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ブログ始め 鎌倉
2023.4.1
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館へ企画展 「美しい本-湯川書房の書物と版画」を見に鎌倉へいってきました。
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湯川書房とは、湯川成一さん(1937-2008)によって1969年に大阪で設立した出版社です。趣向をを凝らした数々の限定本を、当時の美術家と共同し出版されましたが、今ではその作品を一度に見る機会は、なかなかないとのこと。一般人の私は、豪華な本を購入する事は難しくても、美術館で,湯川氏の美しい本を眺められたことは、とても贅沢な時間でした。
美しい装丁の本は今もたくさんありますが、1970年代に海外や日本母国のいろんな感性がかけあわされた、工芸作品としての本を独自に作っていた人がいたと知ることができ、感動しました。版画家の柄澤齋さんの木口木版の挿絵もとても美しかった。
また、なぜか型染めにいつも惹かれる私は、染色家の望月通陽(もちづきみちあき)さんの作品が心に残りました。自由な線。色。帰宅して早速ネットで調べ、今もご存命な方と知り、”いつかたくさんの作品を見る機会があれば”と思っています。