【ワイルドリフト】Baronカミール大辞典
タイトルの通り、カミール完全ガイドになります。0から知ることも出来る構成となっていますが、文字数がアホみたいに多いので目次からそのタイミングで知りたい箇所だけ確認できるカミール辞典のようなものとして役立てて頂ければと思います!ビルドやルーンはパッチ毎に更新していく予定です。
少しだけ自己紹介を!
SN Natutorei#JP1
S0から1年以上baron専かつカミールOTPで回しています。カミール使用回数は1890回ほどで、もしかしたら使用回数だけは日本鯖で一番多いかもしれません笑 チャンピオン最高順位はS2の18位で、今シーズンは28位です。上位勢jgカミールばっかなのでbaronに絞ればもう少しだけ上かも、、
他チャンピオンは笑えないくらい下手です。ほんとに。
基本編
最初にカミールのスキル、長所短所、ルーンやビルド等試合前要素についてご紹介します。
各スキル解説
パッシブ アダプティブディフェンス
レーン戦での肝となる強力なパッシブスキルです。シールドは物理か防御どちらかしか防げませんが、相手のダメージ源に合わせて自動で設定されます。
CDが18秒と少々長く、基本的にこのスキルがある時以外はダメージ交換をしない方が良いです。終盤も決して腐らずに役立ってくれます。
スキル1(Q) プレジションプロトコル
アルティメットスキル(ult)と共にカミールの代名詞となっているこのスキルですが、ult以上に重要かもしれません。一段目を撃った1.5秒後に、凄まじく強力な2段目を撃つことが出来ます。
このスキルを上手く使えるかどうかでダメージ量は大きく変わり、他のスキルはこのスキルの2段目を当てる為に存在していると言っても過言ではありません。AAキャンセルが付いていますので、発動の前には必ずAA(通常攻撃)を挟みましょう。
スキル2(W) タクティカルスイープ
少しのタイムラグの後、円形範囲内に最大体力依存のダメージを与える特徴的なスキルです。体力回復+スロウまで付いてるので、レーン戦での体力維持には勿論、追撃時にも逃走時にも集団戦にもあらゆる局面で役立ちます。しかしスキル発生までの間には隙が生じますので、他のスキルと組み合わせて使うことが重要になります。
スキル3(E) フックショット
短いクールタイムでの長距離ブリンクにスタンと攻撃速度上昇まで付いた超高性能スキルです。しかしレーン戦において、距離がある相手に当てるのは相当に難易度が高く外れた場合のリスクが大きすぎるのでおすすめはしません。
低リスクで使えるタイミングの目安としては、自分が壁から遠すぎず、壁から相手までの距離がEの最大射程の半分程になっている時です。Wやフラッシュと組み合わせることもできます。
アルティメット(ULT) ヘクステックアルティメイタム
指定した対象の元へブリンクし対象を数秒間ゾーンから出られなくします。タイマンでも集団戦でも様々な局面で役立つこのスキルですが、応用手段は非常に多いです。
例えば発動時一瞬無敵になるのを利用してスキルを回避したり、対象以外の敵がノックバックされるのを利用して逃げにも使えたり。
やりこめばやりこむほど新しい使い方が見えてくる、カミールの楽しさを象徴するような強スキルです。
スキルを上げる順番は
ULT→Q→E→W でほぼ確定で良いと思います。
長所と短所
カミールの長所(ピックする意味)
序盤から終盤まで弱い時間がない
カウンターチャンピオンが少ないので先出しが安定する
恐らく全チャンプ中一二を争う機動力
+タイマンが強いことでスプリットプッシュが可能
一瞬のバーストとDPS、耐久力を併せ持つ
ビルドの幅が広く、対策が難しい
圧倒的な機動力からくるガンク性能から、有利を他レーンに広げやすい
ultによるキャッチ性能 育った敵キャリーのスノーボールを止められる
カミールの短所
レーン戦で負け、ゴールド差を付けられた場合一気に弱くなる
操作難易度は高く、役割を理解するまで性能を発揮できない
範囲攻撃をWしか持たない為、集団戦は工夫が必要
