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思い出デジカメ『パナソニック ルミックスGH2』
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こちらは2010年発売のパナソニック ルミックスGH2の紹介です。
マイクロフォーサーズマウント規格の1800万画素ミラーレスカメラの決定版といえるフォーカススピードでありました。
それでは当時の感想と実機で撮影した作例のレポートをどうぞ!
『PanasonicルミックスGH2』
写真に写った人々の表情がどうもカタイなと思ったことはないですか?
先日、千葉国体(2010年開催)の選手団が大会を終えて帰郷する姿を撮影に行ってきました。業務ですから太め重めのデジタル一眼レフにバシッとストロボをつけて気迫を前面に押し出してのプロフェッショナル撮影です。
撮ってくるぞと勇ましく誓って現場に駆けつけて、さあいざ撮影。
ピント良し、露出OK、構図ばっちし!こちらを向いた選手がやや引きつりザワッとしたのは気のせい気のせい・・・「すみません、このカメラでも記念写真、撮ってもらえませんか?」と選手関係者から渡されたコンパクトなカメラがパナソニックGH1。
ボディカラーはコンフォートゴールド。撮影モードはカメラにおまかせフルオート。ピントも構図もモニター合わせ。肩のチカラも抜けるっつうもんです。
「ふわーい。撮りますよー、イチ足すイチはー」(ろくにモニターも見ずにレリーズ)
念のため再生・・・驚愕。やだなにこの自然な表情、にこやか笑顔。
俺も撮らなくちゃ。
「じゃ!こっちのカメラでもう一枚!ハィ!」(プロ一眼で血眼気合シャッター!)
再生・・・どん引き引きつり無表情、若干笑顔残存。
ボク、なにかした?カメラ、デカかった?
この日を境にわたしはカメラが人に与える影響というものに深く心を傾ける努力をしました。そして、カメラの大きさと被写体のドン引き具合は比例するというのを発見するに至りました。
また研究の結果、ストロボ・大口径ズームその他オプションを多数装備した場合、そのドン引き曲線は飛躍的に上昇すると判明しました。
そんな中、折りしも発表されたパナソニックGH2のニュースに釘付け。有効画素数1605万画素、最大感度12800、タッチパネル約46万ドット3.0型モニター、そしてボディ本体わずか約392gの質量と幅124ミリ、高さ89.6ミリのミニマムボディ。この華奢ともいえる小型軽量なデジ一眼の最大の武器「無用な圧迫感を被写体に与えない」という素晴らしい可能性に気がついたのであります。
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このレンズを見た野生動物調査員が絶賛しました100-300mm/F4.0-5.6。全長126ミリ、質量約520gのコンパクトなレンズながら35ミリ判換算で最大600ミリの超絶望遠撮影を実現しております。ちょっと前なら「これで600mm?人をバカにすんな」と信じてもらえなかったであろう寸法サイズ。シャープな画質と確かな手ブレ補正は野生動物やスポーツ撮影時の強い味方でありますよ。
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