海外でひったくりに遭った場合。
先日、カンボジアの首都プノンペンでひったくりに遭いました。
今回はその時にとった行動・対策について書きました。
1.はじめに
先日、後ろからすごい勢いでバイクに乗った2人組にバッグをひったくられました。
最初何が起きたのかわからなくて、しばらく状況を把握することができませんでした。
今回の事件は完全に自分の気の緩みが原因です。
道路側を歩きながら、バッグを脇に挟んで歩いていました。
→絶対と言っていいほど狙われます。
海外に慣れてるから大丈夫と思っている時が1番危険です。
大きな被害に遭わないためにも、この記事を参考にしていだけると幸いです。
2. 大きな被害に巻き込まれないための心得
1.絶対に追いかけたり、抵抗してはいけない。
→犯人がナイフや銃を持っている危険性が潜んでおり、命を落とす可能性があるからです。
過去にも多くの人々が事件に巻き込まれ抵抗した結果、命を落としています。
2.外出の際は手ぶらかリュックサックにしましょう。
→ハンドバッグや肩掛けバッグは狙われる確率が高くなります。
ハンドバッグや肩掛けバッグを持ち歩く場合は道路側ではなく、歩道側で荷物を持つようにしましょう。
3.まずするべきこと
1. クレジットカードが盗難に遭った場合
→警察に行きたいところですが、まずクレジットカード会社に連絡をして無効処理の手続きをしましょう。
カードが不正使用される可能性があります。
2. 近くの警察署or交番へ行く
→近くの警察署へ行き被害届けを出しましょう。
このとき大切なことは、いつ・どこで・どのように被害に遭ったのかを警察官に伝えましょう。
※しかし、国や地域によっては警察官が協力的ではありません。
状況に応じて賄賂を払う必要があります。
3. カンボジア日本国大使館へ行く
→私の場合は財布・携帯・パスポートをひったくられたので、在カンボジア日本国大使館でパスポートの再発行手続きをする必要がありました。
<新規パスポートを希望する場合の提出書類>
1.ポリス・レポート
2.顔写真2枚(45mm×35mm)
3.紛失一般旅券等届出書(大使館で貰える)
4.一般旅券発給申請書(大使館で貰える)
5.戸籍謄本原本(3か月以内に発給されたもの)
6.発給手数料
10年旅券・・・595,000リエル 日本円で約16000円
5年旅券・・・405,000リエル 日本円で約10900円
5年旅券・・・220,000リエル(12歳未満) 日本円で約5900円
※パスポート/渡航書発給手数料はドルではなくリエルで支払う必要があります。
ちなみに大使館では換金することができないため、予め換金をしておきましょう。
<補足>
多くの旅行者は戸籍謄本原本を持っていないので、その場合は日本から送ってもらう必要があります。
なので、海外へ行く際には日本から戸籍謄本原本を持参するとスムーズに手続きができるかと思います。
2-3日後に無事、日本大使館で新しいパスポートを受け取りました。
その後は、EXIT VISAを発行してもらうために入国管理局へ。
入り口入ってすぐ左手にEXIT VISA、VISA EXTENSIONと書いてある扉へ進みましょう。
職員から一枚の紙を渡されるので、パスポート番号、住所、滞在目的などを記入しましょう。
記入した紙と同時に証明写真1枚と30$を渡すと、受け取り時間が伝えられます。(一律30ドルで賄賂を払う必要はありません。)
僕の場合は翌日発行でした。
無事パスポートを受け取りましたが
EXIT VISAは1週間以内に出国する必要性があるため
バスでベトナムへ日帰りで行ってきました。
プノンペンから国境までだったので8ドルでした。
カンボジア出国→ベトナム入国→ベトナム出国→カンボジア入国
中々タフでした(泣)
4.まとめ
1.リュックサックがベストですが、
バッグの場合は道路側ではなく、歩道側で持ちましょう。
2.警察に行く前にカード会社に連絡して、カードを止めてもらいましょう。
3.パスポート再発行には戸籍謄本が必要
→パスポートを取られないことがベストですが、万が一に備えておくことが必要だと思います。
いかがでしたか?
この記事を参考にしていただき、被害者が少しでも減ることを祈ってます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!