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JREAST ALUMNI

同じ会社で汗をかいた仲間が途中で転職しても、御縁を大切にして、仲間の転職先と連携してビジネスをする。これは、海外企業や、日本でもコンサルティング業界などでは当たり前のことなのですが、日本の伝統的なインフラ企業で働く人々からすれば、周囲の目に障る可能性もあり、ナイーブな話題なのかもしれません。
今回は、かつて私と一緒にJR東日本に入社し、途中で全く違う業界に転職した仲間と、JR東日本からCalTaを起業した私が、連携してビジネスに取り組んでいるお話です。

CalTaは、鉄道をはじめとする様々なインフラ業界のDX実現をサポートするスタートアップですが、対象となる業種が広いこともあり、転職した仲間と(メンバーによっては、CalTaに転職する前の仲間と)偶然にも再会する機会が結構あります。例えば、展示会での営業でばったり出会う、ピッチイベントをたまたま見てもらった、などです。この手のイベントは、会場で連絡先が交換されることを前提に成り立っていますから、お互い話しやすい状況にあることも、再会の後押しをしてくれます。出会う中には、直接仕事をした人だけでなく、昔一緒に入社後の研修等で学んだ同期もいれば、(私の場合)趣味である水泳の大会に出て懇親していた仲間もいます。そんな皆さんと、イベント等での再会をきっかけに、真剣にドローンやTRANCITYの活用について意見を交わす関係になることが、最近多くなってきました。
不思議なもので、まさかこんな風にビジネスをご一緒すると思ってもいませんでした・・・それってお互い様なんでしょうけど、人生って何が起きるか分からないものだ、と改めて思う次第です。
しかし、あくまで個人の繋がりですから、事業が成立しても展示会等のパイプラインとして整理されるだけですし、当然のことながら将来的にも、偶然の再会を見据えた事業計画を作ることはありません。しかし、実際のスタートアップ企業は、こうした出会いがトップライン飛躍の礎になっているのでは、と思っています。(それゆえ、私は蓋然性という言葉で出来上がるロジックや数字を、あまり信じておりません・・・)
ということで、今回は、JR東日本から転職し、様々な業界で活躍されている皆さんとの写真を掲載したいと思います。まずは、転職して再生可能エネルギー発電事業に取り組んでいる、Kさんとの打ち合わせ風景を掲載します。陸上風力のインフラ整備の課題解決に向けて、一緒に勉強中です!

右側奥から三人目がKさんです。
私が入社した時の、同じ建設部門の同期です!

次に、事業というより管理業務での連携ですが、そんなところでもアルムナイです。CalTaの法律相談に乗って頂いている、弁護士のUさんとの懇親会の写真です。(法律相談の打合せ写真では退屈ですから、飲んでいる写真にしました(笑))
鉄道会社からスタートアップを起業した事例は少なく、法律的なサポートを受けるところも整備されていません。鉄道業界を知り、私の起業したスタートアップを知って、様々な法律相談や弁護活動を行ってくれる人はいるのか、と悩み行き着いたのは、私のJR東日本時代の同期で途中退職し、現在弁護士として活躍されているUさんでした。

右側でYシャツを着ている方がUさんです。
残りのカジュアルスタイルは、言わずもがな、CalTaメンバーです!

さて、いまの世の中当たり前ですが、大企業においても転職者は相当数います。そんな中、鉄道会社を一度でも志した方は、転職後も鉄道を(変な意味じゃなくて)愛しているのでしょうから、連携しない手はないと思っています。これからも皆さんとの御縁を大切にして、鉄道を愛する仲間、インフラを愛する仲間と一緒にビジネスをし、どのようなインフラ企業であれ業務のお手伝いができれば、この上ない喜びだと思っています。

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