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「復学支援プロジェクト始動」
このプロジェクトにかける想い
2年前にカンボジア農村部の小さな小学校を訪問した時、スコールの影響で屋根や窓が崩壊しているのを目にし、学校に行きたくても行けない子どもがいることを知り大きな衝撃を受けました。
スコールの影響で学び舎が崩壊
どうして学校に行きたくていけない子どもが世界にはいるのだろうか?
その時から、私は生まれた国や地域が異なるだけで生じる「格差」をなくしたいと強く思うようになりました。
「カンボジア経済成長率7%」「平均年齢24歳」と聞くと、カンボジアはものすごい勢いで発展しているから、カンボジアに支援は必要ないという人がいますが、その恩恵を受けているのは、都心部に住む一部の富裕層だけで、農村部に行くと学校に行きたくても行けない「中高生」がたくさんいるのが現状です。
上記のデータは2017年のカンボジアの純就学率です。
※純就学率とは、ある学年に在籍すべき年齢の人口に対する、その学年に在学すべき年齢の生徒数の割合。
つまり、進むべき年齢でどの程度の割合の人が学校に通えているのかを表したもの。
在学すべき年齢で中学校に通えている人は義務教育にも関わらず約2人に1人です。
また、高校の場合は約10人に1人です。
そんな彼らの家を訪問し、中退した理由を聞くと、多くの場合は「学校に行きたいけど、働き手がいないから中退した」と言います。
勉強したくても、できない子どもたちがまだまだカンボジアには多くいます。
そんな状況を変えたいと思い、中退した中高生の溢れる可能性を広げるための「復学支援プロジェクト」を始動させました。
来月9月から復学支援プロジェクトにかかる費用を集めるべく、クラウドファンディングに挑戦します。
1人目の住み込みスタッフの紹介
ソリ(15)
小学校6年生で学校を退学した彼は、文字の読み書きができません。
学校を退学した理由を尋ねると、「文字の読み書きができないため授業についていけなくなった」と言っていました。
母子家庭で、5人兄弟。家族6人で暮らしています。
兄弟たちも家の手伝いなどで、学校に行けていない日が多くあります。
また、カンボジアでは休み時間になると、学校にある売店でジュースやお菓子を買う習慣があるのですが、「家が貧しくて毎回買うお金が無く、友達と比べて自分が惨めに思えて嫌だった。」と教えてくれました。
そんな彼も今では私たちと同じ屋根の下で生活をし、復学に向けて勉強も遊びも一生懸命頑張っています!
みなさんにお願いがあります!
クラウドファンディングは「資金調達」「支援の輪を広げる」ための1つの手段であり、その先に成し遂げたいことがあります。
私が書いた「クラファンの本当の価値」という記事を社会貢献Webメディア『きふる』に取り上げて頂きました。
ここに私のクラウドファンディングに対する考え方、想いについて書いているので是非読んでみてください。
「寄付」はできなくても、SNSで「拡散すること」は誰でもできます。
SNSで「拡散すること」はできなくても、「家族や友達に聞いた話を伝えること」はできます。
最後まで全力で駆け抜けますので、みなさんのできる形で、応援・協力の程よろしくお願い致します!!
自己紹介
1997年生まれ。大阪府出身の22歳。立命館大学4年次休学中。
2017年8月カンボジア農村部の小学校を訪問し、学校に行けない子供達がいて大きな衝撃を受ける。
2018年1月クラウドファンディングで42万5000円の資金調達をし、日本語ボランティアスクールを建設。約30人の子どもに日本語教育の機会を提供。
しかし思わぬトラブルが続き、運営できていない現状が続いております。
カンボジア人によるカンボジアの支援のあり方を学ぶべく、2019年6月から半年間「NGO CBB」にてインターンしています。
#想い #挑戦 国際協力 #カンボジア