黄リー教のスラ練のすごさ
英語学習界隈では話題になっている「黄リー教」を始めて、2か月が経ちました。
黄リー教と聞くと、変な宗教かと思われそうですが、宗教ではなくきちんとした英語学習本です。
正式なタイトルは「基本文法から学ぶ英語リーディング教本」。
ネット上で話題になっていて初めて知り、興味がわいたので手に取ってみました。そうでなければ、書店で見かけただけでは絶対買わなかったです。
この黄リー教、これまでの私の英語学習を根底から覆してくる本だな、と思っています。
その理由はいろいろあるのですが、Lesson10までたどり着いた今の段階で、「この本、すげーな」と思わされたのが、スラ練です。
このスラ練をきちんとやっていると、Lesson1から始めて10まで来たところで、後ろのLessonを振り返ると、書いてある内容がめっちゃ分かる!
初めて読んだときには、なんのこっちゃら、ちんぷんかんぷんで、息も絶え絶え、亀の歩みでどうにかLesson10まで到着したというのに。
スラ練というのは、黄リー教内にある「質問」に、スラスラと口頭で答えられるようになるまで練習すること。
このスラ練がなければ、ただ読み進めているだけなので、もう一度読み返したとしても忘れている項目が多々発生し、「ああ!そうだった」「なんて自分は記憶力が悪いんだ!」と自己嫌悪に陥ること、間違いなしです。
そして思ったのが、このスラ練って、どの勉強にでも使える方法じゃない?ということです。
参考書、教科書を読んだら、読みっぱなしにせず、その内容を理解するまで質問に答え続ける。
なんか、文字にすると至極当たり前のことで恥ずかしいのですが、私はこのスラ練のような勉強を、大人になってからはやっていませんでした。
(学校の勉強の時は、それに近いことはやっていましたよ!)
ただ、本を一通り読む。それでわかった気になっているけど、最初のページに戻ると全部忘れている!!
その知識を「知っている」、と「使える」は大きく違います。
それを、この黄リー教では強制的に「使える」ところまで持っていかされる。
本来、「知っている」を「使える」に持っていくのは読者の役割なのだけど、黄リー教はそこまで丁寧に面倒を見てくれる。
ほかの本を勉強するときには、スラ練のような質問は用意してくれていないので、自分で作らないといけないかもしれないけれど、やり方は真似できますよね。
勉強のやり方ってこうやるのか、ということを、黄リー教から学びました。
黄リー教、とてもおすすめです。