#24 ベルリンで迎える終戦
8月15日
昨晩の楽しい宴会もあり、ちょっと遅めの出発となった。
朝ご飯までお世話になって、本当にありがとう。
駅まで送ってもらい、ベルリン行きの電車に乗った。
今日は終戦記念日。ベルリンで迎えるのも何か意味がありそうだ。
境界線を越える旅にとってはとても意味のある場所。
かつて東西に分断されていた町だ。
まずはブランデンブルク門を目指す。
ブランデンブルク門
統一ドイツの象徴でもあるこの門すぐそばに、壁が築かれていた。
今はもう線が引いていあるだけだが、
これによって引き裂かれた人々も少なくなかった。
今は自由に超えられる線を一歩かみしめた。
ユダヤ人犠牲者祈念館
ここには無数のブロックが迷路のように並んでいて、
虐殺されたユダヤ人の記念碑となっている。
なんだか一つ一つが棺桶に見えて、しばらくここで黙想していた。
ベルリンの壁
壁をたどりながら歩いていると、壁博物館や残された壁がアートとして残されているイーストサイドギャラリーに出た。
目に見えて分断の象徴が残っていることは、
国境なきふじやんとしての気持ちを新たにした。
境界線を越える勇気。境界線に学ぶ。
もっといろんな壁を越えられるようになりたいな。
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