カンボジアの治安について話したい
こんにちは。カンボジアで生活していると必ず友達から治安どうなの?と聞かれる旅する太陽です。
友達の中でもカンボジアのイメージが全くつかない子がとても多いんです。
「まだ戦争してる?」
「地雷あるって本当?」
「女の子1人だと危険でしょ?」
とめちゃくちゃよく聞かれます。
今日は私が実際カンボジアにいて感じている治安についてお話します。
首都・プノンペン
私が基本生活しているのは、プノンペンか大学付近です。そのため、そこでのお話しか出来ませんが、結論から言うと、想像以上に安全です。もちろん日本と比べてしまうと、安全性は低いですが、都市内かつ人の多いところであれば夜1人で出歩くこともあります。夜ごはんを食べに行ったり、買い物に行ったり、ただ、人通りの少ないところや都市から離れてしまうところでの夜の1人歩きは何が起こるかわからないのでやめましょう。
プノンペンでは特に、日本人が珍しいせいかよく話しかけられます。いちいち相手をしていると変な客引きに捕まったりするので気をつけましょう。
よく友達が危険視をしている、地雷や戦争は私の住んでいる地域では見かけません。ただ、今でもベトナム戦争や東西冷戦の影響があるとは言われています。そのため、ベトナム付近やタイ付近の地域は不発弾や地雷原が多くあるそうです。そこで生活する人もあり、近年その被害者は減ってきているもののまだまだ、全て除去とはいかないようです。
つけ狙われる可能性
多分、カンボジアに限ったことではありませんが、東南アジアのような発展途上国では特に男性から女性に対しての興味が強いな、と感じます。強いて言えば、恋愛に慣れていない人が多い印象です。日本人女性は優しいという印象を持たれていることが多いので、そこを付け狙ってきたり、好奇な目で見てくる人は一定数います。
しつこい相手にも、優しく対応しようとしてしまうところは日本人の悪い癖とも良い癖とも言えます。
しっかりと「NO」と言えないと、手を出そうとしてきたり、襲われそうになったりします。ごくごく稀だとは思いますが。
必ず「NO」と言える勇気を持ちましょう。
曖昧な返事は海外では通用しません。嫌なことは嫌、優しさなんていりません。
スリや盗難注意
こちら、本当によくあります。
カンボジアに限ったことではありませんが、バイクがたくさん走っている地域はよくあります。実際、知り合いも携帯を触っていたら、バイクを二人乗りしている若い男女が近づいてきて後ろに乗っている人に一瞬で取られてしまったそうです。
地元の子達でも、バイクに乗るときはすごく気をつけています。
バイクで二人乗りする際も、カバンは絶対前にして、と言われます。カバンが後ろにあると信号待ちしている間に取られてしまうかもしれない、とのこと。
また、有名店以外のマッサージ店ではマッサージの最中に店員にお金や貴重品が盗まれてしまうそうです。信用できないから行かない、と言われました笑
トゥクトゥクに乗っている時も、カバンは真ん中に置いたほうがいい、とドライバーさんに言われたこともあります。少し座席の幅が広い分観光客は油断してしまうんだとか。あっという間に走行中に盗られてしまうかも!?
日本と比べると、遭遇する可能性は多々あります。
そのため、貴重品は必ず自分の目につくところに入れておくこと、携帯は紐などをつけて首からぶら下げておくのがいいでしょう。
日本と同じ感覚でいるのは絶対にやめましょう。
健康被害
私は、戦争やスリとかよりも健康被害の方がカンボジアに行く際に心配してました。
衛生面で言えば、絶対に日本より汚いのが事実です。実際、カンボジアの少女が鳥インフルエンザにかかって死亡した事例や、狂犬病などの事例もあります。
実際そこらじゅうに野良犬が生息しています。彼らは餌を求めて、かは分かりませんが、近くを通ると近づいてきます。そこで噛まれてしまったら、最悪の場合、狂犬病に感染し、死にいたります。
また、飼い犬であろうと、予防注射を必ず打っているとは限りません。安易に触らないようにしましょう。
また、狂犬病と言われていますが、猫や他の動物からの感染も多いにあります。可愛い動物が自分に近づいてきても触るのは危険です。
もし、何かに噛まれた際はすぐに病院に駆け込むことが大切です。
屋台で売られている、得体の知れないものは食べないこと。
水道水は飲まないこと。
など、生活の中で、健康被害につながる原因は多くあるので日本にいる時のような感覚で過ごさないことをお勧めします。
私も、これだけ気をつけていても食中毒になり、3ヶ月ほど点滴生活をしました。最悪大事には至りませんでしたが、めちゃくちゃ辛かったので、みくびらないようにしましょう。
まとめ
結論から言えば、観光地や首都内は比較的安全です。地雷は今でも埋まっているとは言われていますが、その被害は年々減っている上に、都市部にはありません。
面白半分で、都市から離れた地域に行かない限り、その危険は十分に低いと言えます。
ただ、カンボジアの生活の中で気をつけてほしいのは、盗難や健康被害です。そちらの方が身近で気をつけるべきことだと思います。
貴重品は常に目に付くところに置くこと
屋台で売られている得体の知れないものは食べないこと
カンボジアに住む動物には安易に触らないこと
嫌なことは嫌と言える勇気を持つこと
日本に比べてしまうと、安全性はとても低いです。いわゆるニュースになるような犯罪は日常的にはありませんが、スリや盗難、健康被害などはよく起こります。
日本の当たり前を捨てて旅行を楽しんでください!
それではまた〜