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"Ce n'est pas grave"(問題ないよ)
フランス語の "Ce n'est pas grave" にもやっとした話。
生まれも育ちも日本の私は、もちろんフランス語のニュアンスや使い方、捉え方がフランス人とは微妙に違うことがある。
もしくは、フランス精神論だったり、使う人の性格だったり、一概に「フランス語は・・・」とは言えないかもしれないが。
"Ce n'est pas grave" は、直訳すると「大きな問題ではない」=「問題ない」または「大丈夫」。よく使う言葉です。
状況1
アポの時間に10分遅れた。
私「すみません、遅れました!」
相手"Ce n'est pas grave! "
状況2
急に雨が降ってずぶ濡れの私。隣の人が「大丈夫?」
私"Ce n'est pas grave! "
状況3
私が大切にしていた本に大きな傷がついていた!ショック!
友達"Ce n'est pas grave! "
そうです。もやっとしたのは状況3です。
状況1は「大丈夫大丈夫」(まだ全員そろってないし)などの説明もあったりします。
状況2は「平気平気!」
そして状況3。
「問題ないよ!」はおかしいですよね。
だって、問題あるかないか決めるの私だから。あなたじゃないから。
「大丈夫!」もおかしいですよね。
だって、私は大丈夫じゃないもの。がっかりしてるもの。
・・・・となって、もやっとするのです。
正しい訳はなんだろう。
「元気出して!」的な?
だとしても、やっぱりちょっともやっとする。
私だったら、「うそ!悲しすぎる!」「修理の方法、なんかないかな」の共感&解決がほしい。
「元気だして!」だとしても、人に言われて「そうね!ありがと、元気出た!」とは絶対ならない。私のニュアンス理解が悪いのか、もしくは、さすが上から目線のフランス人なのか。
「そうね、ありがと」とならない私がひねくれているのか。
そんなもやっとでした。この、もやっと"Ce n'est pas grave! "問題、結構な頻度でおきます。特定の個人ではなく、日常茶飯事、家族だったり、同僚だったり。
どなたか、ぴったり日本語教えてください。