まず最初にカミールというチャンピオンの紹介も兼ねて、長所と短所をそれぞれ挙げてみました。長所はまだまだ存在するのですが、長くなりすぎてしまうので止めておきます。短所はほんとに驚くほど少ないです笑
この点から見ても、現環境のカミールが非常に強い状態にあることが分かると思います。
サモナースペルの選択
基本的には以下の3つからフラッシュ+どちらかを選ぶ形になります。
ルーンの選択
ルーンは対面や構成を見て変えていくことになりますので、絶対的にこれが良いというものはありません。
しかし全てのルーンに言及するとなると果てしない文量になりますので、
パパっと知りたい方に向けて、
おすすめの組み合わせを全て紹介するという形でご勘弁ください。
・フリーフットワーク-ジャイアントスレイヤーorブルータル-ボーンアーマー-甘党
レーンに絶対勝ちたいならこれです!安定感凄い 僕はあまり積みません
・フリーフットワーク-強まる嵐-心身調整-甘党
レーン勝てそうになければ、ひたすら耐えてガンク待ちつつ後半に賭けるのもありです。ファーストドラゴンが遅くなった為、強まる嵐のデメリットは多少気にならなくなりました。
対面にヴェイン等が来た場合に積みます。普段のおすすめ度としては低いです
・不死者の握撃-ブルータル-ハンター巨人orボーンアーマー-甘党
一個目のレーン戦特化と、1つ後ろの後半特化の中間のような位置づけです。フリーフットワークより火力が出ます 遠距離チャンプ以外ならどの相手にも刺さるので結構おすすめです。基本はこれで良いかもしれません。
・不死者の握撃-ジャイアントスレイヤーor強まる嵐-心身調整-打ちこわし
一番後半に特化してる構成になります。レーン戦少しきつくなりますが勝てた時のキャリー力が半端ないです。僕は基本的にこれで回してますが、おすすめかと言われると微妙です、、
・征服者-ブルータル-ボーンアーマー-甘党or打ちこわし
DPSを考えるなら征服者もありです。TF王剣GAと積みたい時に。あまり一般的ではありません。
ビルドの選択
さてビルド編ですが、ルーンの比じゃないくらい種類がありますので、こちらもルーンと同様おすすめの組み合わせと選択すべきシュチュエーションという形で紹介させていただきます
補足 全てのビルドに共通して、相手がトリンフィオラジャックス等通常攻撃主体のチャンピオンの場合や相手にADが多い時はTF完成後にブランブルベストを買いましょう。
・トリニティフォース(以下TF)-デスダンス-ステラックの籠手-サンファイア-自由枠
僕が一番よく使うビルドになります。ヘルスを多く積むことになる為、握撃やパッシブのシールド(体力依存)とのシナジーがあります。GA積まないメリットとしては、火力耐久共に上がること、プッシュが早くなること等が挙げられます。デスダンスかステラックをハルブレイカーに変えるのもありです
・ディヴァインサンダラー-ハルブレイカー-デスダンス-GA-自由枠×2
タイマンとスプリットプッシュに特化したビルドになります。TFに比べダリウスやセト等に強いですが、機動力とキャリーに対する火力が落ちます。普段からTFを使ってる方には、少しもっさりした動きに感じると思います。
・TF-デスダンス-ステラックorハルブレ-GA-王剣-オーメン
現環境で一番多いのがこのビルドです。フリーフットワークや征服者を持つ場合や、迷った時はこれを積んでおけば問題ないと思います。
実戦編
試合前要素の解説が終わったところで、ここからは実戦編となります。レーン戦の勝ち方→中盤の動き方→集団戦の動き方という順番でご紹介します。ここで解説させて頂くことは「カミール特有の」知識・情報に絞っています。
それに加えて「全baronチャンプに共通するマクロやレーンコントロール」を身に着けることが実戦で勝つ為には重要なのですが、それの解説に関しては僕より適している方が何人もいる事に加え、それだけでnote一本書けるほど文量が膨大になりますので、ここでは割愛させて頂きます。
用語の補足
頻繁に出てくる用語についての簡単な説明です。読み飛ばして頂いても大丈夫です!
