2024年 奈良に行ってきました②

2日目 法隆寺→中宮寺→ならまち散策

2日目は、奈良駅から電車とバスを乗り継いで法隆寺へ。参道を歩き、はじめに見えたのが南大門。

聖徳太子が、当時政治の中心だった飛鳥を離れ、斑鳩(いかるが)の地に、斑鳩宮を建て、隣りに斑鳩寺を建立した。そこがのちの法隆寺と知る。法隆寺の住所は今も斑鳩町。

法隆寺 南大門
南大門から五重塔が見える
奥に見えるのが 国宝 中門
中門の金剛力士像 阿形
中門の金剛力士像 吽形
法隆寺 世界最古の木造建築 国宝 五重塔
とにかく大きいのと、形が美しい。
五重塔を支えている餓鬼
大宝蔵院に掛けられていた扁額。美文字。
ネットは便利。書家 榊莫山氏作と分かる。
昨年見た東大寺の石碑の字も莫山氏だった。
国宝 夢殿 
聖徳太子が住んだとされる斑鳩宮跡に、
その遺徳を偲んで建てられた建物群の中心。
奈良時代に建立された。構造:八角円堂。
夢殿の本尊特別開扉されていた。
飾り瓦 波?の上を跳ねるウサギ
中門から南大門へ続く道の両側の建物
に、いろんな飾り瓦が見られる。
金堂 昇竜 
法隆寺金堂の壁画が、戦後保存目的で書写中に火災となり消失したことをきっかけに、
翌年文化財保護法が制定されたと知る。

法隆寺の裏手にある、中宮寺へ立ち寄る。聖徳太子が、母の御願により建てた尼寺。御本尊が「菩薩半跏像」飛鳥時代の国宝。この像の表情をアルカイックスマイル(古典的微笑)の典型として高く評価されている。と友人が教えてくれた。

「法隆寺」駅名にもなっている

法隆寺に行った感想は、大人になって行けて良かった。喧騒がなく静かで、そこにいると異世界にいるようだった。歴史を感じるという経験ができた。

歩いて法隆寺駅まで行く途中、電線に白鷺が2羽留まっていた。体長が大きいから留まれることにびっくり。河原や田んぼにいる白鷺しか見たことがなかったので、へえーと感心した。

夕暮れ時の興福寺の五重塔

一度ホテルに戻り、ひと休みしてから、ならまちを散策。興福寺近くの猿沢池の周りから、細い路地をぐるぐる歩く。平日の夕方ということもあり、お店はほとんど閉まっていた。猿沢池前のスタバの外のベンチでシトラスティーを飲み、しばらく夕暮れを眺め、2日目は終了。

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