検案書は本物だった。彼らに矜持は有りや?
ワクチン被害支援をしている鵜川和久氏がツイッターに死体検案書を投稿したところ、夥しい数の批判が寄せられた。
それらの多くは検案書の真贋、つまり偽造を疑う内容で、中には常軌を逸した中傷や、自死を嗾すものもある。
結果としてこの検案書は本物であり、最も有名な医クラである知念氏はこれを偽造呼ばわりし、すでに法の裁きを受けた(知念氏はすでに逃亡しておりここにはまとめていない)。
すーさんのまとめ記事でも書いたが、筆者は医療の門外漢であり司法解剖についての知識は全く持ち合わせていない。
仮にこのツイートについて訊かれたとしても「よく分からない」としか答えようがない。
しかし専門家でもない大多数の人々は全員が「これは偽造だ」と断定していた。
もし「お医者様が偽造だと言ってるから偽造に違いない」というならば、それは医師の肩書で喧伝された偽健康情報に釣られて詐欺に遭う間抜けな高齢者そのものではないか。
蓋を開けてみれば医師を名乗るアカウントのほぼ全てが誤りで、逆に馬鹿・阿呆・情弱・陰謀論者・公文書偽造の犯罪者・反社・低知能と罵倒された側こそが正しかったわけだが、彼らのうち1人でも非を認めて謝罪したという話は寡聞にして知らない。
「知能が足りない」と書いたなら「知能が足りないのは私でした」と顔出し動画で謝罪すべきだし、「早く死ね」と投稿したなら潔く割腹自決するのが筋だろうが、彼らは謝罪も訂正もしない。人として最低限度の矜持も恥の概念も持ち合わせていない。
筆者の行動指針である「過ちて改めざる、是を過ちという」に照らせば、馬鹿・阿呆・情弱・知能が足りないといった言葉は彼ら医クラと有象無象の金魚のフンにこそふさわしいだろう。
アカウントの考察
ノーマスク批判では左右両陣営の過激集団が目立つのに比べ、反ワクチン批判になると右の愛国オタクの比率が非常に高くなるのは興味深い。ざっと見たところ、医師を除けばアニメ・軍事オタク(サバゲー含む)が目についた。
もう1つ気になったのは絵文字(🇺🇦や🔵🟡)でウクライナ支援を謳う者が散見されることだろう。
かつて「ノーマスクで歩いたら親露派だと思われる!」と的外れな主張をするアニメアイコンを紹介した。
これでは逆に「ウクライナ支援者は匿名で中傷を書き込む卑劣な集団だ」と誤解されてしまうではないか。
筆者は現在ウクライナを支持しているが、見るに耐えない中傷をしながら謝罪も訂正もしないという卑劣な人たちにウクライナ支持を表明してほしくない。
これが親露派のなりすましだとしたらもう十分な成果を挙げたと言えるだろう(皮肉です)。
余談、 @Free tibetの思い出
これは余談になるが2008年にチベット騒乱が発生した折、mixiで名前に@free tibetの文字を追加するプチブームがあったのをご記憶の方はいるだろうか。
今日では左右両陣営に見られる行為だが、SNSの名前に政治メッセージを書く行為は、本邦ではこれが嚆矢ではないかと思っている。
当時の筆者は保守界隈の手伝いをしており、当然チベット支持の立場だったが、周囲の仲間達も口々に「あれは気持ち悪いね」と眉を顰めていたのを覚えている。
政治とは共感を集めて支持者を増やす事だ。
だが共感どころか中間層へ不気味な印象を与えるその行為に、保守の人間でさえ嫌悪感を抱いたし、世間の人々からはさらに異様な行為に見えただろう。
そのときもアニメオタクが多い印象(オタク趣味を通じて出会ったマイミクに多かった)だったが、保守側の人間としては「アニメオタクがチベット支持者のイメージを低下させている。とんだありがた迷惑だ」という悪印象だけが残った。
あれから15年が経ち、今度はウクライナ支援を謳うアニメアイコンが悪印象を撒き散らしている。無能な味方にはうんざりだが、彼らの知性はそれを理解できる水準に達しておらず、これからも同じことを繰り返すであろう。
スターウォーズを彷彿とさせるクローン集団
またアニメアイコンのアカウントをランダムにチェックしたところ、7/13現在、狂人のごとくに蓮舫批判をRTしており、それら全てが同一人物の運営する複数アカウントか、はたまた暴走したクローン人間かと錯覚するほど異様な集団に見えてくる。
さらに日付が変わり7/14になると、今度は朝からトランプ暗殺未遂騒動(拳を掲げるトランプの写真がかっこいい、犯人を射殺した警護隊がかっこいい等々)関連のリツイートで埋め尽くされている。
彼らの投稿を遡っても個人の嗜好や生活を伺えるような人間的投稿は皆無で、ひたすら蓮舫批判(7/14現在すでに誰も蓮舫の話題に触れていないが…)、トランプ賛美しか目に入らない。
もはやアイコンと名前を隠せば誰のTLなのか全く見分けがつかないクローン集団である。
90年代から保守界隈で活動した筆者は、これら壊れたロボットのように野党批判、米国賛美を繰り返す人々も広い意味で「保守陣営の味方」だと思っていた。
評論家の古谷経衡氏が著書「シニア右翼」で指摘しているが、彼ら愛国オタクには読書習慣がない。よって自らの言葉を綴る能力も持ち合わせないためブログなどの長文を書く力は無く、必然ツイッターのRTに頼るしかないのである。
ツイッターとYoutubeだけが世界の全てであり、ひたすら⚪︎⚪︎批判をリツイートし続ける不気味な人たちだが、ぼんやりと「こちら側の人たち」だと錯覚していた時期が、恥ずかしながら筆者にもあった。
しかし彼らには保守や右翼が持つ矜持も美学もなく、ネットで匿名の仲間を募ってリンチを楽しむだけの異様な集団に過ぎなかった。
そしてコロナ騒ぎの3年間で決定的に嫌悪感を覚え、彼ら・彼女らと決別した。
ここからは可能な限りの批判を紹介していく。
ツイッター(X)の仕様なのか全ての投稿が表示されないため、漏らしているものもあるが、もし載っていないものがあればコメント覧で知らせてほしい。
この投稿に対するリプ
投稿に対する引用RT及びリプ
中立のツイート
良識ある擁護ツイート
鵜川氏本人の引RT
引RTに対するリプ
謝罪の投稿
引RTに対するRT
さらに別の引RTとリプ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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