Q W E ULT
それぞれ1スキル、2スキル、3スキルに対するPC版で広く使われている呼称です。文字数と読みやすさの観点から、このnoteでもこの表記を使わせて頂きます。
プッシュ プル
相手のミニオンを倒して相手タワー側に自軍のミニオンを押し付けていくのがプッシュレーンで、反対に味方タワー側に退いていくのがプルレーンです。それぞれメリットとデメリットが存在し、レーン戦のキモとなります。
ダメージトレード
レーン戦において、お互いにダメージを与えあうことです。長く殴りあうロングトレードと、ミニオンの攻撃を受ける前に離脱するショートトレードが存在します。カミールはショートトレードを多用します。
オールイン
通常スキルに加えてultもサモナースペルも全て使ってキルを狙っていく動きのことです。基本的に体力が減ってから狙います。
スプリットプッシュ
タイマンに強く、タワー折りが早いチャンピオンを用いて相手を分断する(スプリット)戦術です。オブジェクト前で人数有利を作るか、タワーを折らせて無理に戦うかの二択を迫ることが出来ます。
レーン戦解説
ダメージトレードの方法
カミールがレーン戦で勝つために最も大事で、かつ基本的な方針となることはダメージトレードに勝つことです。カミールは体力フルの状態から棒立ちで殴り合って、タイマンに勝てるチャンピオンではありません。
よって如何に相手の攻撃を受けず、最大のダメージ源である1スキ2段目を当てるかが全ての状況においてカギになります。
カミールのレーン戦の超おおまかな流れ
トレード→トレード→トレード→キルラインまで削ってオールイン!(タワーダイブも可)
カミール側から仕掛ける場合、ダメージトレードの手段は主に以下の3つです。いずれもパッシブのシールドがある時に仕掛けることが前提となります!
(文字数の関係上 1スキル=Q 2スキル=W 3スキル=Eと呼称します)
①Q1段目をミニオンに撃つ→移動速度上昇を利用してWを当てる→接近してAA→Q2→離脱
最も低リスクで簡単に行えるダメージトレードです。移動速度が上昇していることで、相手はWを99%避けれません。即時に離脱することで相手の反撃をほぼ受けずに体力有利を得ることが出来ますが、ダメージ量としては多くはありません。対面に遠距離チャンプが来た時には多用します。
参考
②Q1段目を敵がcsを取るタイミングで AA→Q→W→AA→Q2段目
全てのバロンレーナーの基本である、相手がcsを取るタイミングで仕掛けるダメージトレードです。難易度は少し高く、最初は①を覚えることをおすすめします。
③E→AA→Q1→W→AA→Q2
ultを除くほぼオールインですね。リスクが高い分ダメージが大きいです。Eを外した瞬間にjgが来た場合間違いなく死ぬ ので敵jgの位置が分かってて、まず絶対当たる!という状況以外あまり使わないことをおすすめします、、それでも強力ですので練習は怠らずに!
オールイン(トドメ)のやり方
さて、ダメージトレードをある程度繰り返して相手の体力が減ってきたら、いよいよキルを狙いましょう。これがキレイに出来るかどうかで格好良さが決まります。コツはultを最初に使わないことです。
EorフラッシュE→AA→Q1→ult+W→(イグナイト)→AA→Q2
コンボ動画です
※このコンボ(イグナイト込み)で落とせるキルラインの目安 TF完成前→近距離チャンプは3割
遠距離チャンプは4割
完成後→近距離4割〜5割
遠距離6割〜7割
少し複雑ですが、Eさえ当たってしまえばその後は確定で繋がります。最速でスキルを回せば、タワーのダメージは2発程しか受けません。タワーダイブも余裕です!(相手のバリアには注意)ある程度まで削ったらウェーブを押し切って、ミニオンと一緒にタワーダイブしましょう。
ミニオンを相手タワーに押し付けた状態でのキルが、一番相手とのゴールド差を広げられます!
