2024BRM922近畿400km金沢 のといち改め見附島(中止編)
いよいよ、ブルベの醍醐味とも言える400kmに挑戦です。 ゆうても200kmとか300kmなんて サイクリングの延長線上みたいなものですからここからが本番です。
400kmのデビューに選んだのは、ルート上の景色が素晴らしく その上キツい登りがほぼ皆無という初心者にはもってこいの オダックス近畿さん名物の金沢400です。
今回は輪行で
これまではスタート地点までは早朝に車で向かっていましたが 初のオーバーナイトライドが必要となる400kmということで 万全を期すために前泊する計画です。 さらに長距離遠征で、帰路の運転も大変そうなので輪行で行くことにしました。 まずは東海道新幹線の岐阜羽島駅へ。
LOOK号では初の輪行でしたが、前日に練習したおかげで 駅でのパッキングも問題なく完了して無事新幹線に乗り込みました。
この時はまだウッキウキでした…
岐阜羽島から米原までは新幹線で、ものの数十分で到着。 米原から特急しらさぎに乗り換え敦賀へ向かい 敦賀で北陸新幹線に乗り換えて一路金沢を目指します。
北陸新幹線では特大荷物を置くために最後尾の席を予約しましたが 横置き輪行袋のため、バイクを置くと3列側の荷物置き場を占有してしまいます。 乗り込んだ時に既に他の方のキャリーバッグが置いてあったため 席の後ろに置くのをあきらめて、デッキに移動。 金沢までずっと立ちっぱなしでした。
激甚災害発生
やることもないので、天気予報をチェックしていると 能登半島の天候がなんだか大変なことに… 雨男だとは思っていましたがここまでとは…
今回のブルベのコースにもなっている能都町や珠洲市も含めた 能登半島北部地域が災害レベルの豪雨に見舞われてしまっています。
さすがにブルベどころじゃないってことで、金沢に到着する少し前に 主催者からの中止の連絡が届きました。 …これにて400kmブルベデビュー戦の金沢400は終了です。
主催者の方は辛い決断だと思いますが状況的に中止一択だったので仕方ないところです。 むしろ開催日が1日ずれていたら参加者が被害にあっていた可能性もあって そうなっていたらと思うと… というか、現地の方は実際に甚大な被害に合っていますからね。。。 一日でも早く元の日常が戻ってきて、のんきに自転車で走れる日が来るといいのですが。
束の間の金沢
さて、金沢に着いたものの、やることもないのですが とりあえず腹ごしらえに金沢カレーでも食べに行くことに。
自転車のパッキングを解いて、ターバンカレー総本店を目指します。
ターバンカレーを出て走っていると、突然の土砂降りに襲われて雨具を着る暇もなく全身びしょ濡れに。 次の日も雨予報ということもあり、これはもう帰るしかないなってことで 予約していた宿もキャンセルして帰ることにしました。
家族向けに、お土産として柿の葉寿司とわり氷を金沢駅で買い 北陸新幹線に乗って帰路へ。さようなら金沢。いつかまた来る日まで…
米原から自走で帰宅
来た時と同じように新幹線で敦賀まで行き、そこから特急しらさぎで米原まで。 米原まで来れば北陸で降っていた雨はすっかり止んでいましたので せっかくなので米原から自走で帰ることにしました。
米原からだと、R21沿いに関ケ原経由がスタンダートですが せっかくなので(?)鞍掛峠経由で帰ることにしました。 泊り用の荷物をリュックで持参していたので 肩に食い込む荷物の重さに辟易しながら峠道を登ります。
荷物は重かったですが、体力は残っていたので先月登った時よりは いいペースで鞍掛トンネルまで登ることができました。 下っているときに、道端にシカが出現してびっくりしましたが 接触などのトラブルにはならなかったので一安心。 夜中に山道を走っているとアニマルアタックに気を付けろとよく言われますからね。
鞍掛峠を越えた後は、上石津経由で帰宅。 400km走るはずが、80kmほどのライドと5分の1の距離になってしまいました。
SR取得に向けて、400km完走の当てが外れてしまいました。 ここで確実に400kmを完走しておいて、10月初めに600kmに挑戦、という計画だったのですが この先冬になってきたときにオーバーナイトが必要な400km以上はキツいので 今シーズンのSR取得に向けた挑戦は諦めるしかないかな…。