コンテナパン屋開業記録・4
なんとか、コンテナパン屋と名乗れるようになりそうです。
コンテナ設置していただきました。
ここで、過去の記事を読んでくださった方がもしいましたら、
こう思うかもしれません。
『全然図面と違うじゃないの』
色々な経緯があり、当初の予定ではコンテナ1本だったのですが、
2本(20ft+12ft)になりました。
一番の理由は、どう考えても厨房に機材が入り切りません。
入る気持ちでいましたが、オーブンには、メンテナンススペースというものが必要で、操作盤の隣は500mmほど空けないといけないのですね。
(機械とかものを置けなくはないけれど、修理時などに移動できるものでないと大変)
そう考えると、やはり無理・・・。
しかもスリップピールを引くスペースがギリギリすぎる・・・。
(これは最初から予想はしていましたが)
なので、みなさん厨房を考えるときは気をつけてください。
(普通わかっているものなのかもしれません・・・)
あとは、コンテナ1本横置きですと、前回申しました準防火地域の縛りというもので、隣接する敷地に近いガラスは防火仕様にしなくてはならず、網ガラスの高価なものにせざるを得ないようなのですね。
そうすると、とても予算には収まらないので、いっそコンテナ2本で、ガラス面や扉の位置を防火仕様にしなくてよい部分にもってきた方がマシ・・・とのことになりました。
結果、念願のトイレを設置できることになったので、オーライと思いましょう。
もしコンテナでパン屋をやってみたいと思っている方、
1本でももちろん無理ではありませんよ!
コンベクションオーブンを使う、冷凍生地でもよい、
など自分の希望に合った規模で工夫すれば、十分可能と思います。
そんな経過で、2本のコンテナがやってきました。
あとは内装、配管、搬入、整地などなどがありますが、やっと少しスタート地点に立てたのかなと、思っています。
あとは、手続き、書類、届け出など一番苦手な分野ですね。
頑張ります・・・。
今は娘は4か月、おねんね中にこの文章を書いていますが、
本当に子育てとパン屋は両立できるのか・・・
というより、両立できる方法を探していかなければ、と思う今日この頃です。