ダメージトレード勝てない相手にはどうするの?
ダメージトレード→オールインという流れが大事なことはこれまででご説明した通りですが、カミールにもダメージトレードで勝てない相手は存在します(グラガス、ジャックス等)。こういった相手が対面に居る時は、無理に戦おうとせずレーンを引くことをおすすめします。
レーン戦tips
体系化するほどではありませんが、知っていると役立ちそうなレーン戦に関する豆知識やコツをまとめておきます。
・距離感を大切に
カミールがレーン戦において適切なダメージトレードを行う為、重要になるのは相手との距離です。ここは経験による面が大きいですが、ダリウスのEやアカリのQ、セトのEなどは当たらないギリギリの距離を保てるようにしましょう。相手がそれらのスキルを外したらチャンスとなります。
・ダメージトレード以外でむやみにレーンは押さない
基本的に相手タワーに近くなればなるほど、こちらから仕掛ける事は難しくなり、相手jgを呼ばれる可能性も出てきます。味方jgが寄っていてタワーダイブを狙える場合など特殊な状況を除き、レーンは少し引き気味くらいが有利に立ち回れます。
・Eは持ってるだけで意味がある
カミールのEは、全チャンプ中でも最強に近い逃げスキルです。その為相手のレネクトンやナサス、フィオラ等はカミールのEがある限りウルトを使えません。当然相手jgも相当ガンクを刺しづらくなります。逆に言えばEが無いタイミングは相手にとって大チャンスであり、積極的に仕掛けてくるでしょう。Eの使い時は慎重に見極めることが大切です。
無理して使うよりは使わない方がマルです。
vs各チャンピオンの解説 開始直前にどうぞ
前項では、全対面に共通するカミールの基本方針をご紹介しました。ここでは、更に詳しく対面するチャンピオン毎に対策+有利不利をまとめてみます。頑張ります、、
(50音順)
アカリ~トリンダメア
アカリ 間合いを把握して相手のQに当たらないことがまず重要になります。レーンは引きながらcsはQで取り、移動速度上昇を利用して離脱することで相手の追撃を受けずにすみます。ultを使うのは必ず相手がwを使った後にしましょう。Qミニオン→W→AA→Q2段目 のダメージトレードがおすすめです。Eはまず当たらないし外すと死ぬので温存で
イレリア Eがとにかく怖いですが、カミールにはQの移動速度上昇があるので結構避けれます。こちらから近づくときは上下にジグザグに動くと上手く外してくれます。ult撃たれたら当たっても落ち着いてEで引きましょう。相手陣内でE外したら勿論死にます。レーンは引き気味が良し。イレリアのスタックが溜まってる時は絶対戦わないこと
ウーコン 相手が飛び込んできたら落ち着いてQを合わせて、Wで逃げた本体が姿を現した所でW→Q二段目と入れればダメトレは勝てます。後半まで基本的にタイマン勝てますが、相手のディヴァイン+黒斧完成すると少し怪しくなるのでこちらもディヴァイン持つのも選択肢です。集団戦の影響力は相手の方が少し上なので、スプリットして禿げ上がらせましょう。
オラフ 殴り合い最強の筋肉ゴリラですが、カミールの基本であるショートトレードに徹すれば序盤から勝てます。相手のディヴァインサンダラー出来たタイミングは注意です。後半ゴールド差ついてもヒット&アウェイで行きましょう。ミニオンの後ろに立つことで、相手のQハラスでプッシュさせることができます。jg呼んでult合わせれば余裕で倒せるので序盤戦わずにそれを狙うのもありです。
ガレン パッシブのシールドが上がってるで殴り合えば、まずカミールがトレード勝ちます。ガレン側にはEで逃げるカミールを追いかける手段がなく、後半に向けてのスケールもカミールに分があります。ルーンで握撃とジャイアントスレイヤー持てばディヴァイン積む必要はありません。TF買ってスプリットがおすすめです。
グレイブス 序盤はまず殴り合い勝てないと思います。しかし性質上勝手にプッシュしてくれるので、タワー下ファームをすれば死ぬことはありません。プッシュしきった後のjg内での少数戦を狙ってきますので、味方jgとはしっかり意思疎通をすることが重要です。後半恐らくハルブレイカー持ってスプリットプッシュをしてきますが、こちらもハルブレイカー持てばタイマンは勝てます。
