ライター業を軸にヘッドハンター業との関係性を考えてみる
タイトルはいずれも今の自分の職業になるのですが、この2つは関係性があるのかないのか。そんなことについて書いてみたいと思います。
まず前提として、僕はヘッドハンターとしての経験がライティングにも活かせるのでは?と思ってライター業を始めたわけではありません。
ライター業を始めたきっかけは、ただ単に書くことが好きだったから・それを仕事にしてみたいと思ったから、です。
そうはいっても、ヘッドハンターの仕事がライティングに活きることは多々あります。クライアントである企業からお預かりした案件(採用したいポジション)を候補者となる方に知ってもらうために、興味を持ってもらうためにスカウト文章を作成するのですが、この件名や本文の作成にはかなり力を入れます。
これってもちろん嘘や誇張した内容を書くことはありませんが、いかに魅力的な文章に作成するかを当然考えるわけでして。この経験で、ライターとしてLP作成やセールスレター作成の依頼をいただいたこともあります。
また、ヘッドハンターとして、企業経営者の方や役員の方々と打ち合わせをすることはありがたいことに頻繁にあります。この経験は、ライター業においてインタビューの仕事に非常に役立ちます。事前のリサーチ力や質問力というものが、ヘッドハンターの仕事の中で自然と鍛えられているようです。
そして、ヘッドハンターの仕事は言ってしまえば個人プレーです。つまり時間の融通が利きます。成果をしっかり出していれば、あとは比較的自由なんです。時間をしっかりつくって、ライター業に工数を確保することが可能です。
今では本格的に専業ライターとして自分のキャリアをつくっていこうか、とも考えるくらいになりました。ただ、現職ヘッドハンターとしての経験をみてお声がけくださる方もおられるわけで、この看板が外れたときに果たして自分はどうなるのだろうか?とも考えます。
結論、ヘッドハンターという仕事をしているおかげで今のライターとしての時間があるのだなと強く思います。僕にとっては非常に関係性が深いもののようです。では、専業ライターとして生きていくとしたら、僕はどういった方向性をみつめるべきなのでしょうか?こればかりはなかなか答えが出ません。
寝る前、走っているとき、シャワーを浴びているときに考えてみますが、漠然とワクワクしてただ終わるだけです。
夢を見続けることに満足しているような、でも両手いっぱいの砂が指先からすり零れていくような、手応えのない幸せで時間が過ぎていくわけですね。
決断して踏み出せるかどうか、ということなのでしょう。キャリアに正解も不正解もないので本当に難しいところです。