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コーチングに対する不安への向き合い方

最近、コーチングを受けたり、友達にコーチングしたりしています。

その中で気づいたのは、コーチングを受ける側の人は何らかの不安を抱えながら、それでもコーチングを受けようとしてくれているということです。

コーチングを受ける側として、そしてコーチングをする側として、そんな不安とどう向き合ったら良いのか、考えてみました。

「答えがもらえない不安」

友達をコーチングさせてもらった時に、「答えを教えて」と言われたことがあります。

コーチングは、「答えは常に相手の中にある」という考え方のもと行われます。相手にアドバイスを与えることはしません。「こうした方がよいですよ」と提案することもしません。

今の不安定な状態を抜け出したい、とコーチングを受けている人もいるので、そこで明確な答えをもらえないと不安に思う人もいるのではと思います。

「解決するかわからない不安」

これは、私が受ける側として臨んだコーチング初回の最初に感じた不安でした。

私がコーチングで話したかったテーマは、振り返れば高校2年生の頃から持ち続けていて、自分なりに色々とアクションを起こしているものの納得できる答えが見つかっていないものでした。

「これだけ長い期間をかけてもまだ悩んでいるんだから、コーチングをやっても解決しないんじゃないだろうか」

コーチング初回の最初は、そんな不安がありました。

コーチングを受ける側が、そんな不安に対してできること

重ねてになりますが、コーチングは、「答えは常に相手の中にある」という考え方のもと行われます。

コーチは答えを出すことはしませんが、その代わりに質問を投げかけます。

「その目標を達成したい理由はなんですか?」「その目標を達成したら、どんないいことが起きそうですか?」

質問を通して相手の気づきを促し、悩みや目標達成へのアプローチに関して、その人なりの答えを見つけるお手伝いをします。

自分を信じてくれているコーチを信じること、それも大切ですが、コーチは人生の伴走者なので、コーチング中の感情や不安も共有してみるのも良いのではないかなと思います。

コーチが、相手の不安に対してできること

コーチングの練習をさせてもらっている中で、私は相手の悩みや目標達成の障壁がどこにあるのか、それを見つけることばかり意識していました。

でも、コーチングを教えてくださっている茂木コーチの、

「行き先が見えない中で進んだり質問に答えたりするのは、相手にとっても結構な負担になってしまうんだよね」

という言葉にハッとしました。

私は、相手の悩みを機械的に構造化することばかりに重点を置いていて、その人の感情にはあまり目を向けられていなかったことに気づいたからです。

第三者としてその人の悩みを整理することはもちろん大事な役割ですが、その人の悩みに対する感情やコーチング中の感情にも寄り添えるようなコーチになりたいなと思いました。

まだまだコーチへの道のりは長そうですが、私なりのコーチングを目指して一歩づつ、進んでいきたいです。

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