グラガス 二人か三人しか存在しない、カミールがダメージ交換勝てないチャンピオンです。死なないように耐えることは出来ますがレーンで大差を付けることはまず難しいと思いますので、無理にダメージ交換を仕掛ける必要はありません。相手がWで酒飲んでる時は殴らないことが重要です。TF完成後のスケールはカミールが勝ってるので、仕掛けていっていいと思います。
ケイル 相手jgの動きをしっかり見ていれば、もし当たらずともE使って大丈夫です。ブルータル持ってレベル5までに一度倒せるのが理想です。後半もそこまで大きく負けることはないので、カミール大有利なマッチアップと言えます。ult使わせて一回引いたらタワーダイブも積極的に。恐らく一度のダメージトレードでワンコン圏内までもっていけると思います。
ケネン 上手いケネンは本当に隙が無くてレーンはきついと思います。相手との間に常にミニオンを挟むことで、相手のQに当たらないようにしましょう。集団戦の影響力もあちらが上なので、スプリットプッシュで寄らせないことをおすすめします。装備が整った後は、相手の体力7割くらいからのオールインでワンコン出来ます!
ジェイス 序盤は勿論辛いです。レベル2先行されて飛び込まれるとゴッソリ減らされるので、こちらもレベル2に1個か2個cs失っても近づかないようにしましょう。その後は相手のEQビームに気を付けましょう。csを取るタイミングを狙ってきます。パッシブ無いタイミングで近づかないこと!TF完成後はカミール有利です。
ジャックス AA無効がどの時間帯でも痛い。殴り合ったら負けますが、Eを使わせた後Q2を入れることが出来ればそれなりにダメージは入るので、csを取るタイミングなどで相手のEを誘って終わったタイミングで積極的に行きましょう。仮にレーンでキル出来てもタワー折る速度バグってるのでちょっと目離すと育ってるのでほんとに嫌なチャンプです。BANするならjaxかルルですね。
ジャーヴァン4 めちゃめちゃハラスしてきますが、フリーフットワークを持てば痛くはないです。サステインは落ちますが、キルを狙うなら握撃でも大丈夫です。ultを絡ませたバーストは結構なダメージが出ますので、自分の体力状況には注意しましょう。
シンジド ショートトレードは容易で、パッシブのシールドがあれば毒ダメージもあまり受けません。シンジド側からすればカミールにEで逃げられてしまうのでultは使いづらく、トレードの主導権は常にカミールにあります。相手のレベル2先行だけは注意が必要です。
セト ルーンのジャイアントスレイヤーを持つことで結構なダメージが入ります。ショートトレードは相手も強いので、Q2段目を入れたらすぐに離脱してください。相手のWやultによってタワーダイブの難易度は相当に高いですが、後半に行くにつれ自然と勝てるようになってきます。ディヴァインサンダラー積むのも選択肢です。
ダイアナ ダイアナもトレードに強いので、相手にスキルを使わせてから飛び込むと良いと思います。お互いに削りあう形になるのでjg次第と言えるマッチアップです。相手のウルトにカミールのultを上手く合わせることで避けることが出来るので、ultは先に使わないようにしましょう。
ダリウス いかに相手のQを避けつつ、有利にダメージ交換をしていけるかにかかっています。
上手いダリウスはE→Wだけ入れてすぐに引くので、こちらの反撃が入りません。その場合無理に追わず引きながら壁際で戦い、相手Eが無いタイミングでこちらのEを当てたいです。ダリウスのultもカミールのultでかわせます。ジャイアントスレイヤーと握撃がおすすめです。
ティーモ ティーモがそもそも対面をいじめることに全てをかけるチャンプなので、レーンきついのは他チャンピオンと同じです。しかしカミールには遠距離からcsを取る手段が存在する為、他の近距離チャンピオンよりは幾分楽だと思います。
Wを撃つ時はなるべく多くのミニオンに当たらないようにしましょう。当たるとプッシュしてしまい、ティーモ有利のレーン状況になります。シーン+ファージ完成後はブラインドに気を付けつつ戦えば勝てます!
