日帰りバスツアー
土曜は日帰りバスツアーに1人で参加してきました。
参加したツアーは「燕の魅力発見!信濃川大河津資料館と工事見学」。ぶっちゃけ自力でも行けそうな場所ではあるんだけど、気になってた所をいくつかまわるので行ってみようと思ったのですな。
私が乗り込む新潟駅南はなんかやたらと人が多いし、バスもひっきりなしで普段なら駅南には来ない2連バスまでいる。
歩行者整理の人の声で「音楽と髭達」という野外フェスの開催日であることを知る。ついでに新潟競馬の開催日なので、競馬場行きのバス停にも行列が出来ていた。
バスは時刻どおりに新潟駅南を出発。高速道路を通って巻潟東インター駐車場から2名ほど乗車し、そこからは一般道をひた走る。
一番最初は弥彦神社の参拝。越後一宮と呼ばれ、標高634mの弥彦山そのものがご神体である。ここの参拝方法はちょっと変わっていて、普通は2礼2拍手1礼なんだけど弥彦神社では拍手が4つ。理由はガイドさんも言ってなかったから知らん。
参拝してから鹿苑をちょこっと見て、おみやげ物店が並ぶ通りを散策。ガラス工房が出店しているお店でクラゲの風鈴が欲しかったけど、すべて手作りだから音も微妙に異なるわけで、迷ったあげく時間もあまりなくて結局購入せず。次はゆっくり聞き比べて買いたいなぁ。
次の見学場所は「にとこみえ~る館」。大河津分水の河口近くで現在も工事が進められている。近年の水害の影響で完成は先送りになったらしい。想定を超えてくるのが災害なんだろうなぁ。ここでは堰カードをゲット。
長岡市の寺泊へ移動して昼食。席はグループの人数ごとに分けられてるんだけど、意外とお一人様って多いもんなのね。
ちなみに海辺の宿で1人に1匹蟹がつくんだけど、私は蟹を食べるのが大変下手なので、実は出発前から気が重かった。だって食う機会ないんだもんね。同じテーブルにいた年配のご婦人方は
「蟹用のハサミがあったらよかったのにねぇ」
と言っていたが本当に同感である。まぁ、ハサミがあったところで上手く食えるかどうかは別問題なんだけどさ。
こちらでは2時間ほど滞在なので入浴もしてきた。やっぱでっかい風呂っていいよねぇ。
昼食後の見学場所は信濃川大河津資料館。100周年記念のイベントを開催中だけど、職員の方についてまわって説明を受ける。
移動のどさくさに紛れてイベント会場でマンホールカードをゲット。しかも旧分水町の2枚セットだぜっ♪そして1人が勘違いでなかなかバスに戻ってこなくて20分ほど遅れで出発。
最後に立ち寄ったのは道の駅国上(くがみ)。わりと最近リニューアルオープンしたそうでとってもきれい。お目当てのマンホールカードは在庫切れで入手できなかったが、旧分水町の2枚セットのうちの1枚だからまぁいいか。
その後は特に問題もなく新潟駅南へ帰ってきた。2千円分のクーポンは結局使わなかったので近場で消費しようと思う。
さて、そもそもなんでこのツアーに参加しようと思ったかというと、一時期日本近代建築の本を読み漁っていて、その流れで土木関係もちょこっとかじったりしたのだが、その中に高崎哲郎著『評伝 技師青山士の生涯』というのがあったのですな。
パナマ運河の工事にも携わり、日本では大河津分水の他に荒川放水路の建設も指揮している。この本は今でも手放さずにいるのだが、人々のためという信念を貫いた人というのが強く印象に残った本だった。
大河津分水資料館ではじっくり見てまわれなかったので、その名を見つけることは出来なかったけれど、いつかまた行こうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?