遊戯王マスターデュエル04環境大会で使用したデッキとカードの採用理由
デッキレシピ
各カードの採用理由
メインボード
・3色ガジェット
デッキの根幹を成すカード達
メインボードが9ガジェでなく6ガジェな理由は後述
・異次元の女戦士
04環境を定義する最強の戦闘要員
・異次元の狂獣
B地区バインドをすり抜けられて、リクルーターに気後れしないアタッカー
・黒蠍ー罠はずしのクリフ
B地区バインドをすり抜けられて、メインお触れに抵抗する為のアタッカー
・収縮
クリフとセットで隙を見てお触れを割りに行けるパッケージとして採用
リクルーターや異次元女との対面では使えない為、セットの仕方に注意する必要がある
・落とし穴
ガジェットを使う上で地味に困る、リクルーターのポン出しに対抗できる召喚対応罠
サイクルリバースに対してもイナゴの軍勢に当てる事で、魔法罠カードをセットするという行為を開放することが出来る
サイドボード
・ギガンテス
基本的にガジェット相手にはサイド後に奈落の落とし穴は抜けるので、そこを突いてテンポを取る為に採用
3色ガジェットやガイアパワーと併用する事でゲームが速やかに〆られるので、テンポ重視のプレイと非常に噛み合った
・3色ガジェット
ミラーマッチやロングゲームをする相手に9ガジェに戻す為に採用
・死の4つ星てんとう虫
基本的にガジェット相手にはサイド後に抹殺の使徒やシールドクラッシュは抜けるので、そこを突いて1:1交換以上を取りにくいモンスター相手に逆にアドバンテージを取りに行く為に採用
2本目で敢えて相手に見せておくことで、3本目のサイドチェンジで抹殺の使徒やシールドクラッシュをデッキに戻すかどうかの揺さぶりを相手に掛けることが出来る
・白魔導士ピケル
ロックバーン対策で採用
異次元の境界線と光の護封壁以外のロックカードをすり抜ける上に打点が1200あるので、サイクルリバース相手にもサイドイン出来る
・ガイアパワー
リクルーターや異次元の女戦士が多いデッキ相手に3色ガジェットが打点負けしないようにする為に採用
各カードの”不”採用理由
・抹殺の使徒&シールドクラッシュ
ミラーマッチで完全に腐るので試しに抜いてみた
実際の使用感としてはプレイ判断が若干難しくなるものの、無くてもゲームに支障は無いと感じた
・月の書&エネミーコントローラー
速攻魔法はガジェットが苦手とするリクルーターや異次元の女戦士に対して1:1交換にならない為、クリフと組み合わせてお触れ対策が出来る収縮だけを残して不採用とした
・奈落の落とし穴
落とし穴と比較して有効な点は特殊召喚に対応している点と除外される点だが、そもそも特殊召喚自体1ゲームで3回もされたら多い方で、除外が有効な相手もカオス程度しかなく範囲が狭い為不採用
構築段階の思考
大会のルールが予選BO1スイスドロー3回戦、上位4名が決勝BO3トーナメントという形式の為、予選段階で地雷を踏み抜いて2-1を下回る成績を出す訳にはいかない
その為にロックデッキに対して”詰み”が発生せず、尚且つその他のデッキに対しても一方的に腐るカードを排除したメインボードを組む必要性があった
レベル3モンスターや、魔法罠に触れるカードを複数枚取って初手からマウントを取られる可能性を減らす構築を目指した結果
己の納得する確率を考え、レベル3モンスターは6枚、魔法罠に触れるカードは8枚採用することにした
弊害として、枠の関係で9ガジェを維持することが難しくなったので6ガジェに変更し、テンポを意識したプレイをする必要が出た
B地区バインドはレベル3モンスターで抜けられるので問題は光の護封壁になるが、光の護封壁は神の宣告と併用すると盗賊の七つ道具のライフコストを捻出することが困難になる為、罠カードが一番通りが良いと考えて魔法罠除去カードに罠カードを多く採用した
採用されたレベル3モンスター2種以外に上がった候補としては
・音速ダック
レベル3でデメリット無しアタッカーの最高打点である1700を持つバニラ
・ドルドラ
1度だけ蘇生する場持ちの良い1500打点
・逆ギレパンダ
相手のモンスターの数だけ攻撃力が上がる貫通攻撃持ち
等が上がったが総合的に判断した
終わりに
己の思考を整理する為に乱雑ですが記事を書いてみました
デッキの組み方や考え方、BO3のカードゲームの魅力が少しでも伝わったなら幸いです
今後の予定ですが、大会に出る度にデッキレシピの解説を上げていくと同時に、『2004年当時のプレイヤーには常識だけど、現代のプレイヤーには伝わっていない攻略』を細かく補完できたらいいなと思っております
それでは、駄文にお付き合いいただきありがとうございました
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