トリンダメア~レネクトン
トリンダメア カミールには追撃手段が豊富に存在し、またウルトのお陰でトリンダメアお得意のインチキ逃走を不可能にします。ダメージトレードも終盤にかけてのタイマンも勝てるので、カウンターと言っても差し支えないかと思います。ソーンメイルを買うのがおすすめです。
ナサス ブルータルかジャイアントスレイヤー+握撃推奨。後半はまあタイマン勝てないので、なんとか序盤に1キルしたいです。とはいえナサスはAP+ADのミックスダメージを持つ為、パッシブのシールドを貫通してダメージを与えてきます。
その為序盤といえど無理に削りに行こうとすれば、逆にカミール側がダメージを受ける場合もあります。総じて相性が悪く、あまり戦いたくないですがbanするほどではありません。
パンテオン ダメージトレードはEを使わないと勝てません。レーンを引きながら壁際に陣取り、相手が飛び込んでスキルを吐いた後Eを当てて反撃をしたいです。Wを先に撃ってしまうと相手のWを合わせられ、懐に潜りこまれてしまうのでなるべく温存したいです。しかしそれを逆手にとって、jgを呼んであえてWを撃ち、相手のWを誘う動きも可能です。
フィオラ 少し前までは完全な不利チャンプでしたが、フィオラの射程に調整が来た為戦いやすくなりました。コツは相手がQでハラスをしてきた時こちらもQを返せるような間合いを保つことです。Qが上がってない時は下がりましょう。パリイをWに使わせ、一瞬ずらしてEで飛び込むと結構当たります。もちろんレーンは引きで!ウルトをパリイされてしまうこともあるので注意が必要です。
マルファイト 相手がAPかタンクかによって戦い方は変わってきます。
タンクの場合はほぼソロキルされることはないので、jgの位置にだけ気を付けましょう。普通にダメージトレードしてタワーダイブで勝てると思います。
APの場合、とにかく体力をult圏内まで減らされない事が重要です。フリーフットワークを持って高い水準を維持したいです。相手のハラスはどう頑張っても当たるので、多少は割り切って前に出た方が良いと思います。例え序盤にキルできなくてもTF完成まで耐えてれば勝てます。
ヤスオ 序盤はヤスオ有利、TF完成後はカミール有利となります。結構スキルマッチな所はありますが、竜巻をultで避けれればほぼ勝ちで、カミールのWはヤスオの壁では消せないので気にしなくて大丈夫です。お互いのパッシブの有無がダメージ交換の鍵になってきます。
リヴェン レベル3まではリヴェンの時間なので慎重に行きましょう。相手のスキルを全て貰ってしまうと大変なダメージになってしまうので、距離を保ちつつ相手のEやQ1段目を接近の為に使わせたいです。csを取るタイミングは一番狙われやすいです。下がる準備をしておきましょう。スキルマッチです(n回目)
レネクトン レネクトンが一番怖いのは、レベル2先行のタイミングです。ここで油断して前に出てしまうと、イグナイト込みで一気にキルされる可能性もあります。落ち着いてミニオンの経験値だけ貰える場所まで下がり、こちらのレベル2を待ちましょう。相手がEで近づいてきても慌ててWを撃たず、パッシブのシールドで受けきってから落ち着いてWを当てるようにするとレーンが楽になりますお互いにultを覚えた後は、レネクトンult中に絶対に戦わないようにしてください。
シェン 序盤から終盤まで、カミールはタイマンに相当勝ちにくいです。ultにより他レーンへの影響力もあちらが上なので、ルーンの打ちこわしを持ってあちらが他レーンに飛んでる間にタワーを折っちゃいましょう。プッシュしてしまうとタウントでタワーダメージをもらってしまうので注意が必要です。
