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思い出デジカメ『Nikon D5500』
今回は2015年に発売されたNikon D5500のご紹介です。
もう10年も経つのですね。
…それでは当時の感想と実機で撮影した作例も合わせてどうぞ。
『エントリークラスとゆめゆめ侮ることなかれ。ニコンD5500』
「そろそろ一眼レフにしたいのだけど、どこのなんていうカメラが良いのかひとつふたつ教えてよ!」
カメラマンという商売を長くやっているとまあこういった質問を投げつけられることといったら。
「隣人と垣根のことでちょっとモメてましてね、土地の境界のことでひとつふたつアドバイスを・・・」って弁護士に相談したら30分でいくらとられるって思ってるんだ?
「どうもめまいが収まらなくて、どうでしょうMRIでひときれふたきれ輪切りで画像診断を・・・」って人間ドック一泊二日したらいくらとられるって思っているんだ?え?
ただでプロのアドバイスを受けれると思ってんのか?
世の中にコンサルティングっつうのがどれだけいると思ってんだ?そんな了見だからお前さんはいつまでたっても…なんて文句は言いません。
オトナですから。
ただね、もうすこし職業写真家という職種に敬意を払ってお茶の一杯、カステラのひときれでも出しながら『ところで目利きのお前さんのことだ、最近のデジ一眼の中でカメラ振りのいいやつなんかに心当たりが…』なんて粋に聞いてくださればいいんです。
そうすれば『そうすね。普請は総体檜造り、天井は薩摩の鶉木目、畳は備後の五分縁、左右の壁は砂ずり…カメラはニコンのD5500でトドメでありましょうなあ』なんてえ気の利いたお答えのひとつもできるっつうもんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1732966721-Djdi7uH8WNhocEeGY24rO3y9.jpg?width=1200)
そうそうこれだよこの感じ!って思う一眼レフらしい立体感のある描写。ジオラマ効果のエフェクトを使用せずとも被写体を浮き出させる自然なボケとしっかりとした芯のあるピント。やはりレンズはこうでなくっちゃと思わせる使い心地と撮り心地。これからD5500を買うひとへ、これまでこのレンズを持ってなかったすべてのひとへ、おススメの1本です。
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