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僕とSUPER BEAVER

SUPER BEAVER(スーパービーバー)は、日本の4人組ロックバンド。2005年結成。略称は「ビーバー」「SPBV」。所属レーベルはSony Records。所属事務所は、murffin discs傘下ロックレーベル[NOiD][1]。公式ファンクラブ名は「SUPER BEAVER友の会」。(Wikipediaより引用)

今や飛ぶ鳥を落とす勢いのある、元気なバンドのひとつだと思います。

初めて聴いた時は、

(なんか説教くさいと言うか…ズカズカとメンタルに入ってくるバンドだなぁ…)

と正直あまり良い印象ではありませんでした。

そんな印象良くない彼らの音楽が今や大好きなのですが、

きっかけは2020年、3月に発表されたサンボマスターのトリビュートアルバム、『サンボマスター究極トリビュート ラブ フロム ナカマ』でした。

元々は他のバンド目当てで聴いたのですが、アルバム一曲目の彼らの「ロックンロール イズ ノットデッド」が衝撃的でした。

(自分達の曲じゃないのに、こんなにも説得力があるのは物凄い…!)

そんな衝撃に狼狽えていると、翌月SUPER BEAVERはSONYと再契約し、メジャーの舞台に戻ってきました。

これまた衝撃的。

(再メジャー、それも古巣に戻るってどうゆうことよ!?)

世間での話題性もあって、音楽番組等で沢山取り上げられてました。


テレビでちょっとだけ流れる彼らのライブ映像は、これまた衝撃的。

当初感じていた説教臭さなんて上っ面であったと反省しました…

ライブでの彼らは、

全力で、楽しそうで、どこか儚くて、必死で、でもどこか優しくて。

同じ空間にいる「あなた」にちゃんと届けよう、伝えようと、バンドと言う一塊で戦っているように観えました。


元々、エモーショナルなバンド、ライブバンドが大好きな僕がハマらない理由なんかありませんでしたし、大好きになるまで時間はかかりませんでした。

そこからライブ映像を漁り、鉄板曲を聴き漁り、新曲も聴く。

嬉しいことに、再びメジャーデビューしたこともあって、メディア露出も多く、本人達もTVや、SNS、自身のYouTubeチャンネルなどで色々と語ったりしていたで、ハマるタイミングは最適だったんじゃないかなと思います。ありがたや。


再デビュー後の初のアルバム、『アイラブユー』は言わずもがな、大好きなアルバムですが、もう一枚衝撃的に好きなアルバムが『27』と言うアルバムです。

ロックスターは死んだ 僕はまだ生きてる

衝撃的な歌い出しでした。

この歌詞を聴いた瞬間に、

胸の奥底をグッと掴まれたような感覚になり、涙が溢れてしまいました。


この楽曲は、メインコンポーザーの柳沢亮太さんが作詞・作曲を手掛け、ロックスターが他界した年齢と同じ27歳になった時の心情が描かれています。

27歳。

ロックスターに少なからず憧れがあった自分には、とても意味のある年齢で、

それを他人のフィルターで語られていることが

新鮮で、

衝撃的で、

(今の歳になるまで自分は何をしていたんだろうか?何か成し遂げたのだろうか?どこかがむしゃらじゃなくなってはいないか?)

と考えさせられてしまいました。


この『27』と言うアルバムはトータルバランスがとても良く聴きやすいアルバムだと思います。

ただ、メッセージ性が強いので好みが分かれると思いますが、個人的には間違いなく名盤です。


今もまだ世界はコロナの脅威で、今までのような生活をおくれていません。

そんな中でも彼らSUPER BEAVERは僕達に伝えようと、誠実に必死に生きています。

そんな彼らのライブを観るまでは死ねないな、と思います。


好きなこと 好きな人 大切にしたいこだわり 胸を張って口にすることで 未来を照らすんだよなあ 教えてよ あなたの秘密が ちゃんと叶うようにさ 

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