【ONE PIECEバウンティラッシュ】四皇黒ひげが登場したらどう戦うべきか
以前の記事でも触れましたが、5.5周年直前の現環境（ジャブラ、ブルーノ登場後）では最強キャラランキング上位に食い込むキャラが軒並みエリア依存の特性持ちです。エリア内なら自陣敵陣関係なくよろけず、ふっとばず、状態異常無効となるセラフィムスネークがその代表例ですね。
スネークから旗を抜くための対抗馬としてブルーノが出てきましたが、こんな、いつまでもエリア内なら無敵となるキャラを出し続けてもインフレにキリがなく、何より運営目線で考えた場合、新キャラ特性を考えるネタが尽きる恐れすらあります。そこで今現在ほぼ唯一対策されていない「引き寄せ」の攻撃が主軸となる新キャラが出たら環境はどう変わるのか、その新環境で過去キャラはどう戦うべきかを考えてみました。既に引き寄せ手段を持つキャラにトレーボルやカリブーがいますが、ここではやはり新しい超フェス候補の筆頭である四皇黒ひげを想定しておきます。
能力者は基本ワンパンされる
現在実装済みの七武海黒ひげはキャラタイプ「能力者」の敵に攻撃すると与ダメ30%UPします。更にスキル「闇水」で攻撃すると200%もUPします。
四皇黒ひげもこの能力者キラーの性能を大幅に強化して出てくることでしょう。そうなると、既存の能力者キャラは耐久面では紙ペラ同然の即死環境に置かれる可能性が高いです。そして黒ひげが必然的に付与してくるであろう闇状態は、回避不能になる状態異常なので、この攻撃をかわすには無敵スキルを使い打ち消すしかありません。ただ、四皇黒ひげは七武海黒ひげの上位互換として、スキルだけでなく通常攻撃でこの種のヤミヤミ攻撃をしかける可能性が高いため、繰り返しこれを出されたら、無敵スキルがどれだけあろうと結局はジリ貧になるかと思われます。
過去キャラが対抗できる手段としては、やはり回避不能となる闇状態そのものを無効化することに尽きます。その場合大切なのは、エリア依存ではない状態異常無効化の特性を有している事です。例えばニカやローのような体力依存の状態異常無効化持ちは黒ひげに削られるまではある程度攻撃をいなすことが可能となるでしょう。
なぜエリア依存ではない状態異常無効化が大事なのか。それは、七武海黒ひげのスキルを見ればわかるように、闇状態を付与できなくとも相手を引き寄せること自体は可能だからです。つまり、一度エリア外に出されたら闇状態を無効化できなくなるわけです。最初の一撃を無効化できても繰り返しやられたらいつかは闇状態になり無敵スキルも使わされ回避不可能になるでしょう。また、そもそも黒ひげの攻撃にスキル遅延の効果がある場合、無敵スキルを使えなくなる恐れすらあります。こうなれば、例えばブルーノのようにエリア依存以外にもスキル発動中に状態異常無効化を持つキャラが逃げる手段を一つ奪われることになりますね。
体力依存の状態異常無効化キャラも油断はできません。仮に四皇黒ひげがロジャーのように50%かそれ以上の割合ダメージを与えられるなら、あっという間に状態異常無効化を剥がされてしまいます。
非能力者キャラにもヤミヤミの能力が刺さる？
黒ひげは原作でもゲームでも能力者キラーなので非能力者であるシャンクス、ゾロ、ロジャーなどが四皇黒ひげにも比較的強く出れるのではないかと思われます。運営もこの点は理解しているはずなので、無策のまま実装することはないでしょう。非能力者にも強く出れるようにするといっても「非能力者」なんてキャラタイプは存在しませんので、恐らく闇状態か振動状態を付与した相手への与ダメ増加や体力回復などの恩恵が生まれるようになるものと考えられます。
そうなると非能力者の状態異常無効化の特性をなるべく早く剥がせる性能が四皇黒ひげにはほしいところです。
例えばシャンクスの覇気状態はパラメーター増加中であれば解除できるキャラが複数います。最も無難なのは黒ひげにもこの特性をつけることですが、もしかすると「パラメーター増加中」という条件を外してしまう可能性もありますね。とはいえシャンクスは攻撃力を上昇させることが最大の強みなので、覇気状態の解除だけであれば、ある程度黒ひげとも戦うことは可能だと思われます。あるいは、おりんのように「自身の付与する状態異常が無効化されたとき」に解除する特性の方がわかりやすいかもしれません。