以上で全対面の解説終了となります!まじで疲れたああああああ
集団戦の戦い方
カミールの集団戦における役割は主に3つです。
①相手後衛をワンコンで倒す
②浮いてる相手を捕まえて、味方とフォーカスを合わせて倒す
③育ってる相手アサシンにウルトを使い、育っている味方キャリーを守る
カミールは装備状況や構成、またその瞬間の状況によって、このうちのどれかを選ぶことになります。
①を選ぶ場合
自分(カミール)が育っていて、相手キャリーも育っている場合は一番にこれを狙います。7割程度まで体力が減った相手キャリーに死角からEで飛び込んで、フルコンボを叩き込めれば理想です。
敵にルルやカルマがいたり、ステイシスを持っている場合は注意です!特にルルがいる場合はほぼワンコンは不可能なので、この選択肢は潰されます(なのでルルはbanします)
②を選ぶ場合
自分がそれほど育っていないか、後衛の体力を味方が減らせそうにない場合。前に出た柔らかい相手をウルトでキャッチして、Q2を入れた後はステイシスで耐える等で人数有利を作る動きになります。
一人倒した後は陣形が崩れているので、後衛に飛び込む選択肢も前から倒していく選択肢も両方考えられます。
③を選ぶ場合
自分が装備状況で大きく劣り、味方キャリーは育っている場合にも仕事ができる選択肢です。カミールはダメージの装備依存度が高く、この場合は後衛に飛び込んでも落とせずにタコ殴りにされ、あっけなくデスしてしまいます。
特に機動力の高いアサシンチャンピオンや、トリンダメア等後衛を狙いたいチャンピオンはultをされるだけで嫌がると思います。
まとめ
集団戦の選択は非常に難しく、常に正解を選ぶことは難しいと思います。迷ってるうちに倒されてしまうことも。とにかく経験が物を言うと思います、キルラインの見極めが一番大切です!
集団戦tips
少ないですがレーン戦と同じく、体系化出来ないコツ等です。
・エンゲージはカミールの仕事じゃない
カミールはultのお陰で真っ先に飛び込むチャンピオンと思われがちですが、実は範囲攻撃はWだけと非常に貧弱です。一歩引いた位置で待機して味方にエンゲージをしてもらい、体力が減ったタイミングでEWコンボで飛び込みましょう。そのまま体力低い敵を狙ってultに繋げるのもよし。
・とりあえずult→×
集団戦が始まったとたん最寄りの敵にultを使うカミールもいますが、カミールのultは集団戦において非常に用途が多く重要です。特に相手のタンクには絶対に使わないようにしましょう。
・Q1は集団戦前から発動させておく
カミールはいかにQ2を多く撃てるかというチャンピオンです。ミニオンやフルーツ、ワード等を殴ってQ2を撃てる状態にしておくことで、集団戦中に撃てるQ2の回数が一回増えることが多いです。移動速度上昇も付いているので、相手のエンゲージにも対応しやすくなります。
おわりに
ここまで御覧頂き、ありがとうございました!
今回のカミール辞典には、1900試合を通して得た知識と経験を余すところなく詰め込めたと思っていますが、その分文量が膨大なものになってしまい、読みやすさの点で非常に不安です;;
最後になりますが、カミールは1900試合一年間使い続けても飽きないほど、本当に楽しく奥深いチャンピオンです。使ったことが無い方もカミールについて知りたいことがあれば99%はこの辞典で解決すると思います!ぜひお役立てください!
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