僕と『HEAVY GAUGE』
『HEAVY GAUGE』(ヘヴィ・ゲージ)は、日本のロックバンド、GLAYのメジャー5作目のオリジナルアルバムである。1999年10月20日にポニーキャニオンよりリリースされた。表題曲を含む12曲を収録している。(Wikipediaより引用)
僕が初めて買ったCDはGLAYの『HEAVY GAUGE』でした。
当時、中学生だった僕はCDはとても高価な買い物でした。
それまで音楽はTVやラジオで聴いたり、友人から借りたCDをカセットテープに録音したりしていました。
しかし、やはりCDが欲しい…
大好きなGLAYのアルバムが発売されているらしい…
発売から2ヶ月たった2000年1月。
貰ったばかりのお年玉を握りしめて、地元のイトーヨーカドーまで自転車を走らせた記憶があります。
新星堂で初めてCDを買う。緊張と期待。
相当、挙動不審だったと思います(笑)
買った瞬間、
何か悪いことしているんじゃないか、大人に一歩近づいてしまったんじゃないか、遂にCDを買ってしまった…
様々な感情に、胸が高まったのを今でも覚えています。
買って帰ってからは、ホント擦り切れるまで聴きました。
だってCDそれしか持ってないんですから。
歌詞カードもボロボロになるまで読みました。
聴いては、同じくGLAYが好きな友人に電話して、感想を言い合ったり、電話越しに一緒に聴いたりとなかなか癖が強い聴き方をしていました。
(後日、長電話すぎて親に怒られたことは言うまでもありません…)
一曲目の「HEAVY GAUGE」の最初の重いギターリフは今聴いても心が揺らぎます。
どの曲も好きですがアルバム最後の二曲、「生きがい」からの「Savile Row 〜サヴィル ロウ 3番地〜」の流れが大好きです。
『HEAVY GAUGE』は、前作『pure soul』以降から伝説の20万人ライブ、「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」の前後の期間で制作されたアルバムで、GLAYと言うバンドにとっての激動期にリリースされたものです。
発売から20年以上経った今だからこそ、メンバーも当時の目まぐるしい環境の変化など、苦労話のひとつとして言及されています。
そんな中でも、こんなにも多彩なGLAYを聴かせてくれたアルバムは、GLAYを語る上では欠かせないアルバムだと思うし、あの時挙動不審になりながらも買った時から僕のGLAY史は始まったのかもしれません。
GLAYが好きで良かった。
僕のGLAY史に関しては、また気が向いた時にでも…
Hello, my soulmate 君のすんだ瞳に ふるえて挑むこの僕の姿は どう映るのだろうか?