妊娠悪阻(にんしんおそ)
6週に入り、つわりが始まりだし
この時はまだまだ余裕だった私。
7週に入り、休みの日の夕方
夕飯の準備をしていましたが、何だか体調がいつもより良くない。
体が全体的に重くなんだかしんどい。
トイレに行くと出血しており、これはおしるしというやつ?
心配する必要は無いかもしれないけど、一応産婦人科に電話。
念の為に来院を促され受診しましたが、
赤ちゃんに異常はなし。
しかし、この時を境に体調は悪化し始め、翌日の夕方から食事を取れず、更にその翌日の朝には水分すら取れなくなりました。
丸一日水分を摂取できない私を見て
主人が翌日仕事を休み病院に行くことに。
点滴を受け、帰宅しましたが日に日に体調は悪化。
立つこともまともに出来ず、お風呂に入れば意識が朦朧としてしまい、歯磨きも立ってできず、座り込み、嘔吐反射もありました。
感じた事の無い、リビングの食品のにおいや、冷蔵庫のにおいで、窓を開けずにはいられず夫に何度もファブリーズをするよう伝えた記憶があります。
ふらふらの足で主人にお願いし、スーパーに連れて行ってもらった事もありましたが、冷蔵庫の中にいるような臭いで何度も嘔吐反射がありました。
嘔吐恐怖症だった私は上手く吐く事ができずにいましたが、一度勇気を振り絞り吐いてみれば、少しラクになる事が分かり、気持ち悪くなれば敢えて水分をとりうまく吐けるようにしていました。
妊娠8週目には妊娠悪阻と断定され、診断書がおり仕事を1ヶ月休職という話しになりました。
大体は1ヶ月程で治まり始めると言われ、自身も1ヶ月も休めば復帰できると信じていましたが、
体調は一向に回復せず、点滴を受ける為に病院へ行っても通常の待合室で座って待つ事が出来ず、いつも処置室で寝ながら待っているような状態でした。
病院内の移動も歩くことが出来ない私は車椅子を押してもらうような状態でした。
妊娠悪阻はあまりにも辛い日々で
いつもGoogleで"つわりいつ終わる"
"つわり楽になる方法"などを調べていました。
大体の方は11週から12週に楽になり始めるという記事を見ては、12週を過ぎてもまだ終わらない悪阻に絶望的な気持ちでいました。
仕事は4ヶ月も休み、休職の延長の度に気まずい気持ちになりました。
結果的に私の悪阻はかなり長く18週まで続きました。
よく、妊娠悪阻って例えるとどんな感じ?と聞かれましたが、私なりの表現で言えば
インフルエンザとノロウイルスに同時にかかった感じと表現していました。
1人目だから寝込んでいられるけど、
2人目は無理かもしれないと落ち込んでいたのを覚えています。