江の島 八坂神社「神幸祭」と 小動神社「天王祭」③
お神輿に誘われ、初めて小動神社へ。
腰越 小動神社
小さく 動く と書いて「こゆるぎ」と読む。
この変わった読み方の由来が、神社の説明書で判明した。
小動神社の奥には、海と江の島を見渡せる展望台がある。
展望台といっても3、4段階段を登ると、石のベンチのある休憩場所のようなスペースが海に面しているだけだけど。
海風に吹かれて気持ちがいい。
この日の空は曇り模様、ヨットがぷかぷか浮いていた。
ゆっくりお参りをしていると、そろそろお神輿が発たれる時間。
小動神社のお神輿は、龍口寺前まで
八坂神社のお神輿を送り届ける
お神輿を、20代の時に担がせていただいたことがあるが、本当に重かった。
お祭りの翌日に膝を痛めてしまっていたことがある。
朝からの祭典で、この時間は疲れもピークだろうに
「時間が押しているので、休憩5分です〜」
というアナウンス。
水筒は空っぽ。喉が渇いて自動販売機を探した。
法被姿の方が、飲み物を買いに来ていたので、
「お先にどうぞ」
と譲ると、法被姿の方が飲み物を奢ってくださった。
遠慮したけれども、ご厚意に感謝し受け取らせていただきました。恐縮です。
その自動販売機、100円玉の釣り切れだったので、そもそも私のお財布では飲み物を買えなかったことも後からわかったのだけれど・・。
江ノ電とお神輿の写真を撮影しようと、段差に登ったら、
「前にどうぞ」
と譲っていただいたこともあった。
ジェントルマンが多くて、心温かくなった。
警備員の方、担ぎ手の方、麦を配っていた方、写真撮らせてくださった方…
一日中祭典で歩いている宮司さんや、掛け声と歌声を響かせているお姉さん、お神輿を載せる「うま」を運ばれている方、お囃子の皆様…
協力してお祭りが守られている様子がとても素敵だった。
これから、地元の方がより多く参加し、お神輿の担ぎ手となり、伝統が存続していきますように⭐️
お神輿が通る場面が多様で、どの場面を切り取っても絵になる、
八坂神社「神幸祭」と小動神社「天王祭」。
いい笑顔と元気な声とお囃子のリズムでワクワクしたし♪
あの場所にいるだけでハッピーな気持ちになれた素敵な祭典でした。
感謝しています♡
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