次にゾロですが、エッグゾロは覇気状態の時や敵陣で味方なしの時に行動不能系の状態異常が無効化できます。つまり、振動状態は無効化できても闇状態は無効化できないです。ゾロは黒ひげが出たら苦しくなることが容易に予想できます。
ロジャーも敵陣なら行動不能系に限り状態異常無効化なので闇状態への耐性はありません。また、体力依存で状態異常全般を無効化できますが、条件が97%以上とハードル高めで黒ひげに基礎的な火力があればわりかしすぐに剥がせそうです。何より前述の通り闇状態は無効化されても引き寄せ自体は可能なので、ロジャーのエリア内被ダメ減少特性も無力化できます。唯一要注意なのが「体力20%以上の攻撃を受けたら30%体力回復する」特性でしょうか。これがあることでロジャーはワンパンされにくい厄介なGTと化しているわけですが、四皇黒ひげがこの特性をメタれず高火力のキャラとして出てきた場合、ロジャーは引き続き裏取りGTとして重宝される可能性が高いです。これをメタるには文字通りワンパンするのではなく、多段で一撃は軽くとも確実に体力を削るスタイルが刺さりそうですね。
四皇黒ひげが出たら環境はどう変わるか
仮想四皇黒ひげが出た場合、環境はどう変わるのでしょうか。黒ひげがどんな属性とスタイルで登場するかにもよりますが、現在のロジャー、セラフィム環境を考慮すれば両者を同時にメタれる緑or白のATが一番自然です。あるいは覚醒ルッチがこの枠に来るかもしれませんが、一応黒ひげがATで来ると仮定しましょう（2つの能力を持つ特徴を反映して、白黒の属性変化、そしてスタイルチェンジができる可能性もあります）。
自分がGTやDFの場合、エリア外に引き寄せる黒ひげはエリアを奪いエリアを守る自分の仕事を妨害する厄介なキャラとして立ちふさがります。GTなら奪取中でもヤミヤミで吸い込まれて振動状態を付与されたら倒されてしまうか、ワンパンは免れてもなかなかエリア内へ逃げ切れないはずです。DFは自陣で有利になる特性持ちが多いので、外に出されたら一気に弱体化して倒されてしまうかもしれません。そして自陣のゲージを回復する最も大切な仕事を妨害されます。
黒ひげに対抗するには、「黒ひげをその場で倒してしまう」だけの火力を持つか、「その場から離脱できる」だけの機動力を持つかの二択になりそうです。前者ならニカやキドロのような防御無視、ダメージ減少無視のスキルを持っていれば、ある程度黒ひげとも渡り合えるかもしれません。そうなると既存のDFやGTはATのような立ち回りを強いられるため、そこまでの火力を持たない、DFらしいDFやGTらしいGTは試合に貢献できず黒ひげにキルされる苦しい環境になりそうです。ただ、後者のように黒ひげからすぐに逃げられる機動力を持つセラフィムやエッグルフィのようなキャラなら極力黒ひげ対面を避けることで生き残る確率をUPできそうです。とはいえ試合が黒ひげだらけになれば、逃げようがないため他の高火力キャラのヘルプを期待するしかありません。
自分がATであれば、黒ひげをワンパンできる役割が大切になります。その場から消すことで少しでも味方のDFやGTが仕事をできる状況を生み出すことが今まで以上に求められるでしょう。閻魔ゾロのような万能ではあるが敵を瞬殺できないATは、たとえ非能力者であっても需要は低くなりそうです。シャンクスはパラメーター増加さえ解除されなければある程度強く出れそうですが、高火力を維持できない場合は難しくなるでしょう。エース&ヤマトは振動状態を短縮すればワンパンのチャンスはありますが、いかんせん能力者なので気をつけないと自分がワンパンされる危険と隣合わせになるはずです。
推測だらけの記事となってしまいましたが、この辺りで終わりにします。四皇黒ひげに対抗するといっても基本的に新キャラは過去キャラを性能面で凌駕するので、黒ひげが対面有利になることは前提になるかと思います。ただ、せっかく育てたキャラで少しでもゲームを楽しむために、今まで書いてきたことが今後の立ち回りを考えるヒントになれば幸いです。