り扱っているのでご利用ください。