凄さを堪能
昨日は有休を取って朝のうちに内科の定期検診を片付け、新潟市秋葉区にある新潟市新津美術館で現在開催中の企画展『ホキ美術館名品展』へ行ってきました。
千葉にあるホキ美術館は、今はもう終わってしまったけどBS日テレ『ぶらぶら美術・博物館』で何度か紹介されて知っていた。写実絵画に特化した美術館で、建物もかなりユニークなので、いつかは行ってみたいと思っていたんだけど、しばらくは世の中が遠出できる状況じゃなかったわけですよ。まさか新潟で作品を観られるとは思ってなかったので、有休取って平日狙いで行くぞ~!ってな感じですっごく楽しみにしてたのですな。
平日とはいえ春休みでもあるので、思っていたよりお客さんは多かったかな。作品はのっけから圧倒されるものばかり。かなり近寄ってみれば絵の具の凹凸とかがわかるものもあるけど、少し離れれば写真と言われても何の疑問にも思わないくらいのリアルさ。風景であれば木々の葉や枯れた草の茎、人物であれば髪の1本にいたるまで細密に描かれている。セーターなんか編み目の1つ1つまで描いてあるもんね。
特に人物の場合は肌の質感がすごい。自分の身体を見ればわかるけど、肌の色って決して1色ではないんだよね。ごくわずかな色の違いが集まって肌の色を形成しているわけだが、なんかもうそこまで描き込んでる感じ。すごいの一語に尽きますな。
そんなわけで大変よいものを観させていただきましたですよ。今回来なかった作品も観てみたいから、いつかホキ美術館へ行きたいなぁ。
ちなみに新津美術館、ホキ美術館名品展の次はゴールデンカムイ展だそうな。