【ONE PIECEバウンティラッシュ】6周年の超フェス候補クザンの性能について
作成日:2025/01/20
更新日:2025/02/03
6周年の超フェス予想
過去にも6周年の超フェスに関する予想記事を出していますが、今回は1月26日の生放送で発表予定の2体目がクザン(青キジ)であると仮定して性能を考察したいと思います。
ガープ対策としてのクザン
役職や属性については過去記事でもある程度言及しているので、ここでは主にクザンというキャラクターに注目して性能を考えてみます。
クザンは原作でガープと決闘して結果的に勝利を収めているため、かつてのおリンに対するキッド&ローのように、強力なガープ対策キャラとして実装される可能性があります。
では、どのようなキャラならガープを対策できるのでしょうか。
ガープとタイマンする際に感じるのですが、敵をダウンさせる度に1%だけ回復する防御シールドがとても厄介です(ちなみに敵をダウンさせたときに◯◯という特性は★3のガープも所持しています)。
1%の復活した防御シールドは(敵によろけ無効が発動していない限り)よろけを与えますし、何よりガープ自身が体力50%未満になりよろけるようになっても、一度だけシールドが身代わりになる事で実質的に防いでくれます。
つまり劣勢時にもガープが巻き返せる逆転の武器としても機能しているわけです。
となれば新しいクザンはガープの防御シールドを何らかの形で無力化する攻撃手段を有している事が対策するためには必要となります。
今のところ防御シールドを貫通する攻撃手段は登場していませんが、ウタ対策も兼ねてダイレクトに敵の体力を削る攻撃がクザンにできるとしたら、タイマンではかなり有利に戦えると思われます。
また、ガープは耐久力にやや難があるため、既にルッチには多少やられやすい傾向があります。
なのでクザンもルッチと同様に防御力無視の攻撃手段を持つ事になればガープにとって苦しい対面になるはずです。
状態異常環境の再来か?
防御シールドを無力化するという事はガープに状態異常が付与できるようになるという事です。
クザンといえば昔から凍結状態を付与する特性が盛りだくさんのキャラですが、基本的には攻撃された時に凍結状態を付与します。
新しいクザンも同様の特性はほぼ確実に備わっているでしょう。
逆に言えばガープ側も原作にてクザンのアイスBALLをあっさり砕いている事から、「クザンを殴り凍結になりつつも80%の状態異常短縮ですぐ復活して反撃するガープ」という展開は、原作を再現している意味でもしっくりくる流れです。
ダウン無効化によるシールド対策
この状況を再現(?)するためにもクザンはガープの防御シールドを貫通するだけではなく壊す(復活させない)必要があるため、例えば一定条件下でダウンしない特性が備わる可能性があります。
ちなみに「よろけ、ダウン、ふっとばし、状態異常」はKOに並び敵を妨害する有力手段ですが、最近の環境キャラはダウン耐性がない場合が多いです。
黒ロジャーくらいまでは、ふっとばしに弱いがダウンはしないキャラが多く、ふっとばしが妨害手段として流行るようになると今度は「ふっとばずダウンになる」キャラがDFだけでなくGTにすら現れてきました(ウタやブルーノなど)。
最近のイベントメダルの固有特性にもこのダウンが頻発する環境を逆手に取った類が増えていますから、ここに来てダウン耐性を持つ環境キャラが出て流れを切り替える意図を運営が持っていても不思議ではありません。
クザンがダウンしなければ、単純にガープとしてはシールド復活の手段が敵をKOするしかなくなります。
トドメの根性特性
そしてクザンが赤ヤマトのように根性特性を引っさげた場合、ガープは完全にシールド復活の手段を失い、なおかつタイマンでキルする手段も絶たれてしまいます。
ガープのキャラ解説記事でも書きましたが、ATという役職である以上、ガープにとって致命的なのは自分を倒せるキャラよりも自分に倒せないキャラが登場する事です。
つまり味方の裏取り対処や奪取を援護しにくくなるため、殴り合えはするが決して倒せないクザンが環境に流行りだしたタイミングでガープの需要は急速に低下すると考えられます。
クザンの役職は?
ガープは現環境ではどちらかといえばDF対処よりGT対処の場面で輝くキャラです。
これは現環境に強力なGTが多い事も関係していますが、より本質的にはATという役職の性能としても理にかなうプレイスタイルでしょう。
というのもATはDFを倒して旗を抜く事は味方なしにできませんが、GTを倒して旗を守る事は味方なしでも不可能ではないからです。
そうなるとユーザーの購買意欲を刺激しやすいのは過去GTをことごとく狩るガープから(更にはヤマトとは異なりスネークからも)難なく奪取できるGTとしてのクザンなのではないでしょうか。
(ただしこの想定に従えばGTの根性特性を無効化できるコビーはクザンにとって厄介な相手になりますからDFとして出てくる可能性も十分にあります)
ハチノスを攻めに来たガープ達から島を防衛したクザンは原作目線ではDFらしさが強いですが、既にキッドからエルバフを守ったシャンクスがGTとして登場しているため、この手の連想はあまりあてになりません。
同じく根性特性を有しているものの凍結以外の行動不能系状態異常に耐性がないヤマトはスネークからお宝を奪取するのに時間がかかる弱みがあります。
そこでクザンは凍結や凍傷を含む状態異常全般を無効化できるようになるのではないでしょうか。
スネークから容易に奪取できる現状の筆頭GTはウタとブルーノですが、ウタは自前のかぼちゃと防御シールドが破れた場合、ブルーノはエリア外からの攻撃をくらった場合、まだスネークにも付け入る隙があります。
覇気状態中のシャンクスは一度旗を握るとKO以外に剥がす術がありませんが、クザンはそれを超えて現環境DFが何をしても奪取を妨害できなくなる悪夢の状況が生まれるかもしれません(その代わり敵無視奪取は持たないという塩梅に?)。
少なくともクザンがGTとして出てくるなら、現環境GTの上位互換となるためガープにやられにくくスネークから奪取しやすいという2点は必ず両立してくると思われます。
ちなみに属性は上記のガープ、スネーク対策を両立させる観点から緑属性となる可能性が最も高くなります。
完全無欠の超フェスとはならない?
前述の通り、もしコビーがクザンに刺さるようになるのであれば、それはそれで運営やユーザーの懸念するATの存在価値低下の問題を改善する一助になるため、バトル環境全体のバランス調整としてはむしろ好ましい事でもあります。
ガープが登場当初からヤマトを絶対にKOできないという明確な弱点を持っていた事からも、環境破壊を防止する意図から今後の超フェスは既存キャラに対して完全無欠の存在として君臨するパターンは起こりにくくなるのではないでしょうか。