ライターを始めた当初
お仕事のご依頼・ご相談については以下リンクよりお受けしております。
https://forms.gle/UWXA6FCiqHaMStKY7
以前、以下の記事でライターとしての簡単な自己紹介をさせていただきました。
なぜ始めたのか、やってみてどうなのか、何が得意なのか、について書かせていただきましたので、もしよければご覧くださいませ。
今回は、一番最初に報酬をもらった案件について書かせていただきます。
始めた当初
ランサーズに登録して、僕のライター人生が始まりました。
未経験可の初心者向け案件に対していくつか提案しようと思うんですが、全く提案内容が思いつかない。
お客さんが僕を選ぶ理由が、僕自身全くわからないんですね。
「どうしたもんかな」となかなか悩みました。
そこでこれまでの経験をざっと紙に書いて棚卸ししてみました。
その中で『書くこと』に関わるものってどんなものがあったかなと整理してみると、なんとか以下を絞り出すことができました。
・職業柄、いわゆるラブレターのようなスカウト文というものを作成するので、これもひとつ
・小説を書いていて、とある新人賞で最終候補にまで残ったことがあったのでこれもひとつ
これを加えて、なんとか拙い提案文を作成し、とにかく文章書くのが好きでやる気はあるのでお願いします、というアプローチをしていました。
初めてのお客さん
すると、あるお客さんが提案を受け入れてくれまして。
「テストライティング500円でよければまずお願いしてみたい」とのメッセージをいただきました。
心臓がすごくドキドキしたのを覚えています。
自分から提案しておきながら、いざそれが現実味を帯びてくるとなんとも恐ろしい気持ちになりまして。
でも「せっかく機会をいただけたのだから」と受諾、早速取り掛かることになりました。
マニュアルやフォーマットをお渡しいただき、それらに目を通す。
恥ずかしながらH2, H3のようなものすらまったくわからないど素人だったので、絶望しました。
「マニュアルに書いてることが難しい…」
Googleで調べれば大抵のことはわかるんですが、初見だとかなりビビっちゃいました。
なんていう仕事に手を出してしまったんだと。
前提ルールを理解し、そこからまずは構成案を作りました。
と、その前に、キーワードに関する自分の知識が浅かったので、とにかくネットや書店で勉強。
そこまで時間はかけられないので、近くの本屋さんでいくつか本を買い、ASAPでインプット。
新しい知識が獲得できる瞬間というのは気持ちが良いですよね、なんて呑気なことも言っていられず。
そしてようやく構成案をつくります。
・指定されたキーワードを検索する人たちは、どういうニーズを持っているのか?
・検索上位にある記事はどういう構成なのか?
マニュアル記載の様々なツールや、Google検索を通じて上記2点を外さないようにフル回転で作成。
いくつか赤ペンを入れていただき、構成案は無事に完了。
確か2日間くらいお時間をいただいた記憶があります。
そこからいざ執筆になるのですが、ここからは非常に楽しかった記憶があります。
文章を書いていく中で「もっと分かりやすい表現はないか?」と、どんどんのめり込んでいきまして。
気がつけば朝方なんていうことを学生の時以来経験しました。
『読み手が納得できる読みやすい文章』
『これだと思う文章』
が書けた時の爽快感は、真夏に運動した後に飲むポカリスエット以上のものでした。
初めての報酬
テストライティングの結果、継続案件をいただくことになり、お約束していた500円をいただきました。
この500円はこれまで僕が稼いだどのお金よりも価値ある500円のように思えました。
『自分が書いた文章に対して対価を支払っていただいた』
この感覚は忘れることができません。すごく興奮しました。
このようにして僕のライター人生が始まりました。
初めての案件でお世話になったお客さんが大変親切で丁寧な方だったこと、執筆した記事に対ししっかりとフィードバックをくださる方だったので、すごく助かりました。
僕にとってのライターとしての一歩は、このお客さんにすごく支えていただいたものでした。
そして、継続で案件をいただけることになった時は妻とささやかながらパーティをしました。
こうして僕はどんどんライティングの魅力に取り憑かれていくことになるのです。この後についてはまた別記事でお話しさせていただきます。
ご覧いただきありがとうございました!